2018ダービーはお膳立てレース。キタサンの天皇賞春と酷似?

今年2018年の日本ダービーは混戦。ずっとそう思っていました。

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しかし、枠順発表後、もやもやとしていた頭の中が
一気にクリアになりました。

迷いは消え、勝ち負けするであろう馬は見えたのですが、
同時にこれってお膳立てレース?

なんて気持ちにもなりました。

2歳王者ダノンプレミアム。

それだけこの馬が強運の持ち主だとも言えるのかもしれませんが
あまりにも出来過ぎた感があり、苦笑いしました。

何と言っても、皐月賞で1番人気のワグネリアンは、過去10年のダービーで
連対を一度もしていない8枠17番。

2番人気スティルヴィオも、あまり馬券に絡む事の少ない7枠15番に
入りました。

さらに皐月賞のようなメンバー構成ならば、今回良馬場が想定される東京コースで
今度こそハイペース必至だと思っていたら、まともな逃げ馬はジェネラーレウーノ
ただ1頭。

しかも、そのジェネラーレウーノも8枠16番と外から切れ込んでいかなければいけない
わけでコースロスが半端ないという不利。

また前目で競馬がしたい皐月賞2着馬のサンリヴァルも大外18番枠に
入り、まずペースは平均か平均よりも若干スローも考えられる展開。

また皐月賞馬のエポカドーロも6枠12番と微妙な枠を引き、インの経済コースを走れるか
疑問。

つまり、皐月賞直行組の有力どころが、力を発揮しづらい枠に入った訳です。

キタノコマンドールは5番枠を引けたので、一応好枠ですが、デムーロ騎手が
サトノソルタスやフランツに活路を見出していたところを見ると、自信を持って期待できる
馬ではどうやらなさそう。

1頭だけ、ブラストワンピースというライバル馬がいますが、別路線組のため
走ったら案外という事もあります。

また、使い詰めが出来ないタイプのため、間隔を開けて出走させてきていますが
ダービー出走前の馬体重が、前走から17キロ増と太め感があるのではないでしょうか。

前走から2か月しか経っていませんので、成長分と見るには明らかに増えすぎだと思います。

レース時までに、どこまで体重を減らしてくるかにもよりますが、一線級相手に半端な仕上げで
勝てるほど甘いレースではありません。

能力は相当高いのは認めますが、体質がしっかり安定してからでないと、G1では
結構厳しいと思います。

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そういった意味で今回は、ダノンプレミアムにとってまさにプレミアム仕様の
ダービーとなりました。

VIP待遇のような枠に入り、ここは勝ち負け、いやどうぞ勝ってくださいの
展開。

これだけ恵まれたのですから、勝たなくてはいけないレースです。

距離に関しての不安はぬぐい切れませんが、ペースもおそらく安定する
事から折り合いさえきちんとつけば、まず最低でも馬券内は外さないでしょう。

お膳立ては整いました。あとは勝つのみです。

追記

今回のダービーの枠順を見て、すぐに思った事は、天皇賞春のキタサンブラックでした。

いや、天皇賞春の時とおんなじじゃん!

キタサンブラックは、2年続けて内目の好枠を引き、勝利。

逃げ先行が主体の同馬にとっては、最高の枠でコースロスがなく
力をいかんなく発揮できる枠に入った事で2年連続同G1を制覇しました。

その時の有力馬2016年のゴールドアクターは、8枠17番。

2017年のサトノダイヤモンドは、8枠15番といずれのライバル馬も
かなり不利な枠に入りました。

キタサンブラックのための天皇賞春。
お膳立てレース。

そんな言葉が聞こえてきそうなほど、キタサンブラックは良く内枠を引いた馬でした。

今回のダービーは、その時の天皇賞春とまさに酷似。

2018年のダービーはダノンプレミアムで堅い。

1番人気の成績は、過去10年で(4,1,3,2)4勝馬券内8割

そして、1枠の馬の成績は、過去10年で(4,2,1,3)4勝馬券内7割

と他の枠と比べてダントツで1位。

まさに鬼に金棒みたいな枠を引いたのです。

これで負けたら、言い訳のできない絶好枠。

ダノンプレミアムがダービー馬になれる可能性は高いでしょう。

買い目としては、ダノンプレミアムを軸にキタノコマンドール、
ゴーフォザサミット、ブラストワンピース。

あとは、ブラストワンピースを軸にキタノコマンドール、ゴーフォザサミット
も抑えて計5点。

記事下
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