エリザベス女王杯は、ノームコアが勝つ!ルメール祭りはまだ続く。

昨年同様スローペース濃厚のエリ女。

さて2018年11月11日(日)は、京都で牝馬のGⅠ

エリザベス女王杯が開催されます。

昨年は、モズカッチャンが僅差で粘るクロコスミアを捉えて

見事優勝を果たしました。

そして、今年もモズカッチャンとクロコスミアともに出走してきます。

さらに急成長を遂げた他の古馬、3歳の新鋭など

面白いメンバーが揃いました。

しかし、展開面を考えると、どうやら昨年同様スローペースになる

可能性が高いのではと思っています。

その理由は、何と言っても先行馬が少ないという事です。

出走登録馬18頭のうち、逃げるのがプリメラアスール。

そして、逃げても先行でも良いクロコスミア。

他の先行馬は、ノームコア、カンタービレ、レッドジェノヴァ

ミスパンテール、コルコバードの5頭ぐらい。

またこの5頭にしても、何が何でも先行というタイプでもなく

レースなりにポジションを替える可能性のある馬達でもあります。

ただ有力馬の多くが先行型だけに、もしかすると平均以上の

ペースになる可能性もあるかもしれません。

モズカッチャンも前走の札幌記念では、後方から競馬をしましたが

昨年のエリザベス女王杯は5番手から競馬をしての勝利。

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強い3歳勢と4歳勢の対決。

今回のエリザベス女王杯は、完全に3歳馬と4歳馬との

勝負になると見ます。

極端な事を言ってしまうと、5歳以上の馬はバッサリ消して

いいのではないかと思います。

そのくらい今回は、3歳馬と4歳馬の強さが際立って見えます。

そして、一番に上げたい馬は、目下絶好調今期GⅠ

7勝のルメール騎手鞍上のノームコア。

今年の春は、素質を感じさせる競馬を何度もしていて

重賞でもしっかり馬券内に入っていた馬が、夏を越して

急成長。

前走の紫苑ステークスでは、春のクラシック戦線で活躍した

マウレアを0.5秒も突き放しての完勝。

ルメール騎手の素晴らしい手綱さばきがあったとはいえ、これだけ

楽勝だったわけで、底が知れない強さを見せました。

秋華賞は、残念ながら回避となりましたが、逆に回避した事で

エリザベス女王杯は、万全の状態で出走してくるわけです。

また昨年3歳馬のモズカッチャンが優勝したように、やはり斤量54キロの

恩恵は相当大きいと言えます。

そのモズカッチャンも今年は斤量56キロ、明らかにアドバンテージとしてはノームコアの方が有利と言えそうです。

さらに大きいのは、ルメール騎手が今回も手綱をとる事で、余裕があり今勢いのある

ルメールと今秋一度もGⅠを勝てていないM・デムーロ騎手とは精神面での違いも

含めてやはり有利と言えます。

もちろん、ノームコアの相手はモズカッチャン1頭ではなく、他にも強い馬が

いますが、この2頭のうちのいずれかを本命に推すとするならば、ノームコアの

方が圧倒的に良いでしょう。

また、これが一番と言える理由があります。

それは、、、ルメール騎手がカンタービレではなく、ノームコアを

選択したという事です。

つまり、ノームコアの方がカンタービレよりも上であると感じたわけです。

どちらにも乗っていたルメール騎手がそう判断したのですから、まず

間違いないと言えるでしょう。

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他の注目有力馬について

注目有力馬に上げたい馬は、やはり前走京都大賞典で

サトノダイヤモンドの2着に入線したレッドジェノヴァ。

北海道のローカル戦というある意味、地味なレースで

勝ち上がってきた馬で、本当に強いのか疑問符がつく段階でしたが

前走京都大賞典で好走した事で、一気にこの馬の株が急上昇し始めました。

ただ、おそらくですがスピード勝負のパンパンの馬場は、あまり得意では

ないタイプで、開催が進んで馬場が荒れてきた頃がちょうどいいのだと思います。

そういった意味では、今回のエリザベス女王杯も開催が進んでからの京都コースです

ので、レッドジェノヴァには合っている馬場だと言えます。

かなり警戒が必要な1頭だと言えます。

そして、次に上げたい馬は、カンタービレ。

前走の秋華賞では、いつものカンタービレの競馬とは違い、中団よりも

後ろのアーモンドアイとほぼ同じような位置から競馬をして、上がり3位

の末脚を使い3着に入線。

武騎手が新境地を開拓したような脚質を見せました。

ただ今回の鞍上は、C・デムーロ騎手。

当然ながら、カンタービレの全能力を発揮させるような競馬をしてくる

ジョッキーですから、秋華賞よりももっと凄い競馬をする可能性もあります。

しかし、距離的には1800mがベストではないかと個人的には

思っています。とはいえ、侮れない1頭でしょう。

あと、注目と言えば、モレイラ騎手鞍上のリスグラシューですが、

個人的にはやはり距離が長いと見ます。

1600m、1800mがベストの馬で、2000m以上になると

ポテンシャルが少し落ちると思います。

モレイラ騎手が乗るというだけで、人気にはなるでしょうけれど

やはり2000m以上を得意とするモズカッチャンやレッドジェノヴァと

比べると、ワンランク落ちるような気がします。

ですので、ノームコアから3点を推奨します。

軸、ノームコア

紐、モズカッチャン、レッドジェノヴァ、カンタービレ。

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