GⅠ阪神JF。ダノンファンタジーより強い馬が果たしているだろうか?

2歳GⅠは馬の力が8割~9割。

2歳戦は、ほぼ馬の力だけで決着がつくと言える

レースが多いと思います。

そして、今回の阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ戦に

おいても、それは変わらないと見ます。

もちろん、上位の馬の力がさほど変わらないのであれば

後は、騎手の力にかかってくるとは思います。

それを踏まえて考えて見ても、今回ダノンファンタジーより

強い馬がいるかと言えば、正直微妙。

新馬戦は、グランアレグリアというとてつもない強さを

持った牝馬がいましたので、2着に敗れたものの、その後

未勝利戦、ファンタジーSと全く危なげない内容で完勝しています。

もし、ダノンファンタジーをあっさり負かしてしまう馬が

いるとすれば、その馬はグランアレグリアと遜色ない強さを

持った馬なわけで、そんなにポコポコ最強馬クラスの馬が

同世代の2歳の段階で誕生するだろうか?と思います。

今回は、主戦の川田騎手が香港へ遠征していますが、鞍上に

C・デムーロ騎手を迎えての一戦ですので、鞍上が弱化したわけ

でもなく、むしろプラスであると言えます。

まあ単勝1番人気は、濃厚でしょうが、逆らえないでしょうね。

スポンサーリンク


相手候補は4頭。

1頭目は、ビーチサンバ。

父がダート最強馬クロフネ、母がGⅠは獲れなかったものの

桜花賞2着エリザベス女王杯2着2回のフサイチエアデール。

超良血馬です。

前走のアルテミスステークスは、2着。

勝ち馬シェーングランツとは、0.1秒差である事から

十分逆転は可能。

鞍上は、前走の藤岡康太騎手から福永祐一騎手へと交代。

福永騎手と言えば、牝馬のマイル戦が得意なイメージ。

上手く立ち回れれば、ダノンファンタジーと良い勝負ができるかも

しれません。

2頭目は、シェーングランツ。

前走のアルテミスステークスは、一気の末脚で優勝。

ただ前走は、直線の長い広い東京コース。

そして、外目を回って揉まれずに理想の競馬が出来ましたが

今回は4番枠を引いて、内から抜け出せるか微妙。

大外を回せば、その分ロスもありますので、今の状態の

良くない鞍上の武豊騎手の騎乗も少し心配です。

本当は相手候補一番手評価に上げたかったのですが、

不安要素がありますね。

スポンサーリンク


3頭目は、クロノジェネシス。

前走のアイビーステークスは、牡馬相手に完勝。

上がりの脚も素晴らしく、相当な逸材。

ただマイルで時計が早くなった時の対応がどのくらい

出来るかが鍵。

そこをあっさりクリアしてくるようだと、相当強い馬

かもしれません。アイビーステークスの強さが本物か

今回で分かる一戦。

最後4頭目は、トロシュナ。

新馬戦の勝ち方が圧巻。1頭だけ別次元のレースをしました。

ただ新馬戦の相手が弱かった事は事実。

流石にいきなりGⅠで勝つまでは厳しいかもしれませんが

前走からさらに仕上がっていれば、侮れない1頭です。


スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする