障害現役最強馬オジュウチョウサン、九十九里特別を回避。

オジュウチョウサン、左後肢に違和感。

障害レースにおいては、現役最強のオジュウチョウサンですが、

平地レースでの可能性を考えて、現在は平地レース一本に絞り

使うレースを組み立てていました。

7月7日の福島競馬9R開成山特別(芝2600m)500万下レース

では、武豊騎手が騎乗し、2着馬に0.5秒差をつけての勝利。

4年8か月ぶりの平地レースで1勝目を上げました。

そして、次に狙いを定めたレースは、9月22日の中山九十九里特別

(芝2500m)1000万下のレースでした。

しかし、左後肢に違和感が生じたのでこのレースは回避する事に

なったようです。

調教ができないほどの状態ではないそうなのですが、違和感があるので

あれば、やはり立て直したほうが良さそうですね。

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オジュウチョウサンも一度は骨折を経験していますから。

これだけの馬に無理をさせて、今後に影響が出る状況は一番回避したい

所です。

ファンも多い馬ですので、次の復帰まで暖かく見守りましょう。

1度放牧に出すみたいですね。

有馬記念には出走する?

前走の開成山特別を勝った事で一応有馬記念に出走できる

権利は得たわけですが、本当に出走するのでしょうか?

陣営は、有馬記念出走の選択には、1ミリも迷いがない様子です。

日本のグランプリレースですからね。

どんな馬でも出走できるわけではない。

ファン投票で選ばれた上位の馬順から、出走できるレース。

そして、オジュウチョウサンは、きっとファン投票でかなり上位に

支持される馬でしょう。

ファンの多い馬ですので、おそらく5位前後になるのではと思います。

ひょっとすると、3位以内なんて事もあり得ます。

これまでのファン投票の一般的な選ばれ方としては、やはり大きいG1レースを

勝った馬が上位に来るパターン。3歳なら牡馬クラシック、牝馬クラシック。

3歳以上なら天皇賞春、秋、宝塚記念、ジャパンカップなどを制した馬。

つまり、平地の格式の高いG1レースを勝っている馬が、ファン投票で

上位に選ばれると言えるでしょう。

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ところがオジュウチョウサンは、このパターンには全く当てはまらない馬。

ですが、障害レースでG1レースを含む9連勝というとてつもない

記録を叩き出した事で一躍有名ホースになりました。

そして、その馬が有馬記念参戦を表明したのですからファンに

とっては、ビックサプライズだった事でしょう。

まさにオジュウチョウサンは、ファンの夢でもある存在と言えるでしょう。

武豊騎手は継続して乗ってくれるか?

武豊騎手も以来があれば、極力乗ってくれると思います。

1000万下や1600万下、オープンR重賞でも

空いていれば、乗ってくれるでしょう。

ただ、有馬記念となると、微妙かなと思います。

他に乗る馬がいなければ、騎乗すると思いますが、G1級の馬の

騎乗依頼があれば、おそらく優先順位はそちらのほうに行くでしょう。

武騎手がTVで、オジュウチョウサンの開成山特別の時のレース回顧

をしていましたが、その際に馬の力は認めつつも有馬記念という話題に

対しては、積極的なコメントはしていませんでした。

騎手も人気商売でもありますが、やはりそこは勝ってなんぼの世界。

出来るだけ勝てる確率の高い馬に乗るのは仕方ない事でしょう。

そこで有馬記念にオジュウチョウサンが出走するのであれば、

騎手は誰がいいか?ですが、個人的には藤田菜七子騎手が良いのでは

ないかと思います。

藤田菜七子騎手も有馬記念出走となれば、初G1出走という事に

なりますし、かなり話題になると思います。

勝てる云々ではなく、これって夢がありますよね。

まあそれはともかくとして、オジュウチョウサンがあと何戦

走るかは分かりませんが、1戦1戦無事にゴール板を

駆け抜けてほしいというのが一番の願いです。

オジュウチョウサンは、種牡馬としても可能性を秘めた馬

だと言えますからね。

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