阪神カップ。強すぎて絶句!グランアレグリア圧勝、完勝、大楽勝。

異次元の強さを見せたグランアレグリア。

2019年阪神カップ。

終わってみれば、やっぱりグランアレグリアは強かったといえる

レースでしたが、まさかここまで強い勝ち方をするとは思いませんでした。

NHKマイルCから7か月ぶりの実戦。

そして、包まれたら怖いと思っていた内枠。

ノーザン馬の必勝パターンともいえる外厩ノーザンファーム天栄での

仕上げとは言っても、久々のレースに加え、牝馬が活躍しないレース、

そして、一番人気馬の成績が悪いなど不安要素が多くありました。

しかし、グランアレグリアにとっては、すべての不安要素が無用とも

言えるほどの圧勝劇。

スタートして、ポジションはいつもよりやや後ろの8番手辺りを追走。

馬郡の中にいたので、大丈夫かなと思いましたが、ルメール騎手も抑えきれない

くらいの手応えで終始馬をなだめつつレースをしていた感がありました。

そして、直線に入ると空いたインからスルスルと抜け出してきて

あとは、グランアレグリアの独壇場。

ノーステッキ!軽く追い出しただけで後続を突き放す強い競馬。

抜群の手応えで、最後は流してゴールイン。

上がりもメンバー中最速。

勝ち時計も1分19秒4で、2着のフィアーノロマーノとは

0.8秒差の大楽勝。

1頭だけ別次元の競馬をしました。

流石桜花賞馬といえるレース。

今回の阪神カップでGⅠ馬は、グランアレグリアの他に

レッツゴードンキがいました。(どちらも桜花賞)

ですが、レッツゴードンキの桜花賞は、正直展開勝ちで

岩田騎手がスローでまんまと逃げきったという作戦が

ハマっての勝利でした。

しかし、グランアレグリアは違います。

まあ阪神カップにおいては年齢的な違いがあるので

力関係はとりあえず置いておくとしても、グランアレグリアの

桜花賞は、まさに実力勝負といったレースでした。

自らでペースを作り出し、早め先頭で押し切るという

強い内容のレース。

能力をしっかり出し切れるレースさえ出来れば、グランアレグリアは

まだまだ底が見えない馬と言えます。

そして、7か月の休み明けの一戦でしたが、さらに馬が成長して

精神面でも身体面でも強くなってると感じました。

これならば、来年は凄く楽しみな存在と言えます。

現時点においても3歳馬の中では、牝馬牡馬関係なくマイル戦までなら

一番強いかもしれませんね。

グランアレグリア。スプリント~マイルGⅠで活躍か?

来年はおそらくまずは、春のGⅠ高松宮記念を目指す事でしょう。

距離短縮も今回の阪神カップを見る限りでは問題なさそうで

むしろ折り合いに苦労しないスプリント戦の方がもっといいかも

しれません。

重馬場は経験がないのでまだ分からないですが、ディープインパクト産駒でも

ありますので、間違いなく時計の出る良馬場が一番合うタイプでしょうね。

高松宮記念に出走してきたら、間違いなく注目の1頭になるでしょう。

そして、順調ならば次はヴィクトリアマイル辺りが濃厚。

安田記念も視野にあるかもしれませんね。

本当にどこまで強くなるか楽しみな馬です。

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