第85回日本ダービーは、この4頭で決まり!混戦を制する馬やいかに。

2018年の日本ダービーは、オークスとはまるで対照的な
混戦レース模様。

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皐月賞を圧勝したエポカドーロも実際のところ
展開の利が大きく、まだ抜けて強いというイメージはありません。

そして、2歳王者ダノンプレミアムも気性の激しさから
距離不安が懸念されています。

また皐月賞でワグネリアンと競った形で2番人気に支持された
スティルヴィオも距離延長に不安があります。

そして、皐月賞1番人気のワグネリアンも馬体重の変化も
あまりない事から、成長力という面においてどうかという点があります。

すみれSで鮮やかな差し切り勝ちをおさめたキタノコマンドールも
皐月賞では5着とかろうじてダービーへの切符を手に入れた格好。

果たしてダービーで能力が開花するか。

別路線組からの有力馬の筆頭は、ブラストワンピース。

現在3戦3勝と負けなしの馬です。

これまでの3戦は、とても3歳馬とは思えないほど、他を寄せ付けない
安定した強さを見せています。

毎日杯は、強い相手との対戦でしたが、そこも完勝。

0.3秒差の2着馬ギベオンはその後NHKマイルC2着。

3着馬インディチャンプは、アーリントンカップで差のない4着。

7着馬シャルドネゴールドは、京都新聞杯3着。

またこの馬の最大の強みは、どんな競馬でも対応できる自在性。

前がスローならば、先行してもいいし、前が早ければ後ろから
差す競馬も出来る。

展開に合わせてポジションがとれるというのは、かなり理想的と
言えます。

果たして3連勝の力は本物か?ダービーでその力が試されるときです。

もう1頭は、ステイフーリッシュ。

前走の京都新聞杯。早い流れを2番手につけ、後続をちぎったのですから
まさに圧巻の勝利でした。勝ちタイムも2分11秒0とこの時期の3歳馬では
かなり早い時計。

ダービーが2分23秒台前半での決着だとしたら、この馬が勝ってもおかしくは
ありません。

元々は差し馬ですので、前が早ければその後ろくらいのインで我慢して直線で
弾ける事も可能です。

鞍上も横山典弘騎手とまさに展開に応じた競馬が出来る騎手。

他馬をあっと言わせるシーンがあるやもしれません。

青葉賞組からは、ゴーフォザサミットですが、個人的にはあまり強いという
イメージはなく、青葉賞も展開が向いての勝利と見ます。

2着に0.3秒差をつけたのは、評価出来ますが、前半はかなりスローで
中団より少し前で競馬。インでじっと脚をため、直線で一気に外に持ち出し
スパート。

蛯名騎手もほぼお手本とも言えるほど、完ぺきなレース運びでの勝利でしたので
ダービーの前哨戦としての価値は低いと見ます。

すべてがかみ合っての勝利というのは、G1では価値がありますが、前哨戦では
あまり価値がないように思えます。

それよりも前哨戦で、多少の不利がありながらも1着とか2着のほうが
次の本命としているレースに向けては価値があると思います。

そういった意味では、ゴーフォザサミットは、底を見せた前哨戦ともいえます。

プリンシバルS1着のコズミックフォースも、鞍上のルメール騎手の好騎乗による
勝利が大きいので、ダービーでは厳しいという見方になります。

またルメール騎手がスティルヴィオを選択していますので、コズミックフォースが
スティルヴィオを上回る着順になる可能性は低いでしょう。

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いろいろと前置きが長くなりましたが、日本ダービーの傾向分析を
していきたいと思います。

1番人気は、過去10年で(4,1,3,2)と5連対ですが、馬券内率は8割。

1番人気が信頼できるレースと言えます。

しかし、2番人気は、(2,1,0,7)と3連対。

逆に3番人気は、(3,2,1,4)と5連対で馬券内率は6割。

近6年では、すべて馬券内に入っています。(3,2,1,0)

1番人気が信頼できないようなら、3番人気の馬を軸に馬券を
組み立てるのもありかもしれません。

しかし、やはりG1日本ダービーです。過去10年で1番人気~3番人気までの
馬が9勝。人気馬が信頼できる格式の高いレースと言えます。

さて今年はどうなるでしょう。

1番人気でない皐月賞馬は消し。

データでは、前走皐月賞を勝った馬が1番人気に支持されれば
(2,1,2,1)とほぼ馬券内に絡みます。

しかし、2番人気以下の支持になると、(0,0,0,3)
と勝つどころか馬券内もないというデータです。

今年の皐月賞馬はエポカドーロ。

1番人気に支持されることはないと思いますので、データ上なら消しとなります。

次のデータは脚質ですが、逃げ馬は過去10年で(0,0,1,9)
と馬券内が1度のみ。

東京芝2400mは、差し追い込み馬に有利なコース。

今年は前の馬も結構粘っていますが、ダービーはおそらくかなり早い流れになる
可能性大。差し追い込み馬有利の展開になることでしょう。

過去10年で前走レースは、皐月賞組が圧倒的で8勝はこの組から出ています。

あとの2勝は、京都新聞杯が1勝NHKマイルCが1勝となっています。

そうなると、データ上では、ダノンプレミアムもブラストワンピースも
来ないという事になります。

次に枠順ですが、内枠が圧倒的に有利となっていて、過去10年で
1枠がなんと5勝2着2回とかなり驚異的な数字を誇っています。

逆に8枠は馬券内1回のみ。

1枠に有力馬が入ったら迷わずに軸にしてもいいかもしれません。

そして、8枠に有力馬が入った場合は、迷わず消しでいいでしょう。
3連単なら3着固定。

次に馬体重ですが、469キロ以下の馬は不振。

469キロ以下で勝った馬は、過去10年で1頭
3冠馬オルフェーブルのみ。

2着も皐月賞馬のイスラボニータのみ。

いずれも1番人気馬。

このデータに入る馬は、8頭いてダービーで470キロ台に
なっていなければ消しという選択もありかもしれません。

このデータ+個人的見解で推したい4頭は

ブラストワンピース
ステイフーリッシュ
キタノコマンドール
グレイル

です。

ただスティルヴィオが470キロ台で出走してきた場合は
スティルヴィオも入れたいところです。

ブラストワンピースは、データ的にはないのでしょうけれど、これまでの
レース内容がいいのと、3連勝負けなし距離適性も文句なしと
現状ではかなり完璧に近い馬。

あとは相手関係がどうかだけ。

昨年旋風を巻き起こしたハーピンジャー産駒なのもまた魅力です。

時計勝負にも対応できるようなら、3歳牡馬最強の称号を得る事でしょう。

ダノンプレミアムは、やはり皐月賞を使えなかったのと、距離がどうしても
気にかかるので今回は思い切って消してみたいと思います。

普通に折り合ったら勝つと思いますけどね。

記事下
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