2020年天皇賞春!フィエールマンの連覇を阻むのは、この1頭のみ!

世界一流騎手の言葉を信じる。

3000m以上の長距離の方がこの馬には合っている!

ライアン・ムーア騎手のコメント。

2020年5月3日(日)は京都競馬場でGⅠ

天皇賞春が行われます。

JRAのGⅠでは、もっとも長い距離芝3200m戦。

今回の天皇賞春は14頭の馬が出走します。

その中でも実力が抜き出ているともくされているのは

昨年の覇者フィエールマン。

昨年天皇賞春を勝った後は、札幌記念3着、そして凱旋門賞12着。

最後は有馬記念でしたが、見せ場十分の4着。

正直凱旋門賞の惨敗で走りが変わってしまう馬が多い中、フィエールマンは

以前と変わらない走りを有馬記念で見せました。

天皇賞春直前の追い切りでも、素晴らしい動きを披露しており

今年も十分勝てるだけの状態にあると言えます。

しかし、そんなフィエールマンを唯一負かす事が出来る1頭が

今回の天皇賞春に参戦しています。

その馬の名は、キセキ!

実力的に言えば、今回のメンバーでは1位ではないかと見ています。

ただ問題は、前走の阪神大賞典で見せたスタート。

あの出遅れは、あまりにも大きく他馬よりも1秒以上遅れての

スタートと言ったレースになってしまいました。

あの時点でもはや負ける事が確定したと言っても過言ではないでしょう。

その後のレースでは、途中で鞍上の川田騎手が強引に捲っていきましたが

流石に力を使い過ぎたので直線では脚が止まってしまいました。

ですが、かなり無茶な競馬をしたにも関わらず、勝ち馬のユーキャンスマイルとは

たったの0.6秒差でした。

大敗して当たり前のレースで、7着と踏ん張った辺りはやはり力がある証拠です。

まともにスタートを切っていたなら、おそらく完勝だったに違いありません。

キセキに関しては、スタートの出遅れ癖はもう直らないのではないかと

多くの情報が流れていますが、今回は鞍上が武豊騎手にスイッチ。

中間は、ゲート練習も何度もこなしており、近走乗ってきた騎手とは

違い、どちらかと言えば馬の気分に合わせた騎乗スタイルの武騎手。

そういった意味では、キセキを気分よく走らせる事が出来る可能性は高いと言えます。

また有馬記念で騎乗したムーア騎手がキセキは長距離向きだと断言しています。

世界のトップジョッキーの言葉ですからね。

3番人気以内の6歳馬は、連外し無し。

キセキを強く後押しするデータとしては、過去10年の天皇賞春において

3番人気以内に支持された6歳馬は、パーフェクトで連対しています。

もちろん6歳馬という年齢ですから、3番人気以内に支持される事が

少ないですが、過去10年で3頭中1着1回2着2回となっております。

前走のような大きな出遅れではなく、有馬記念程度の出遅れならば

長距離戦ですので、十分巻き返す事は可能でしょう。

出来る事ならば、以前のようにすぐに逃げれるようなスタートを切れれば

文句なしなのですが、高望みはしません。

普通にゲートを出てくれさえすれば、それで勝ち負け出来ると思います。

武豊騎手でキセキを起こす!

何と言っても、今回の鞍上武豊騎手と言えば、天皇賞春を

これまで何度も勝っており、平成の盾男と呼ばれるくらいの

長距離戦の名手。

抜群の体内時計を持っており、ペースを操るのが上手い騎手です。

そんな騎手がキセキに乗って奇跡を起こす可能性は十分あると言えるでしょう。

3・11後の2013年キズナでダービーを勝った時は、日本中の競馬ファンが沸きました。

そして、今は世界中がコロナにより混乱しています。

そういった社会情勢を考えて見ると、ここでキセキを勝たせるようなドラマを

演じてくれるのは、やはり武豊騎手なのではないでしょうか。

そんな期待を与えてくれる騎手です。

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