皆さんは、偶然とも言える競馬が存在するのを知っていますか?

奇跡や偶然が起こる世界。

画像引用元https://satokitchen-keiba.net

この世界において、奇跡や偶然があるように

競馬においてもこの偶然とも言えるような

奇跡が存在します。

これが、フィクションであれば、いくらでも

ストーリーを考える事が出来ますし、主役を

かっこよく見せる事も出来ます。

ですが、ノンフィクションつまり真実においては

多少の脚色は出来たとしても、まぎれもなく

真実だからこその奇跡であり、偶然であるとも言えるわけです。

この世界には偶然はなく、すべては必然である。

そんな言葉もありますが、やはり偶然と呼ぶにしても

あまりにもまさか!と言える事が現実には度々起きる事があります。

そんな分かり易い例をいくつか挙げてみたいと思います。

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絆(キズナ)

2011年は、東北大震災いわゆる3.11の年でしたが、

その年に生まれ命名された馬。

それがキズナです。

皆で復興に力をという意味を込めて、絆という言葉が

東北でそして、全国で広まった年でした。

そんなキズナという名を与えられた馬は、グングンと成長を

遂げ、やがて武豊を背にダービー馬となりました。

まさに多くのファンがキズナを後押しするかのような活躍を

したわけです。

偶然としても、凄すぎるストーリーだと思いませんか?

しかも、ダービーの後日談として、武豊騎手がレースで

後方から競馬をした点について述べています。

自分でもなぜあの位置から競馬をしたのか、G1という

しかもダービーという大レースであんな大胆な競馬が出来たのか

あとで考えると信じがたいというかゾクっとする。

武豊騎手自身が、そう言っていたのです。

もしかすると、キズナはダービーを勝つべくして勝った。

運命だったと言えるのかもしれません。

それにしても、こんな偶然、奇跡があるでしょうか。

これだけでも凄い話ですが、もっと凄いのがあります。
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2001年の菊花賞そして、まさかの有馬記念。

2001年と言えば、アメリカで起こった9.11の年ですが

この年日本の競馬界では、3歳馬のマンハッタンカフェが翌月に

行われた菊花賞を制しました。

おそらく多くの競馬ファンは、まさかとこの馬が優勝するとは

思ってもみなかったでしょう。

ところがここまでなら、まあたまたまだよ。偶然偶然なんて

言葉で終わるはずなのですが、さらに凄い事が起こりました。

それは、年末最後のG1有馬記念で起こりました。

何と!有馬記念にマンハッタンカフェが出走してきたのです。

さらに同レースにいかにもと言える名前の馬も出走してきました。

その名は、アメリカンボス。

多くの競馬ファンはざわつき始めます。

まさかそんな事が起こるわけないよね。

マンハッタンカフェは、まあ菊花賞馬だし、勝つ可能性は

あるけれど、アメリカンボスなんてずっと凡走続きで

さらにブービー人気。

そして、この年は、2000年無敗の最強馬テイエムオペラオー。

さらに2001年の宝塚記念を制したメイショウドトウなど

強い2頭が有馬記念に出走していました。

この2頭を退けてのアメリカ馬券なんてないない。

誰もが心の底では、もしかしてと思いながらも

いやあり得ないと思っていたはずです。

ところがです。

そう!まさかの出来事が起こりました。

レースが終わってみれば、

1着マンハッタンカフェ

2着アメリカンボス

という目を疑うようなレースとなっていたのです。

冗談半分で遊びで馬券を買った人もいたかもしれません。

そんな馬券の配当ですが、馬連で48,650円もついたのです。

他にもまだまだ沢山のまさか馬券が存在しますが、偶然にしても

出来過ぎたくらいのレースは、この有馬記念が一番ではないでしょうか。

1度ある事は2度ある。2度ある事は3度ある。

皆さんも今後、何かが起こった年にまさかという馬が出てきた時は、

素直に偶然に乗っかってみる事をオススメします。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

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