NHKマイル。痛恨の出遅れが奇跡を呼ぶ。一発あるぞカテドラル!

アーリントンカップで新境地。

2019年5月5日(日)は、東京でGⅠNHKマイルCが

開催されますが、ある馬に注目しています。

それは、グランアレグリアでもなく、アドマイヤマーズでもない。

その馬とは、カテドラルです!

これまでのカテドラルの競馬と言えば、逃げ先行という

イメージがあり、2歳時には野路菊Sで、あの皐月賞2着馬の

ヴェロックスを破っています。

ヴェロックスがまだ成長途上の段階だったとはいえ

早くから素質を高く評価されていた馬を負かしたのですから

カテドラルの能力も相当。

ですが、新馬戦、野路菊Sと2連勝後のレースでは

東京スポーツ杯2歳S、京成杯ともに11着と惨敗。

上位実力馬との力差がはっきりと出たレースでした。

そして、迎えた前走5戦目のアーリントンカップ。

これまでの2戦が凡走続きだった事もあり、7番人気まで

評価が下がりました。

正直マイルで早い流れになったらと考えると、7番人気でも

まだ人気しすぎ感はありました。

ところがこのアーリントンカップで痛恨の出遅れ。

これまでスタートが決まらなかった事がなかった

カテドラルが初めてスタートで出遅れてしまいました。

この時点でカテドラルの馬券を買っていた人は、きっと天を

見上げた事でしょう。

しかし、この出遅れこそが、カテドラルにとっては新境地を

見出す良いスタートとなったのです。

アーリントンカップは、フルゲートだったこともあり、ハイペース

の展開になりました。

結局は逃げたイベリスがそのまま逃げ切り勝ちを収めたわけですが

後続馬が後退していく中、後方からまさかの末脚で追い込んできたカテドラルが

2着となったのです。

なんとレースが終わってみれば、上り最速。

しかも、出遅れて最初出して行った分、余計な脚を使ったのにも

関わらず、メンバー中1位の末脚です。

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予期せぬ展開がもたらした奇跡の脚質転換。

従来の逃げ先行脚質に陣営も力の限界を感じていた

所に、予期せぬ出遅れにより、凄い末脚が見れたのは

かなりの収穫だった事でしょう。

まさに痛恨ではなく、奇跡の出遅れと言っても過言ではないでしょう。

陣営もこれならば、、NHKマイルCでも好勝負になる!

そう確信したのではないでしょうか。

もちろん、まだ半信半疑な面もあるかもしれませんが

逃げ先行の時とは比べ物にならないくらいチャンスを

感じているはずです。

何と言っても、前走はやろうと思ってそうなったわけではなく

出遅れを取り戻すため、前半で無駄な力も使っています。

さらに言えば、直線もなかなかすぐに前が開かず、

追い出しも遅れた感はありました。

それを考えると、もし今回のNHKマイルCでスタートが決まり

後方からロスなく回ってこれれば、前走よりも凄い末脚を使う

可能性が十分にあります。

さらに良いのは、間違いなく圧倒的一番人気のグランアレグリアが

途中から仕掛けて、早い流れになる事は必至。

早い流れになれば、当然ですが後方の末脚勝負の馬に

チャンスが巡ってくるはずです。

グランアレグリアに敵うかどうかは分かりませんが、明らかに

前走よりは、上積みがあり脚質も後方からと決まったわけで

迷いなくレースが出来るでしょう。

後は鞍上のアヴドゥラ騎手が上手く乗ってくれることを

期待します。

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NHKマイルで強い暗示を持つカテドラル。

実は、このカテドラルを推すにはもう一つの理由があります。

それは、NHKマイルC近8年の成績から、NHKマイルで

ブービー人気と次に下の人気馬の隣馬が馬券内に入っている

割合が8年中7年に渡り絡んでいるのです。

そして、今回カテドラルは、ナントおそらくブービー人気に

なるであろうロードグラディオそして、次に下の人気馬に

なるであろうミッキーブラックの間に挟まれた形の10番枠

に入ったのです。

これは、かなり強いパターンと言えます。

さらにNHKマイルCは、同年のアーリントンカップの1,2,3着番

の馬番とも相性が良く、前走10番のカテドラルが今回も10番を引いており

かなりチャンスのある馬番に入っているとも言えます。

いずれにしても、脚質転換して初のGⅠ戦。

カテドラルが府中のマイルでどんな脚を使うかが楽しみです。

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