2020年菊花賞!ロバートソンキーは好走できるか?取捨て選択。

いよいよ牡馬クラシック最後の1冠菊花賞が迫ってきました。圧倒的一番人気コントレイルが3冠馬となるか注目が集まる一戦。前走の前哨戦神戸新聞杯でも、全く危なげない走りを見せて完勝。そんな中14番人気という低評価を覆して3着に好走したロバートソンキー。菊花賞では、紐候補に挙げる人も多いかもしれません。さてどう評価するか。

2020年菊花賞でロバートソンキーは好走する?

菊花賞前哨戦の神戸新聞杯で3着に好走したロバートソンキー!上りの脚もヴェルトライゼンデ、コントレイルに次ぐ3位の末脚を見せました。

14番人気という低評価ながら、一気に有力馬候補の仲間入りを果たした同馬ですが、菊花賞ではどんな走りを見せてくれるか注目です。

そこで、今回は個人的見解としてロバートソンキーをどう扱うか書いていきたいと思います。やはり、この馬の能力に驚かされたのは未勝利戦でしょう。

東京マイル戦で行われたレースで上がり最速での圧勝。このレースを見た人は、凄くインパクトが強かったのではないでしょうか。

ところが続く1勝クラスのレースでは、圧倒的1番人気に支持されながらも、前で粘るコマノウィンクルを捉えきれず2着。

ですが、このコマノウィンクルという馬は、中々しぶとい馬でその後2勝クラスも難なく突破しており、対決したレースは重馬場という事もあって、ロバートソンキー本来のキレる末脚が発揮できなかったのも敗北要因でした。

だからこそ、神戸新聞杯ではかなりの低評価となってしまったのでしょう。ただやはり良馬場なら、持ち味が活きますね。

神戸新聞杯ロバートソンキーは100%の騎乗だった!

ですが、正直に言わせてもらうと、神戸新聞杯での主戦伊藤工真騎手の騎乗は、完璧だったと思います。内目でしっかりスタミナを温存し、力を溜めて最後の直線では、上手くコントレイルの後ろに進路をとり、全くロスなく抜け出してきました。

これは、紛れもなく伊藤騎手のファインプレーと言える渾身の騎乗だったと思います。しかし、この100%がすべてという感もあります。

つまり、全くお釣りがないくらいの騎乗を見せてしまったわけです。

ところがコントレイルやヴェルトライゼンデの方は、まだまだ余力残しともいえる内容の改善幅が大きくあるレースだったわけです。

特にヴェルトライゼンデは、大外枠を引いたため、外々を回るロスの多い競馬をして上がり最速の末脚を繰り出しており、上位2頭の能力差はかなりの違いがあります。

またロバートソンキー自身、左回りでの良績しかなく、右回りコースでは新馬戦のみしか経験がありません。この点も大きくマイナスで、さらに距離面での不安もあります。

マイルでの勝ち方が圧巻だっただけに、マイルから2000mくらいが守備範囲ではないかと見ています。

よって今回の菊花賞でロバートソンキーが好走する可能性は低いと見ます。

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