ニュージーランドトロフィーの鉄板軸馬。どうぞ来てください馬券。

2018年4月7日は、中山メイン NHKマイルカップトライアル
第36回ニュージーランドトロフィー(G2)が行われます。

このレースで3着以内に入れば、NHKマイルカップ(G1)に
出走する権利を得られます。

NHKマイルカップを目指す馬にとっては、是が非でも
権利をとりたいところでしょう。
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また最近のNHKマイルカップの傾向は、強敵が集まりにくい
事もあって、強敵には及ばなかった馬達にとっては
妙味のあるG1レースではないかと思います。

強敵のほとんどは、クラシック路線に回りますからね。

その中でも特にマイルを中心に使われてきた馬は
またとないチャンス。

ニュージランドトロフィーを勝って、さらにNHKマイルカップを
獲れば、もうその賞金額だけで今後どんな重賞でも顔パスで
出走できる権利を得れるわけです。

今まで、強い馬の影に隠れて目立たなかった馬が台頭できる
数少ない3歳馬のみで行われるビックタイトル。

今年は特に3歳牡馬では、ダノンプレミアム。
3歳牝馬では、ラッキーライラック。

このずば抜けて強い2頭がいるために、他の馬達がかすんで
見えてしまう。

しかし、その主役の2頭と勝負になりそうな馬達は、皆クラシックを目指します。
(ダノンプレミアムは皐月賞を回避する事になったようですが、)

つまり、あとの完全に脇き役の馬達が、活躍できる場所は、裏街道となります。

脇役が主役になれる裏街道で、活躍する事で、徐々に力をつけ
将来表の主役級と人気を分け合う勝負ができる日が来るかもしれません。

今は及ばないからこそ、力をためる。

だからこそ、ニュージランドトロフィーで3着以内に入線する事が
大事です。

そして、今回のメンバー中私が鉄板だと思う軸馬。

それは、ケイアイノーテックです。

当日の馬場状態が少し心配ですが、ちょっと渋る程度なら問題ないと思います。
良馬場なら、文句なしです。

このメンバーの中では、流石に一番強いと思います。

今まで戦ってきた相手が違いますからね。

デイリー杯2歳ステークスでは、ジャンダルムの3着。

朝日杯フューチュリティステークスは、ダノンプレミアムの4着。

どちらも、0.6秒差と大きく離されての負けでしたが
G1馬とG12着馬相手では、仕方がありません。

ですが、負けたと言っても、いつも収穫のある
次につながる負け方をしてきた馬のような気がします。

そして、何と言っても一番好材料は、出走した5レースが
すべてマイル戦だという事です。

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完全にマイル一本で決め打ちして使ってきた事が
このニュージーランドトロフィーでも活きてくるでしょう。

さらに付け加えると、次走のNHKマイルカップでも出走が叶えば、
プラスに働く事は明白です。

今回はケイアイノーテックにとって、どうしても勝ちたいレース。

鞍上は現在絶不調の戸崎騎手。

正直最近の騎乗ぶりを見ていると、あまり強気にはなれませんが
今回のレースだけは、ちょっと違うと言えます。

またライバル馬ですが、デイリー杯2歳ステークスで2着のカツジ。
函館2歳S王者、京王杯2歳ステークス2着馬のカシアス。

そして、朝日杯フューチュリティステークスで、ケイアイノーテックと
僅差のファストアプローチ。

普通に考えれば、ちょっとライバルの方が強いんじゃない。

そう思われる方もいるでしょう。

しかも、どちらかと言えば先行有利の中山コース。

スタートが安定しないケイアイノーテックが後方からの競馬
となったら、厳しいのではという見方も出来ます。

ですが、今回だけは声を大にして言いたい。

流石に先行馬が揃い過ぎ。

出走する15頭中半分以上の馬が先行馬です。

さらに先ほど挙げたライバル馬もすべて先行馬。

ファストアプローチもカシアスも中団からもOKという馬
ではなく、どちらも必ず前に行かなくてはというタイプ。

カツジは中団からでも競馬は出来ますが、それほど
切れるタイプではないので、やはり先行策しかない。

そういった状況を踏まえると、

ペースがスローや平均以下になる事は考えにくく
場合によっては、かなりのハイペースも考えられます。

そうなれば、ケイアイノーテックの出番です。

この馬以上に強烈な差し追い込み馬もおらず、直線で
まとめて差し切るイメージしかありません。

後は戸崎騎手がスタートをきっちり決めて
後方からためてじっくり全馬を見渡す余裕があれば勝利は濃厚です。

これだけ、先行馬がいますので、ペースが上がればライバル馬達に
ついていけず下がっていく馬もいるでしょう。

そうなれば、詰まって不利を受ける心配も少ないのではないでしょうか。
馬郡をこじ開ける必要もなく、ただ空いたスペースから差して来ればいい。

まあ人気はするでしょうけれど、戸崎騎手の低迷で少しでも人気が下がるようなら
美味しい馬券になるのではないでしょうか。

相手は、同じ差し馬のラムセスバローズ。

レースセンスのいい馬だと思います。

ただ、ずっと主戦だったルメール騎手が同日は阪神のメインで
ソウルスターリングに乗りますので、鞍上は内田騎手。

内田騎手がこの馬の力をどれだけ引き出せるかにもよりますが、
今回はメンバーが今までとは違いますからね。

とにかく上手く立ち回ったとしても、ケイアイノーテックの脚には
及ばないと見ています。

あとは、これといって買いたい馬が見つかりません。

ガンガン飛ばして超ハイペースになってくれたら、最高です。

戸崎騎手もここは、しっかり買って桜花賞に弾みをつけて
欲しい所です。

記事下
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