ヴィクトリアマイル2018 どう考えてもアエロリット一択!

先週のNHKマイルCに続き、今週も東京で行われるG1レース
ヴィクトリアマイルは、芝1600m。

2018年5月13日(日)

牝馬最強マイラーが決定します。

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個人的な見解ではありますが、私は今回のヴィクトリアマイルは
アエロリット一択で良いと考えています。

何度考えてみても結論は同じでした。

東京芝良馬場で行われるマイル戦ならば、例えそれが牡馬相手
だったとしても、アエロリットならば勝つ可能性のある馬と言えます。

そのくらいこの馬の事を強い牝馬だと認めています。

2017年のNHKマイルCは、全く他馬を寄せ付けず完勝。

続けて夏の札幌クイーンCも一級古馬相手に斤量は軽かったものの
大きく引き離しての快勝。

秋華賞は、距離延長と重馬場とすべてがこの馬には合わなかったレースで
論外。

そして、前走休み明けの中山記念でしたが、逃げるマルターズアポジーを追いかけ
最後は中山巧者のウインブライトに差されてしまいましたが、クビ差の2着。

2017年のマイルCS優勝、2018年の大阪杯2着のペルシアンナイト。

2017年のドバイターフを制したヴィブロス。

他名立たる古馬を寄せ付けなかった強さは本物です。

1800mでも歴戦の古馬相手にしっかり結果を出せる馬。

そして、得意のマイルとなれば、無類の強さを発揮するアエロリット。

NHKマイルCから1年がたち、さらに馬が強くなっている事を考えれば
ここでは役者が違うような気がします。

そして、今の東京の芝は、前に行った馬がなかなか止まらない馬場。

先週のNHKマイルCは、最後追い込んできたケイアイノーテックが勝ちましたが
時計は1分32秒8。

ところが、昨年2017年のアエロリットの勝ちタイムは、1分32秒3です。

展開などを考えても、昨年とさほど変わらないペースでしたが
アエロリットは他馬を大きく引き離しての完勝。

もし、今年アエロリットがNHKマイルCに3歳で出ていたならば、
単純ではありますが、0.5秒差をつけて圧勝していたわけです。

少なくとも余裕で勝っていた事に違いはないでしょう。

もちろん、今回は3歳戦ではなく、一流の古馬相手との対戦となります。

アエロリットでもそう簡単には勝たせてはもらえないのでは?
と思う人もいるでしょう。

しかし、それでもアエロリットは状態がまともなら間違いなく勝つでしょう。

それは、なぜかと言いますと、他馬と比べてスピード力が全く違うからです。

さらに持続性の高い脚を使えます。

それでいて逃げても逃げなくても揉まれない競馬さえできれば
力を発揮できます。

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謎と言えば、今回ヴィクトリアマイルでは、主戦の横山典弘騎手が
ミスパンテールに騎乗しますので、この馬が戸崎騎手に回ってきました。

ミスパンテールは確かに4連勝と強い内容で勝ち上がってきた馬ですが
未だ早いタイムでのレース決着を経験した事がありません。

今回は東京芝1600m良馬場。

どう考えても、走破時計が早くなるのは必然です。

そうなれば、おそらくミスパンテールはそのスピードに
ついていけなくなるのではないでしょうか。

アエロリット初騎乗の戸崎騎手は少し不安ですが、まあ流石に
スタートの悪い馬ではないので、先週のNHKマイルCのように
出遅れはないでしょう。

戸崎騎手が普通に回って来れば、勝ちは濃厚と見ています。

本当は横山典弘騎手が一番この馬の事を知っているはずなので
この選択は、ちょっと残念でした。

どう考えてもアエロリット!

