2020年GⅢ東京新聞杯!サトノアーサーVSヴァンドギャルド!

復帰3戦目で全開!サトノアーサー!

2020年2月9日は、東京競馬場でメインGⅢ

東京新聞杯が行われます。

現在の出走登録馬18頭。

フルゲートが18頭ですので、除外はなく

回避しなければ登録馬すべてが出走できる状態。

東京競馬場の重賞らしく、是非フルゲートでレース

をしてもらいたいですね。

まあそれはさておき、今回人気の中心を担う馬は2頭。

それは、プリモシーンとレイエンダ。

プリモシーンはれっきとしたマイル適性の高い馬。

本来ならば、今回間違いなく一番人気に支持されて良い馬

なのですが、昨年の秋2戦がどうも引っ掛かります。

それは、府中牝馬Sでまさかの15着。

これは、距離的に1800mが合わなかったと言われていますが

これまでのプリモシーンの走りからも負けすぎ感は強い。

そして、前走のマイルCSでは、一流外国人騎手のビュイック騎手が

騎乗しましたが、11着に敗れています。

展開が合わなかったという事はありますが、レベルの高い騎手を

乗せても二けた着順だった事は、正直衰えた可能性が高いと見ます。

昨年の同時期くらいの力が残っていれば、ここでも好勝負ですが

果たしてどうでしょう。

次にレイエンダですが、前走は展開が合わず15着と大敗。

1走前の富士Sは展開が噛み合ったのが好走に繋がった形でした。

掲示板に入った馬は、すべて差し追い込み馬でしたからね。

また、スミヨン騎手が騎乗したのも大きかったと言えます。

今回は丸山元気騎手ですから、流石にスミヨン騎手やルメール騎手の

ようなパフォーマンスを期待するのは厳しいかもしれません。

これを踏まえると、今回はやはり混戦。

おそらくルメール騎手が騎乗するレッドヴェイロン辺りが人気に

なりそうな感じはしますが、まだOPに上がって一戦を消化した

だけですからね。そこまで信頼度は高くない。

それを裏付けるのは、やはり前走のキャピタルSで

ルメール騎手はサトノアーサーに乗っていましたからね。

ずっと乗っていたレッドヴェイロンから降りて、サトノアーサーを

選んだのですから、こちらの方が上と読んでの騎乗だったと思います。

ところがレースが終わってみれば、レッドヴェイロンの方が強かった。

そこで、ルメール騎手は今回同馬を選択したのでしょう。

ですが、前走は明らかに不良馬場でサトノアーサーには

不向きな馬場でした。

これまで重馬場や稍重でも実績があったサトノアーサーでは

ありましたが、陣営も本当は得意ではないと言っているように

やはり良馬場でこそのタイプ。

そして、現在の東京コースのように少し時計の掛かる良馬場が

サトノアーサーにとってベストの馬場だと見ています。

また前走は長期休養明けの2戦目で、2走ボケといった事も

考えられます。

しかし、今回は叩き3戦目で一週前の追切では抜群の動きを披露。

完全に状態が立ち戻ったと言っていいでしょう。

前走の負けでそれほど人気する馬でもないでしょうから

ちょうど走りごろと言えます。

何と言っても、東京新聞杯は人気馬があまり走らないレース。

特に一番人気の成績は、過去10年で1勝のみ。

(昨年のインディチャンプのみ)

今回はサトノアーサーが狙い目です。

ヴァンドギャルド。勢いそのままに重賞制覇だ!

目下3連勝中と充実ぶりが光るヴァンドギャルド。

新馬戦を勝ち上がり2走目でいきなり同世代上位組と

対決するも、タイム差なしの(東スポ杯)3着と好走。

これは強い馬だと思われましたが、その後は案外。

3歳春の毎日杯こそ3着に入ったものの、1、2着の

決着がついた後の3着で、評価的にはイマイチでした。

しかし、これが功を奏したのか、秋からは1勝クラスからの

レースで着実に内容のいい走りを見せ、一気の3連勝。

堂々OP入りを果たしました。

昨年のインディチャンプがまさにこれで、OP入り初戦が

東京新聞杯でした。そして、昨年はマイルGⅠ2勝の快挙。

ヴァンドギャルドは、流石にインディチャンプほどの切れる脚は

ありませんが、立ち回りは上手そうです。

また今は成長期ですので、勢いのある時のディープ産駒は

やはり強いイメージがあります。

元々2歳時、3歳時も重賞で走っていた馬ですので、この辺も

少しインディチャンプと被る所はありますね。

そして、同馬にはインディチャンプと同じ鞍上福永騎手が騎乗します。

藤原厩舎の管理馬であり、福永騎手と藤原厩舎のコンビも相性が良い。

楽しみな一戦となりそうです。

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