2020年GⅡスワンS!アドマイヤマーズVSサウンドキアラ!

2020年10月31日(土)は京都メインGⅡスワンSが行われます。芝1400m戦に注目のアドマイヤマーズが登場!前走の安田記念は、流れが早すぎたのもあり7着と惨敗も今回は一気のメンバー弱化で主役!相手は、今春急成長の牝馬サウンドキアラ!得意の京都コースで逆転も!2018年のマイルCS優勝馬スティルヴィオも侮れない1頭!

スワンS!アドマイヤマーズVSサウンドキアラ!

現在の京都の馬場状態は、時計の掛かるタフな馬場となっています。菊花賞でも、コントレイルの勝ちタイムが3分5秒台とパンパンの良馬場とは違い、かなり力のいる馬場。

しかし、むしろそういった状況の方が本来の力を出しやすいのが、今回一番人気想定のアドマイヤマーズでしょう。

昨年は、香港のタフな馬場をもろともせず、香港マイルを優勝。前走の安田記念は、稍重の馬場で行われたものの、1分31秒台の決着となり、アドマイヤマーズにとっては条件が合わなかったと言えます。

やはり、同馬はある程度タフな時計の掛かる良馬場というのが、現状ではベストでしょう。そして、今回は1400m戦と距離短縮になりますが、メンバー的にも恵まれペースもハイペースになりそうもないので、中団より前で競馬をするアドマイヤマーズにとっては好条件が揃いました。

同馬は、以前ミルコ・デムーロ騎手のお手馬でしたが、アドマイヤマーズの魅力を並んでも抜かせない勝負根性の凄い馬だと言っていました。

ですので、一瞬のキレや早い時計比べのレースだとそういったレースが得意な馬に並ぶ間もなく交わされて負ける事がありますが、タフ馬場で並走するような形になると、根負けせず勝ち切る事が出来ます。

つまり我慢比べのようなレースになると滅法強い馬と言う事ですね。今回斤量は58キロとメンバー中最も重い斤量を背負いますが、香港マイル優勝馬として恥ずかしい競馬は出来ないでしょう。

相手は、サウンドキアラとスティルヴィオ!

まずは、サウンドキアラからですが、とにかく今年の活躍ぶりが目覚ましい!昨年は3勝クラスから中々抜け出せない状況でしたが、秋にようやくOP入り。

そして、京都金杯から怒涛の重賞3連勝!この力は本物で、前走のヴィクトリアマイルでもアーモンドアイにこそ完敗したものの2着と好走しています。

今期絶好調の松山騎手が乗っていた事も運が向いたのかもしれませんが、サウンドキアラも確実に力をつけてきた事は確かです。

今回は休み明け初戦ですが、仕上がりの早いタイプですから問題ないでしょう。京都コースも得意で馬券外に飛んだのはたったの一度という堅実ぶり。

アドマイヤマーズが本来の走りでなければ、十分逆転も可能でしょう。

次にスティルヴィオです。ずっと喉鳴りが影響してかマイルCS後は中々本来の走りを見せられずにいましたが、前走の京王杯SCでは2着に好走。

やはり地力はある馬です。今回も前走のようにある程度前々でレースを運ぶことが出来れば、チャンスがあると思います。1200mは流石に厳しそうですが、1400mまでは守備範囲。

堅いとは思いますが、今回は三つ巴の一戦でしょう。

2020年スワンS他の有力馬について

一応1着2着争いについては、上記3頭が濃厚だと思われますが、3頭とも好走するという可能性も低いので、3着馬としては狙えそうな馬を選んでみたいと思います。

1頭目は、ボンセルヴィーソ!とにかくこの馬は京都は走ります。京都コースはこれまで10回走って馬券外が僅か2回という安定力。

まあ今回はGⅡなので厳しいとは思いますが、間違いなく前有利の展開になりそうなので、しぶとく粘り切れば3着はあるかもしれません。

2頭目は、メイショウオーパス!前走3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、勢いがあるので軽視できません。現状京都1400m戦も合いそう。展開がハマれば。外枠希望。

3頭目は、シヴァージ!近5走で全てメンバー中上がり最速!今回は1400m戦でどうかも一発のある末脚は怖い存在。ただ展開がどうもハマりそうな感じではないのでどうでしょう。外枠希望

4頭目は、スマートオーディン!現在のタフな時計の掛かる京都コースは合うはず。この馬も展開待ちという感じなので、ペースが上がらなければ厳しいですが3着候補には。外枠希望

そして、同じ追い込み馬のカテドラルに関しては、今回は厳しいでしょう。前走は相手関係も楽な上に福永騎手の好騎乗もありました。まあ展開的にも今回は向かないのでバッサリ消し。

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