混戦必至のローズS(GⅡ)!大激戦の中、抜け出す馬はどの馬か?

ローズSは、息も抜けない混戦ムード!

先週は、一発目の秋華賞トライアルR紫苑ステークス(GⅢ)が

中山競馬場で行われ、ノームコアが完勝。

1分58秒0という好タイムで2着マウレアに3馬身差をつけて優勝

しました。

秋華賞へ向けて、幸先の良いスタート。

一方、単勝1番人気に支持されながら、2着に敗れたマウレアは

左前肢の跛行(ハギョウ)と診断され、秋華賞への出走も出来るか

分からない状態。

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しっかり立て直す事が出来ればいいのですが、心配ですね。

そして、今週の日曜日は阪神メイン、ローズSが行われます。

出走予定馬を見る限り、かなりの混戦が予想されるメンバー。

どの馬が勝ちあがれるのか、そしてアーモンドアイと接戦を演じられる馬が

現れるだろうか、いずれにしても、かなり見ごたえのある1戦となりそうです。

中心は、やはりサトノワルキューレか?

春の成績だけを重視するなら、サトノワルキューレが中心となる

のでしょうが、果たして夏を越してこの馬がどれだけ成長しているか

ですね。

春は確かに牡馬相手に互角以上の勝負をしてきた馬。

しかも、ゆきやなぎ賞で負かしたエタリオウは、その後、青葉賞2着

ダービーでは差のない4着と健闘している事から、その馬と同等の力を

示したサトノワルキューレも評価が上がった事は確かです。

またサトノワルキューレ自身も、フローラSでは、スローペースの最後方という

絶望的な位置から、直線だけで全馬を抜き去るという荒技を披露。

まさに圧倒的と言えるほどの強さを見せつけたレースでした。

ところが、オークスの成績が案外。まさかの6着。

これにより、また評価が微妙になった模様。

ですが、考えてみれば、やや小柄な牝馬が強敵相手に

4連戦をこなし、その3戦目のフローラSはレースレコードで激走。

そして、全くお釣りのない状態で体重を戻すための

調教でしか挑めなかった4戦目のG1オークス。

そういった視点になれば、6着はむしろ優秀だったのかもしれません。

しっかりと休養して体調も戻ったであろう今、さらに能力が開花していれば

強いサトノワルキューレが見られるかもしれません。

フローラSのメンバーが弱かっただけでサトノワルキューレも

実はたいしたことがないと見るか、やっぱり強いと見るかはそれぞれ

違うと思いますが、個人的には強いと見ています。

一応フローラSでは、先週の紫苑ステークスの勝ち馬ノームコアにも

勝っているわけですからね。

まあ今考えれば、フローラSでサトノワルキューレの次に

強い競馬をしたのはノームコアでした。

ただ、不安なのは1800mという距離。

春先のサトノワルキューレであれば、少し短いでしょうね。

その点が一番心配です。
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侮れない存在。

サトノワルキューレが、どれだけ成長しているかもですが

とにかく今回のローズSは、どの馬が勝ってもおかしくないと

言えます。

まずは、ゴージャスランチ。

なかなかの切れる末脚を持つ馬。忘れな草賞では、最後方から

上がり最速の3着。堅実に脚を使うタイプで7戦して馬券内

パーフェクトは凄い。

夏を越してどれだけ成長しているかが鍵となりそう。

阪神芝1800mも守備範囲。

サラキア。

この馬の成長力は著しい。

前走は500万下で斤量52キロとかなり恵まれた条件でしたが

それでも、2着を0.6秒も突き放しての完勝は素晴らしい。

春先の430キロ台前半の馬体から、450キロ近くまでビルドアップ

出来たのは、かなり良い。

フローラSでも、差のない競馬をしている事から、今なら逆転が

あってもおかしくないでしょう。

センテリュオ。

矢車賞では単勝1倍台に支持されたものの、2着を確保するのがやっと。

大した事はないと思っていたのですが、そこは流石ディープ産駒。

続く500万下都井岬特別、小倉芝2000mでは、上がり最速で快勝。

勝ちタイムも1分57秒6と優秀。

さらに状態が上向いているようなら、ここでも面白い存在になりそう。

そして、フィニフティ。

前回紫苑ステークスに出走登録していたので、上げた馬でしたが

ローズSに照準を合わせてきた模様。

この馬も能力は一級品だと見ています。

後は、馬体の成長だけが鍵ですね。

420キロ台のままでは、流石に厳しいでしょうね。

レッドランディーニ。

カーネーションカップでは、ゴージャスランチと良い勝負を

した馬でしたが、続く阪神芝1800mのレースを見て

ちょっと評価を下げました。

スローの上がり勝負は強いのかもしれませんが、ペースが

上がるとイマイチ。夏を越して成長があればいいのですが、、。

この中で一押しは、やはりサラキアですね。

まだまだ伸びしろがありそうな馬。成長もあったので今秋は

かなり楽しみな1頭。

サトノワルキューレが1800mの距離に戸惑うようなら

サラキアが押し切る場面があるやもしれません。

今回のローズSは、思い切ってサラキアを本命に推そうかと

考えています。

池添厩舎の馬という事で、騎手はおそらく池添騎手が乗るでしょう。

ローズSが楽しみです。

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