日本で一番強い馬になる!世界的名手スミヨンがサートゥルナーリアを絶賛!

オルフェの背を知っている男から賞賛を得た馬。

あの世界的名手であるクリストフ・スミヨン騎手に

日本で一番強い馬になると言わせた。

その馬の名は、サートゥルナーリア!

調教でのファーストコンタクト。

馬上から降りて戻ってきたスミヨンが言い放った一言。

日本にもこんな凄い馬がいるのか!

一流は一流を知ると言う。

サートゥルナーリアに乗った瞬間、スミヨンは

この馬から並々ならぬ素質を感じたのだろう。

しかし、2019年今年の天皇賞秋では、直線で失速し6着に敗れた。

多くの人の見解は、アーモンドアイに敵わなかったというよりも

おそらく思ったほどではなかった。

もしかして、弱い?

そんな印象さえ受けるほどだったであろう。

だが、鞍上のスミヨンだけは、全くそうは思わなかった。

なぜならば、レース前パドックでもサートゥルナーリアは

終始リラックスしており、この雰囲気なら勝ち負け濃厚と

思っていた。

ところがレースが始まるゲート前で待っている辺りから

徐々に馬の雰囲気が変わりだした。嫌な予感がした。

そして、それは現実のものとなってしまい、レースに影響した。

世界的名手スミヨンがずっと手綱を緩められず、抑え続けては

いたが、サートゥルナーリアとの呼吸が全く合わず、ずっと

掛かりどおしだった。

馬が興奮状態のまま、直線を迎えやがて最後は力尽きた。

これほどの馬の全能力を出し切ってやれなかった。

スミヨンはかなり悔しい思いだったに違いない。

そして、それは陣営にとっても同じ気持ちだったであろう。

百戦錬磨の厩舎に馬もスミヨンも応えた有馬記念。

この敗北から、角居厩舎もおそらくサートゥルナーリアが

レースで能力を出し切れるよう試行錯誤をしたはずだ。

そして、レース直前になると、入れ込むという原因を見つけ出したのだと思う。

有馬記念の数日前、スミヨンは今回のレースでサートゥルナーリアは

アーモンドアイに勝てると言った。

それだけの自信が彼にはあった。

あの凱旋門賞でオルフェーブルに乗っていたスミヨンが

そう言い放ったのだから、余程の馬なのだ。

ダービー、そして、天皇賞秋と精神面でのもろさを露呈した

事もあったが、やはりその能力は超一流なのだろう。

言葉通り、サートゥルナーリアは有馬記念でアーモンドアイに勝った。

リスグラシューには完敗したけれど、それ以外の馬には

見事先着し2着を確保した。

これからまだまだ強くなるであろうその馬に彼は

日本一強い馬になるという最高の言葉を送ったのだった。

来年サートゥルナーリアは、誰もが強いと認める名馬としての

レースを数多くやってのけるだろう。

多くの名馬に跨ってきたクリストフ・スミヨン騎手が

認めたサートゥルナーリアなのだから。

そして、来年きっと彼(スミヨン)はまたやって来るだろう。

サートゥルナーリアという相棒に会うために。

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