JBC(GⅠ)買える有力馬、買えない有力馬を選定します。

いよいよ開幕。豪華GⅠ3連戦!

2018年11月4日(日)は、京都で10R、11R

そして12Rと連続ですべてGⅠ競走とかつてない日程。

GⅠ好きの競馬ファンにはワクワクの週でしょう。

ただ、いつもは地方で行われていたJBCが今回は

初の中央での開催。

中央(JRA)でのレースとなれば、地方と砂の質も

違う訳で馬によっては、合う馬合わない馬が出てくるでしょう。

まあそういった観点も踏まえて、買える有力馬

買えない有力馬をやっていきたいと思います。

では、早速JBCスプリント、JBCクラシック、

JBCレディスクラシックから順にやっていきたいと思います。

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JBCスプリント。

京都のダート1200m戦。

今回おそらく1番人気に支持されそうなのは、マテラスカイでしょう。

ですが、前走は大井の東京盃で4着と敗退。

スピード競馬が得意なこの馬にとっては、大井の深い砂が

合わなかったのかもしれません。

ですが、今回の京都も良馬場で行われそう。

そう考えると、マテラスカイが好走できるか微妙。

近走の勝ったレースは、すべて他馬を突き放している事から

強いというイメージが定着しています。

確かにプロキオンSなどは、重賞競走にも関わらず圧勝で

タイムも1分20秒3と芝並の走破時計を掲示。

これは強いと誰もが思った事でしょう。

しかし、近3勝の馬場はすべて不良馬場、重馬場、稍重。

つまり、脚向きの良いダートでスピードが求められる条件での

成績ばかりなわけです。

そして、今回はG1戦、相手関係も全く変わり一気に強化。

また揉まれると弱い馬でしょうから、枠番によっては厳しい展開も

予想されます。

買えない有力馬と言えそうです。

サクセスエナジーとコウエイエンブレム、ナックビーナスも買えない有力馬。

サクセスエナジーは、地方重賞では実績がありますが、中央はイマイチ。

また距離もベストは1400mで1200mは一線級相手では厳しいと見ます。

コウエイエンブレムは、昨年の出来なら面白い1頭でしたが、今年は

別馬になってしまった印象。

ナックビーナスは、ダート適性は低いと見ます。昨年の東京盃は9着。

買える有力馬。レッツゴードンキ、セイウンコウセイ、モーニン、

スマートアヴァロン。

レッツゴードンキの近走を見ても完全にスプリント仕様の馬になっています。

その馬が今年のフェブラリーステークスでは5着と好走。

ダート戦でやれることを証明。今回はベスト条件の1200m。

かなり面白い1頭。

セイウンコウセイ、芝馬ですが、元々渋った馬場が得意な馬力タイプ。

ですので、ダートも問題なくこなせそうなイメージ。

芝とは言えGⅠ馬ですから、軽視はできないと思います。

モーニン、一時期のスランプからは脱出した模様。何と言っても

フェブラリーステークスの覇者。1200mも前走コリアスプリントを

勝っていますので、ここも好勝負になると見ます。

スマートアヴァロン、堅実に良い末脚を使う馬。

京都も得意で前に有力馬が多数いる事から、前がやり合う展開で

ペースが早くなれば、この馬の末脚が活きてくる可能性があります。

1着はないかもしれませんが、2着3着候補ではありそう。

JBCクラシック。

京都のダート1900m戦。

ここで1番人気想定の馬は、ケイティブレイブ。

ケイティブレイブにとっては、中央でのレースは

あまり好ましくないと言えるでしょう。

なぜならば、中央での実績は、重賞のレパードステークスの

2着が最高。

時計の掛かる地方の砂だと、相当強い馬ですが、中央の時計を

求められるダートは、苦手だと言えます。

実績は申し分ないのですが、地方交流専用馬と言う事で

今回は買えない馬にしました。

他の買えない馬は、サウンドトゥルー、ノンコノユメ。

サウンドトゥルーも京都のダートは、おそらく合わないという理由です。

ノンコノユメは、やはり距離が少し長いと見ます。良い末脚は使える馬

ですが、どうしても距離が長くなると今一歩足りない印象。

また、渋った馬場の方が得意なイメージもあり、余程のハイペースに

ならない限りは厳しいと見ます。

買える有力馬。サンライズソア、オメガパフューム、テイエムジンソク。

サンライズソアは、近走内容を見る限り完全に本格化した印象。

また秋GⅠ戦絶好調のルメール騎手が手綱を握るのもプラス。

京都も得意で、まず大崩れはないと見ます。

オメガパフュームは、前走シリウスステークスを優勝。

今並に乗る3歳馬ですが、今回は斤量55キロ。

良馬場でどれだけ走るかが見ものです。

テイエムジンソクの近走は、パッとしませんが、上手く先手を

奪えるようなら、もう少しやれていいのかなと思います。

京都コースも得意な方だと思いますので、出来れば逃げて

しぶとく粘り込みを図れば馬券内も十分あると見ます。

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JBCレディスクラシック。

京都のダート1800m戦。

今回はかなり難解なメンバー構成。

買えない有力馬は、プリンシアコメータ、

サルサディオーネ、カワキタエンカ。

プリンシアコメータは、地方重賞実績は抜群ですが

中央実績は、イマイチ。

また京都コースも得意とは思えず、今回は展開も早くなりそう

なので厳しいと見ました。

サルサディオーネは、前走新潟のBSN賞を逃げ切って勝ちましたが

その時の斤量は51キロ。そして、前残りの多いコース。

条件が揃っての勝利で、今回は同型も多く厳しい。

カワキタエンカは、芝馬でダートは初。ダートで好走できるか

どうかは別として、同型が多いので厳しいと見ます。

買える有力馬、ラビットラン、クイーンマンボ、フォンターナリーリ

ファッショニスタ、アンジュデジール。

ラビットランの前走ブリダーズゴールドの勝ち方は圧巻。

ただ不良馬場だった事を考えると、良馬場の京都でどれだけやれるか

ですが、楽しみな1頭ではあります。

デムーロ騎手の今秋初のG1奪取なるかですね。

クイーンマンボ。前走のレディスプレリュードが案外と言った結果でしたが

京都コースは、今年の平安Sでサンライズソアの2着があり得意コース。

ひと叩きされて調子が上がっていれば、ここで好走してもおかしくはない。

ルメール騎手が引き続き手綱を握ってくれるのも大きい。

フォンターナリーリの前走ブリダーズゴールドは4着とイマイチな結果でしたが

京都コースは得意で、好走する可能性は十分あります。

ファッショニスタは、前走初めて1800m戦と長めの距離を走りましたが

しっかり対応出来ました。

2着と勝ちきれはしなかったものの、この距離でも十分やれることは証明。

アンジュデジールは、地方交流戦でGⅡを勝っている馬ですが、左回りコースに

良績が集中。右回りが全くダメではないですが、今回の京都コースなら悪くはない

のではと見ます。

ディープインパクト産駒でダートで好走できる数少ない馬の1頭。


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