2020年GⅢオーシャンS!ダノンスマッシュVSタワーオブロンドン!

3度目の対決!勝つのはどっち?

2020年3月7日(土)に中山競馬場で行われる

芝1200m戦のGⅢオーシャンS。

ここに3度目の対決となる2頭の有力馬が登場。

それは、ダノンスマッシュとタワーオブロンドン。

昨年は、札幌のGⅢキーンランドカップで初対決。

この時は、ダノンスマッシュが横綱競馬を見せて

タワーオブロンドンを負かしました。

しかし、昨秋のGⅠスプリンターズステークスでは

厳しいローテーションながらも、タワーオブロンドンが

見事初GⅠ制覇を果たし、ダノンスマッシュに勝利しました。

今後スプリント路線では、間違いなく向かい合う事に

なるであろう両雄。

そして、高松宮記念の前哨戦の舞台オーシャンSで三度

相まみえる事となりました。

ですが、今回は前走GⅠを勝ったタワーオブロンドンは

斤量58キロなのに対し、ダノンスマッシュは斤量56キロ。

この2キロの斤量差は、間違いなくダノンスマッシュに有利。

今年こそGⅠ制覇へ!ダノンスマッシュ!

昨年のスプリント戦では、もっともGⅠに近い馬だと

目されていたダノンスマッシュ。

ところが高松宮記念では、鞍上北村友一騎手の騎乗も

上手くいかず、内枠の馬に有利な馬場だった事も影響して

勝つことが出来ませんでした。

また北海道開催では、函館スプリントSに登録するも

まさかの出走出来ない事案が発生。

これにより、キーンランドカップへ進むことになったのですが

ここでは、鞍上を川田騎手に変更してしっかり結果を出す事が

出来ました。

そして、ローテーションも馬体も最高の状態で臨んだ

スプリンターズSですが、内枠による直線での出だしの

遅れが響き、3着を確保するのが精一杯のレースとなって

しまいました。

力はあるはずなのに、GⅠ戦の運がない。

前走は香港スプリントに出るもここでは惨敗。

今回はまさに仕切り直しの一戦。

前走の惨敗によるダメージがなければ、十分勝ち負けになると

思いますが、本番の高松宮記念に向けて良いレースが出来ると

いいですね。

電光石火!最強スプリンター!タワーオブロンドン。

スプリント路線に転向して、僅か4戦目でGⅠを獲ってしまった

最強名スプリンター。タワーオブロンドン!

とにかく強いの一言。

今年の高松宮記念では、最有力候補の1頭と言って

間違いないでしょう。

今回のオーシャンSでは、斤量58キロを背負いますが

大型馬でもあり、スピード勝負では一番安定感のある馬

だと思います。

目標は次走だけに、今回の仕上げは8分程度でしょうけれど

しっかり結果は出してくるでしょう。

不安材料は唯一馬場でしょうね。

時計の出る馬場には、強いタワーオブロンドンですが

北海道開催のように洋芝や緩い馬場だと思うように

力を発揮できない傾向があります。

ダノンスマッシュにとっては、少し時計の掛かる馬場が

理想ですが、タワーオブロンドンは時計の早い馬場が理想。

この点を踏まえても、当日の馬場状況はかなり重要でしょう。

付け入る隙があるのはただ1頭のみ。

中山巧者。ナックビーナス!

上記2頭と唯一好勝負出来そうな馬は、ナックビーナス。

7歳牝馬ですが、まだまだ衰えもなく、そして

何と言っても中山コースは大得意の舞台。

昨年もオーシャンSでは、スプリンターズステークス2着の

モズスーパーフレア相手に僅差の2着と好走。

馬格があり、展開さえハマればかなり強い馬で

ダノンスマッシュやタワーオブロンドンと言えど

簡単には捕まえられない可能性は高いと言えます。

また今期絶好調の横山典弘騎手が騎乗すると言うのも

大きく、乗り慣れた同馬をどう導くかが鍵となりそう。

楽しみな一戦です。

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