2020年GⅢ平安S!GⅠ並みの豪華メンバー集結!新旧対決の軍配は?

超豪華メンバーの平安S!

近年稀に見るほどの豪華メンバーが集まりました。

舞台は、京都ダート1900m。

GⅢ平安ステークス!

本格化を迎え、これから大きい舞台へと挑戦する新勢力。

そして、GⅠという第一線で活躍し続けてきた旧勢力。

まさに激戦必至のレースとなる事でしょう。

そんな中でも、今回GⅢ戦には実に3年半ぶりの出走となる

古豪の名馬がいます。

その名は、ゴールドドリーム!

これまで地方交流重賞を含むGⅠで5勝を挙げている

現役でトップクラスの実力馬。

ここ3年近く出走するレースは、すべてGⅠレースのみでした。

GⅢに出走したのは、遡ると17戦前の3歳時に出た武蔵野S。

これ以降はすべてGⅠ戦だったというのも驚きです。

7歳でもNO1!ゴールドドリーム!

混戦模様の今回の平安Sにおいても、やはりゴールドドリームだけは

別格と言える存在でしょう。

そもそもGⅢに出てくるような馬ではないのですが、次走の

帝王賞の前に一度レースを使いたいという事で陣営はこの平安Sを

選択してきました。

他の新勢力の馬達からしてみれば、え~勘弁してよ~なんて声が

聞こえてきそうな気がしますねw

前走は1着賞金11億円というとんでもない金額の

サウジカップ。

直線では、もしやというシーンもありましたが、6着。

とはいえ、クリソベリルよりも上の着順でゴールしたわけで

改めてゴールドドリームのポテンシャルの高さを垣間見たレース

でもありました。

1走前の東京大賞典は、少し積極的に行き過ぎたのが仇となり4着。

しかし、常に安定して結果を出してくる馬で、ほぼ凡走らしい競馬を

近走はしていません。

若いころは、気性面が影響して凡走する事もありましたが、年齢を重ねて

精神面の成長により、折り合いに不安がなくなりました。

ですが、そんなゴールドドリームも今年7歳。

本当ならば、今年既に引退していたはずだったのですが、サウジカップに

出走出来た事で、引退を撤回し、もう一年競馬をする事となりました。

これまでの実績は、もう申し分ないわけですから、種牡馬としての

価値も十分にあると言えます。

ただ、せっかくもう一年延長したわけですから、後1レースくらいGⅠを

獲って花道を飾りたいところですね。

7歳とは言え、まだまだ大きな衰えはなさそうですし、GⅠでも展開が

噛み合えば、好勝負可能でしょう。

そして、やっぱり何と言ってもこれまで戦ってきた

メンバーの格が違いますからね。

今回の出走馬の中では、一枚格が違うでしょう。

また旧勢力として、オメガパフュームもいますが、レース傾向を考えれば

斤量面から見てもゴールドドリームの方が有利と言えます。

オメガパフュームは、小柄な馬で59キロを背負いますが、ゴールドドリームは

530キロ前後の馬体で58キロですから、それほど苦にしなさそう。

また京都のこの時期のダートと言えば、スタミナよりもスピードがあるタイプの

方が活きる馬場と言えます。

後方から競馬をするオメガパフュームよりも、ゴールドドリームの方が

競馬をし易いと言えます。

オメガパフュームについての見解。

オメガパフュームについては、近年の鞍上を見る限り

外国人騎手ばかりという事もあり、追える騎手という

イメージが強いです。

オメガパフュームの血統面や走りからも、やはり

外国人騎手向きの馬とも言えます。

その点を考慮すると、今回の鞍上は北村友一騎手。

馬券内に食い込む可能性はもちろんありますが

馬券外に飛ぶ可能性も高いと見ています。

またここは完全にたたき台でしょうし、狙いは次走の

ベスト条件でもある帝王賞でしょうね。

当然ながら、ここで疲れを残すような無理なレースは

しないでしょうし、仕上げも良くて8分程度。

そう考えると、軸には出来ない馬と言えます。

後は、京都と言えば、ヴェンジェンスですね。

昨年の上半期までは、主に短距離戦を使ってきた同馬ですが

秋以降から距離を延長して1800m戦を使ってみた所、

想定以上の適性がありました。

とにかく安定性が凄い!

GⅠこそ好走出来なかったものの、それ以外のレースでは

しっかりと脚を使い、パーフェクト連対を果たしています。

今回相手関係はかなり強いですが、それでもヴェンジェンスの持ち味を

発揮できる京都コースならば、好勝負出来るでしょう。

斤量面を考えても、オメガパフュームよりヴェンジェンスの方が

走りそうな気がします。

そして、ここからは新勢力の馬達について

見解していきます。

新勢力の筆頭!ロードレガリス!

今回新勢力の中で、もっとも注目すべき1頭は

やはりロードレガリスでしょう。

新馬戦は、エリザベス女王杯でも4着に好走したセンテリュオと

0.1秒差の2着と好走。

その後の芝での活躍が期待された同馬ですが、これ以降未勝利戦では

勝利どころか全く馬券にすら絡めず、そのまま地方へ転厩する事に。

ところがこれがまさに転機となりました。

ダートを使ってみた所、とんでもない素質がありました。

そして、再び中央へと舞い戻ってくると、破竹の4連勝!

また前走のアルデバランSでは、その後GⅢマーチSを制した

スワーヴアラミスを激しい叩き合いの末、勝ちきりました。

今まさに充実期が到来していると言えます。

この勢いでGⅠ5勝馬のゴールドドリームとどのくらい

やれるかが見ものです。

もし、ゴールドドリームを負かすような事があれば、先々が

さらに楽しみになるでしょうね。

そして、新勢力のもう1頭は、スワーヴアラミス。

前走のマーチSの勝利は、まさに強いの一言。

先行力が武器の馬で、さらに粘り腰が素晴らしいですからね。

楽なペースで先行出来れば、かなりしぶとい馬なので

今回も馬券内に食い込む可能性は高いと言えます。

ただ騎手が今回は松田騎手という事で、鞍上面に関しては

少し割引が必要かもしれません。

他にもヒストリーメイカー、マグナレガーロと言った

今勢いのある馬達もいます。

流石にこれだけのメンバーが集まりましたから、厳しいとは

思いますが、良いレースを期待したいですね。

本命はゴールドドリーム。

相手は、ヴェンジェンスとロードレガリス。

3連系で、スワーヴアラミスとオメガパフュームを入れると

言った感じですね。

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