データ無視!春天は、衰え知らずのカレンミロティックが好走します。

2018年の天皇賞春もカレンミロティックが好走の予感。

未だ10歳馬がG1を勝った事はありませんし、馬券内にすら
好走した事はありません。

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ですから、データ的に言えば、10歳馬カレンミロティックは消しです。

しかし、データをくつがえすだけの力を持つのが、
このカレンミロティックという馬。

10歳馬にして衰え知らず。

今でも厩務員さんに噛みつくほどの、やんちゃさを
持った元気いっぱいの馬。

それでせん馬なのですから、若い時はどれだけ気性が荒い馬
であったかが想像できます。

だからこそ、10歳馬にしてまだまだ競走能力に衰えが
見られないのでしょう。

レースも多く使われていない事も一つの要因と思いますが、
まさか10歳にしてまたも春天に出走してくるとは
それだけでも凄い馬といえるでしょう。

もちろん、カレンミロティックはそれだけではない。

春天では、一度も凡走した事がないのです。

これが一番の驚きです。

2度走って2度とも好走しています。

それだけ、カレンミロティックにとって京都芝3200mという距離と
コースが合っているのだと思います。

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また、馬場も開幕週の次の週でなおかつ季節的にほぼ良馬場。
馬場コンディションは内外変わらす良いコンディション。

毎回内枠を引くカレンミロティックは、逃げる馬の2番手か3番手に控え、好位の
内、経済コースを淡々と走ります。

春天は、3200mという長距離なため、それほどペースは上がりません。

このペースでいける事でカレンミロティックは無理なくレースについていく事が出来ます。
そうなれば、当然直線に入っても余力十分なわけです。

直線は阪神のように上り坂ではなく、平坦なためカレンミロティックの脚が止まることなく
走れる事も好走の要因と言えます。

また、長距離を走る事で、他馬も力をつかっていますので、それほど早い上がりの時計が
出るはずもなく、そうなれば、直線では出来るだけ前にいた馬の方が圧倒的有利となります。

カレンミロティックの特性とこのタフなコースがぴったり合う事でこの馬の力を
最大限に発揮する事ができると言えます。

100%を出し切れるからこそ、ゴールドシップやキタサンブラックなどの名馬と
接戦を演じる事ができたと言えます。

他の距離やコースでは、今では全く通用しない馬ですが、事このコースに至っては
G1馬とも対等に渡り合える舞台と言えます。

例えて言うならば、2016年まで走っていたプリンセスムーンという馬がいましたが、
1200m(スプリント戦)のレースでは、500万のレースをようやく勝てるくらい
のレベルの馬でした。

ところが、新潟の直線1000mの競馬になると、まるで別馬。

1200mのGⅢ勝ち馬でGⅡでも好走しているネロにさえ勝ってしまうのです。

プリンセスムーンは、1000mレースを2連勝し、楽にオープン入りしましたが、
その後1200mのレースでは、全く勝負になりませんでした。

また、2006年2007年と函館記念を制したエリモハリアーという馬
も、函館競馬場の芝2000mになると別馬になる馬でした。

他にも、東京コース以外は全く走らないけれど、東京コースになった途端
驚くほど好走する馬とか、決まったコースと決まった距離しか走らないという
馬は結構います。

そして、カレンミロティックにとっては、京都芝3200mというコース・距離が
年齢を重ねた今でも通用する舞台なのです。

そして、それがたまたまG1のコースであったというだけに過ぎません。

逆を言えば、もっとも得意なコースがアルバートの中山3600mステイヤーズステークスのように
G2とかG3でしか行われないコースであったなら、2連覇とかしていたのかもしれませんw

運がいいのか悪いのか、天皇賞春のコースに好相性。

しかし、今回は最後のG1チャンス。

一番理想の展開は、ヤマカツライデンが平均より少しスロー気味で逃げ
その後ろにガンコ。それをマークする形でカレンミロティックが内で
じっと脚をためる。

そのまま、直線でガンコが抜け出したところをカレンミロティックも
追走し、2016年のキタサンブラックを追いかけるような展開に
なれば、今度はきっと差し切れる。

ガンコは流石にキタサンブラックのように二の足は使えないでしょうから。

この形に持ち込んで、タイムは3分15秒前後で決着すれば、おのずと
カレンミロティックの勝利。

まあ勝利といかないまでも、かなり好走率はupするといえるでしょう。

逆に良くないパターンは、後続が早仕掛けした時とクリンチャーが引っかかって
暴走してしまった時、それとヤマカツライデンがハイペースの逃げをしてしまった時。

おそらくこの可能性のほうが逆に低いと見ます。

何と言っても、長距離戦ですから、下手に動いてしまうと最後脚が持たないという
こわさを各騎手も分かっているでしょうから、そうなると、やはり内で経済コースを
走れた馬が有利となるでしょう。

昨年2017年のようなペースには、キタサンブラックがいないので
100%なりようがありません。

となれば、平均か平均以下のペースであることは必至。

理想のペースであれば、最大限の力を使えるこの馬が文句なしに
強さを発揮してくれるでしょう。

本来ならば、オッズを考えても10倍前後が妥当で
むしろこのコースに至っては2番人気3番人気でも
決しておかしくない馬。

10歳馬で衰えていると思われるならば、レースであっと
驚かせてやりましょう。

カレンミロティック号の好走を期待しています。

記事下
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