クリンチャーが前哨戦のフォワ賞へ
画像引用元https://biz-journal.jp
10月7日の凱旋門賞へ向けて、フランスへ遠征中のクリンチャーが
まずは、前哨戦のフォワ賞に出走します。
フォワ賞(GⅡ)フランスロンシャン競馬場芝2400m
1着賞金は約1000万。日本のGⅡの賞金と比べると
5分の1か6分の1くらいです。
まあここは日本馬にとって、賞金のために走るレースでは
ないですからね。
あくまで凱旋門賞と同じコースを経験させるのが目的であるのと
ロンシャン競馬場の芝の適性を図るためのレースと言えそうです。
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ロンシャン競馬場の馬場(芝)適性。
昨年は、同レースにサトノダイヤモンドとサトノノブレスが出走して
いますが、6頭立てでサトノダイヤモンドは4着、サトノノブレスは
6着と惨敗。
この時点で凱旋門賞好走の雲行きが一気に怪しくなりました。
そして、案の定凱旋門賞では、サトノダイヤモンド15着サトノノブレス16着
と後ろの方でワンツーフィニッシュ。
2頭とも芝適性がなかったとしか言えないレースでした。
その点、クリンチャーはどうかですが、サトノ2頭と比べて
間違いなくクリンチャーのほうが、ロンシャンの芝は合うと思います。
まだ走ってはいないので、絶対とは言えませんが、日本では
良馬場よりも時計がかかる稍重や重馬場の方が得意でしたからね。
良馬場では勝てない相手も雨馬場になると、力が逆転してしまうの
ですから、ロンシャンの時計の掛かる馬場は、きっと合うはずです。
クリンチャーにとっては、雨大歓迎と言えそうです。
フォワ賞と同じ舞台の凱旋門賞!
また例年とは、違い今年は3年ぶりに凱旋門賞がロンシャン競馬場で
行われます。(昨年はシャンティイ競馬場。)
フォワ賞と同じ舞台で走れるクリンチャーにとっては、1度経験した
コースを走れるのは、かなりプラスだと思います。
ですから、クリンチャーがフォワ賞を好走すれば、さらにチャンスが
広がり、視界良好となるわけです。
何としても、フォワ賞を勝っておきたいですね。
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クリンチャーにとって残念な事。
クリンチャーにとって少し残念なのは、他に参戦する
日本馬がいない事です。
当初は、キセキ、ラッキーライラック、ジャンダルム
サトノワルキューレが参戦を予定していましたが
いずれも取りやめ。
やはり、レースを組み立てる上で昨年のサトノダイヤモンドとサトノノブレス
のように2頭以上の日本馬で参戦するほうが、勝ちに近づく可能性は上がると思います。
ディープインパクトやオルフェーブルが勝てなかったように
1頭だと厳しい壁がありそうです。
特に出走してもらいたかった馬は、キセキですね。
昨年の菊花賞を勝った頃の出来であれば、まず出走していたのだと思いますが
その後の成績や馬の状態を見ると、仕方ないと言えば仕方がないと言えます。
武豊が乗った日本馬で凱旋門賞を獲る!
日本競馬会の夢であり、多くの日本の競馬ファンの夢でも
あるような気がします。
日本を代表する騎手で競馬を知らない人でも知っている名前と
言えば、武豊騎手をおいて他には存在しない。
だからこそ武豊騎手が乗った日本馬で凱旋門賞を獲ってもらいたい。
誰もが確実に獲れると思っていた馬。
武豊騎手自身も絶対勝てると思っていた馬。
ディープインパクトで獲れなかった時の悔しさは、半端なかった
でしょうけれど、今年はクリンチャーでチャンスがやってきました。
クリンチャー凱旋門賞で本格化しないかな。
神の体内時計を持つ男武豊!
最高の騎乗を見せて欲しいですね。
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