2020年GⅡ京都記念!クロノジェネシスVSステイフーリッシュ!

スローペース濃厚も仕掛けどころが重要の一戦!

2020年2月16日は、京都競馬場でメインGⅡ

京都記念が行われます。

芝2200m戦。

ここには、昨年ジャパンカップ2着のカレンブーケドール。

そして、秋華賞優勝のクロノジェネシスも参戦。

同世代トップクラスの牝馬が2頭出走という事で

人気を分け合う事は間違いなし。

ただ京都記念は、例年荒れ馬場で行われるレースとあって

人気馬がこける可能性が高い。

また今週末は、雨予報で重馬場想定でのレースとなる事は必至。

そういった状況も踏まえると、ますます上位人気馬が

確実に馬券内を占めるかは分からない状況と言えます。

出走頭数に関しては、10頭で行われる予定。

少頭数だけに能力差がはっきりと出やすいレースとなりそう。

ペースは間違いなくスローペース濃厚ですが

後半から一気に流れが変わりそうな感じがします。

そうなると、鞍上の仕掛けが鍵になります。

それを考えると、今回一番人気想定のカレンブーケドールは

鞍上が津村騎手で、京都コース経験が少ないのが不安点。

馬は間違いなく一級品で、斤量も53キロと有利。

さらに雨馬場も苦にしないタイプであり、馬券外に

飛ぶ事は考えづらい面もありますが、やはり京都コースでの

仕掛けがポイントとなりそう。

秋華賞においても、鞍上の北村友一騎手のコース取りが完璧だった

のに対し、カレンブーケドールの津村騎手は直線で一瞬立ち遅れた分

最後まで差を埋める事が出来ませんでした。

これを考えても、京都コース慣れしている北村友一騎手と

京都コースに慣れていない津村騎手との差がレースに影響

しそうな気がします。

ですので、今回はクロノジェネシスの方が

鞍上込みで上と判断します。

状態抜群ステイフーリッシュ!

前走のアメリカジョッキークラブカップは、ルメール騎手の

好騎乗も、ブラストワンピースとの能力差で2着に敗れた

ステイフーリッシュ。

しかし、レース内容も馬の力も証明でき、改めて上位の力が

ある事が分かりました。

今回の鞍上は岩田騎手ですが、京都コース巧者でもあり

馬の能力が高ければ、しっかり良いレース運びをしてくれるはず。

ステイフーリッシュも前走からさらに調子が上がっているようで

調教でも抜群の動きを披露。

ブラストワンピースと差のない競馬をしたのですから

今回も好勝負可能と見ていいでしょう。

また前走の荒れ馬場でも結果を出している事から、今回も

重馬場以上の馬場コンディションはむしろプラス。

ペースもスロー濃厚なので、先行脚質の同馬には

ベストな展開と言えます。

4歳牝馬2頭の間に食い込めるのは、この馬だと見ています。

さらにもう一頭上げるとすれば、ノーブルマーズでしょう。

この時期の馬場には適した馬であり、他が崩れるようなら

馬券内に食い込む事は可能でしょう。

クラージュゲリエに関しては、長期休養明けの一戦でもあり

鞍上は川田騎手ですが、ここは様子見でしょう。

足元の不安から、休んでいた馬で荒れ馬場の京都は

正直微妙な気がします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする