神戸新聞杯スパイスのないワグネリアンとコース割引エポカドーロ。

陣営の指示通りの競馬。

今回ワグネリアンは、福永騎手が落馬負傷のため、代役として

藤岡康太騎手へ乗り替わり、これは間違いなくマイナス材料。

また、福永騎手がずっと乗っていた馬のため、当然ながら

今回藤岡康太騎手は、初騎乗となります。

主戦からリーディング上位に引き継いだ場合は、初騎乗でも

勝利するイメージは、湧きますが下位の騎手に乗り替わって

勝つイメージは湧きません。

これも、ワグネリアンの運命とも言えそうです。

もちろん、神戸新聞杯はあくまで前哨戦ですので負けたとしても

大きな痛手にはならないでしょう。

また藤岡騎手もし烈な関西圏での競馬で現在50勝と全く

活躍をしていない騎手ではありません。

スポンサーリンク



ただ重賞の勝利は、今年ダービー卿チャレンジトロフィを

ヒーズインラブで勝っていものの、それ以前に遡ると2016年の

1勝のみ。

良い馬に巡り合えなかったという事もあるのかもしれませんが

やはり重賞勝利から遠のいているという事実は否めません。

何でも勝ち癖というのは、大事で負け癖は負け癖となり

勝ち癖は勝ちを呼びやすくなります。

それを考えると、今回のメンバーも一癖ありそうな感じなので

陣営の指示通りの競馬をした場合、2着3着が濃厚と言えます。

騎手の力が高ければ、指示プラス一工夫できるのですが、それが

藤岡康太騎手に出来るかですね。

現にダービーを勝った時のワグネリアンですが、福永騎手は痛恨の外枠を

引いて一旦こりゃダメだと思ったそうです。

しかし、そこから腹を決めて、出来るだけ前目につける競馬に徹した事で

無心の勝利を収める事が出来ました。

もし、迷いがあったとしたら、ワグネリアンはきっとダービーを

勝ててなかったでしょう。

展開によって競馬を変化させることが出来るのが、一流ジョッキー。

まあ馬券内は外れないと思いますが、1着は厳しいと見ます。


スポンサーリンク


阪神コースは苦手な戸崎騎手。

エポカドーロの主戦戸崎騎手が阪神で騎乗。

しかし、阪神コースで戸崎騎手が好成績を収めた記憶が

自分にはありません。

平場なら勝っていますが、重賞レースで勝った記憶が

ないのです。

調べてみた結果。2013年のレッドリヴェール

阪神ジュベナイルフィリーズ。

2016年のスマートオーディン。

毎日杯での勝ち鞍がありました。

まあ阪神コースが元々騎乗回数が少ないので

何とも言えませんが、若干のコース割引は必要かなと見ます。

ただ今回エポカドーロの良い所は、前に逃げ馬のメイショウテッコンが

いる事です。

この馬がペースメーカーとなってくれるので、エポカドーロには

好都合の馬と言えそうです。

人気上位2頭のマイナスポイントを伝えましたが、それを

踏まえると怖いのは、やはり阪神コース慣れしている騎手ですね。

それと重賞常連騎手でもある2人。

川田騎手とデムーロ騎手です。

川田騎手は今回アルアインに乗らず、ステイフーリッシュを選択。

前走のダービーは、この馬京都新聞杯で見せた前目で力強く抜け出す

競馬が出来ず、中団からそのまま中団でゴールという不甲斐ない競馬でした。

その点を考慮して、今回は間違いなく川田騎手は先行策に出るでしょう。

気分良く逃げ馬を追走すれば、京都新聞杯の再現があるかもしれません。

間違いなく一発狙ってくるでしょう。かなり注意が必要な馬と言えそうです。

次はデムーロ騎手のエタリオウです。

ダービーの素晴らしい末脚は、多くの競馬ファンに焼き付いた事でしょう。

乗り方一つでチャンスがあるとすれば、デムーロ騎手でその可能性は

さらに飛躍。

ペースが流れれば、ワグネリアンを目標にじっと構え、ペースが緩いようなら

デムーロ騎手得意の早仕掛けがさく裂するかもしれません。

いずれにしても警戒が必要な2騎手です。

人気もワグネリアンとエポカドーロが吸い取っているだけに

ステイフーリッシュもエタリオウも思い切った騎乗が出来るので

かなりの強みだと思います。

果たしてどんなレースになるか。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする