J・モレイラがJRAの騎手になった場合、所属は美浦or栗東!?

J・モレイラ、来年にもJRA騎手となるか?

香港の雷神ことJ・モレイラ騎手が、今年JRAの騎手試験を受けるという

事は、ほとんどの競馬ファンはすでに知っている事でしょう。

ですが、JRAの試験は厳しい事で有名。

これまでも、多くの地方所属騎手が受験しても

合格できた人は、ほんの一握りしかいない。

もちろん、地方でも名の売れた安藤勝己騎手や内田博幸騎手

岩田康誠騎手、戸崎圭太騎手などは、そんな狭き門を突破し

合格しましたが、一回の試験であっさり突破した人は少ないと言えます。


スポンサーリンク


また地方からJRAの試験を受けるには、ある一定の基準もあり、さらに

地方にはない障害レースの騎手試験にも合格しなければならないという

かなり厳しい試練が課されています。

外人騎手などは、特に日本語もある程度知っておく必要があると思うので

相当な勉強をしないとなかなかJRAの試験に合格するのは大変でしょう。

デムーロ騎手もルメール騎手もそんな試験を突破して、JRA所属の騎手と

なったわけですが、デムーロ騎手などはかなり早い段階から、短期免許で

何度も日本の競馬に慣れ親しんでJRA騎手になるのを待ち望んでいた所があります。

ルメール騎手もJRA所属の騎手になる前は、何度も日本に来ていました。

2人ともそういった意味では、ある程度準備があったわけです。

ですが、モレイラ騎手に関しては、ここ2年くらいで日本に乗りに来たイメージ。

ですから、当然ですが、日本語はほとんど分からないでしょう。

おそらく試験は、日本語があまり分からなくても良いのだとは思いますが

内容は、JRAのルールに基づいたものでしょう。

香港とは、ルールが違うと思いますので、モレイラ騎手が試験に

対応できるかが鍵ですね。

スポンサーリンク


合格か不合格か?

実はこれが相当難しいと思います。

J・モレイラと言えば、現在世界でもトップクラスの騎手。

日本に乗りに来て1日で5勝、6勝などを平気でしてしまう

凄いジョッキー。

香港でも英雄扱い、いや神扱いをされているほどの騎手ですから

JRAが不合格に出来るかという感じがします。

これは、あるTVで武豊騎手も苦笑いしながら、言っていました。

これだけのジョッキーですからね。

不合格にできるのかな~。

何となくですが、多少試験も緩めになりそうな気がします。

モレイラ騎手も来年は香港では乗らないと断言していますので

ある意味JRAにとっても、プレッシャーがありそうな今回の試験。

果たしてどうなるでしょう。

合格後の所属について

モレイラ騎手が騎手試験に合格したら、美浦所属になるか

栗東所属になるかかなり重要な問題になりそうです。

どちらの所属の騎手も、来年モレイラ騎手がJRA所属に

なる事を考えたら、相当厳しい表情になりそうです。

おそらく個人的な予想としては、美浦所属が濃厚だと思います。

さすがに栗東は、今デムーロ騎手もルメール騎手もいて

関西の騎手も力のある騎手が沢山いる状況。

そこにモレイラ騎手が加わる可能性は低いと言えます。

そうなると、美浦所属になるわけですが、関東の騎手は

大変です。

関西の騎手は、重賞競走などの時は、関東に遠征してきますが

基本は関西圏での競馬。

ですから、頻繁にモレイラ騎手と勝負することは、さほど多くないと

言えます。

ところが関東所属の騎手は、関東圏の競馬が中心ですから毎回モレイラ騎手との

勝負になります。

もちろん、モレイラ騎手には良い馬がどんどん回って来るわけで

当然現在関東の1位戸崎騎手や2位の田辺騎手も勝ち鞍が多く減るでしょう。

モレイラ騎手が美浦所属となれば、年間200勝は簡単に突破して

くるだろうと思います。

JRA所属騎手になって、その年でいきなりリーディング騎手になる

可能性は相当高いと言えます。

それでも、上位騎手はある程度馬が回って来ると思いますが

問題は下位騎手です。

今まで下位騎手が乗っていた馬を上位騎手が乗る可能性が高くなる

わけですから、下位騎手にとっても試練となりそうです。

馬券を買う側からすれば、モレイラ騎手のように上手い騎手そして

勝てる騎手が来てくれるのは、嬉しいですが、日本人騎手にとっては

あまり嬉しくないと言えますね。

デムーロ騎手もルメール騎手もモレイラ騎手の事に話題が

行くと微妙な表情になりますからね。

それだけ、現在バリバリに勝っている2人の騎手にとっても

モレイラ騎手の来日は、こわいのでしょう。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする