リーディング1位で帰国。
1月27日を持って、オイシン・マーフィ騎手は、JRAでの
短期免許期間が終わり、自身の拠点英国へと帰っていきました。
しかし、12月15日に来日して、僅か1か月半もいないうちに
24勝を挙げ、2019年度は現時点で首位独走。
このまま1年間いたら、おそらくリーディング騎手になってしまう
でしょうね。
3か月くらいいただけでも、物凄い勝ち鞍を上げてしまいそうw
それで、まだ23歳という若さなのですから、さらに驚きです。
まさに天才と言われるだけの騎手と言えます。
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マーフィ騎手も日本の競馬が気に入ったようで、また
何回も乗りに来たいと話していたようです。
きっと楽しくて仕方なかったのでしょう。
また帰国前の重賞根岸S(GⅢ)では、コパノキッキングに
騎乗し、見事重賞初制覇。
最高のフィナーレを迎えての帰国だったのではないでしょうか。
日本は宝の山。
これは、マーフィ騎手が口に出した訳ではありませんが
間違いなくそう思ったのではないでしょうか。
なぜなら、来日して1か月ちょっとで5億近い賞金を
稼ぎ出しました。
騎手は、5%が取り分ですので、単純に5億と計算
した場合、2500万円がマーフィ騎手の取り分となります。
マーフィ騎手もこれには、きっと驚いたはずです。
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何と言っても、日本のレースは賞金が高い。
すべてがそうではないですが、欧州のGⅠレースは
凱旋門賞を除くと、賞金総額で1億円とか名誉あるGⅠレース
でも1着賞金が1億くらいです。
ところが、それ以外の重賞レースに至っては、かなり
賞金額が低く、1着でも1000万いくかいかないかの
レースがざらにあります。
フランスのフォワ賞は、凱旋門賞の前哨戦という事もあって
日本でもある程度知名度がありますが、そのGⅡの1着賞金は
1000万円くらい。
ところが、日本の場合は、未勝利戦でも1着賞金500万
新馬戦も600万とすでに、向こうのGⅢクラスに匹敵する
賞金が貰えるわけです。
マーフィ騎手にしてみれば、毎回重賞レースに乗っている
感覚で騎乗が出来る訳ですから、楽しくて仕方なかったのでは
ないでしょうか。
これは、おそらくルメール騎手もデムーロ騎手も当初は
そう思っていたはずです。今は慣れたので普通でしょうけれどw
モレイラ騎手も日本で騎乗したいと思うのは、やはり
一番下のレースでも賞金が高い事だと思います。
いくら最高峰のレースが世界一高い賞金額だったとしても
他のレースが軒並み低かったら、1年間を通してみれば
平均的に賞金額が高い国の方が良いですからね。
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