そう言うには、まだ説明が足りないと思いましたので
今回の出走予定馬を1頭ずつ見ながら、その後見解をしていきたいと思います。

1、アドマイヤリード

2017年のヴィクトリアマイルの覇者。
小柄な馬ですが、切れる末脚は見事。

昨年はルメール騎手が上手く乗ったのと、枠も馬場も
この馬向きだったように思えます。

ただ今回は、時計が早くなり前が止まらない馬場なので
その点を考えると割引。

2、エテルナミノル

マイル戦は、オープンでは勝ち星なし。
時計勝負も厳しい。

3、カワキタエンカ

逃げ馬。マイルもこなせると思いますが、流石に今回のメンバー相手には厳しい。
直線までアエロリットを引っ張る存在になりそう。

4、クイーンズミラーグロ

適距離は1800m~2000mにかけての馬。マイルは忙しい。

5、ジュールポレール

前走は好枠を引いたので期待しましたが、イマイチ伸びきれず5着。
一時期と比べると勢いが落ちた感があります。

今回は、前で粘ってどれだけと言ったところか。

6、ソウルスターリング

3歳時の春と比べると、何か別馬になってしまった印象。
早熟?今回も走らなければ期待なし。

7、デアレガーロ

前走京都牝馬では良い競馬をしましたが、今回は歴戦の牝馬相手。
少し厳しい。

8、デンコウアンジュ

東京マイルでは別馬。近走は右回りでもソコソコ走るようになってきましたが
基本は東京芝1600mでこその馬。2歳時にはNHKマイルC覇者メジャーエンブレム
を破ったほどの切れ味を誇る末脚の持ち主。

ここでも、好走する可能性大

もし、アエロリットが負けるとしたらこの馬。

9、ミスパンテール

先に説明しましたが、やはり持ち時計がないのが気になります。
この1点のみ。今回も前目で競馬をするでしょうが、流石に厳しいと見ます。

10、メイズオブオナー

前走やっと準オープンを勝ち上がったばかり、買い材料なし

11、ラビットラン

昨年のローズSの脚は凄かった。しかし、勢いはそこまで、開き直って
追込みに徹すれば馬券内の可能性はある。

12、リエノテソーロ

昨年のNHKマイルC2着馬。この馬だけが唯一アエロリットと0.2秒差。他3着は0.6秒差
ですので、完全無視はできない。近走は凡走続きも、時計の出る良馬場だと走る可能性あり。

13、リスグラシュー

おそらく今回アエロリットの最大のライバルはこの馬。
ただ、パンパンの良馬場よりも少し緩い馬場の方がこの馬には合ってる感じがします。

持ち時計もあまり早くないので、1分31秒台の決着になると厳しいかもしれません。

14、レッツゴードンキ

近走はスプリント戦での活躍が目立つ馬。桜花賞馬ですが、東京芝1600mは、中距離も
こなせる馬でないと厳しいので、距離を考えると今のレッツゴードンキには至難のコース。

岩田騎手は好調ですが、果たしてどこまで。

15、レッドアヴァンセ

前走の阪神牝馬Sの2着馬ですが、スローペースを前で粘った競馬ですので
参考外と言えるでしょう。持ち時計もないので厳しいですね。

16、レーヌミノル

昨年の桜花賞馬ですが、この馬もリスグラシュー同様、馬場が緩めの方が良いタイプ。
時計勝負は分が悪く、ここでは割引。

17番、ワントゥワン

流石にこのメンバーでは厳しい。今乗ってる藤岡佑介騎手ですが、ちょっと馬券に絡むのは
難しいと見ます。

以上全頭見ましたが、東京芝1600mの良馬場でこの馬に敵う馬は、デンコウアンジュ1頭のみ
でしかも、デンコウアンジュが激走した時に限りという条件つきですので、アエロリットの優勝は
かなり現実的と言えます。

展開もメンバーを見る限り、それほど早くはならないと見ます。

ですので、早め先頭抜け出しで、いつものようにアエロリットが突き放すシーンが
見れるのではないかと思います。

またヴィクトリアマイルは、唯一戸崎騎手が得意とするG1レース。

偶然にもまたもチャンスが巡って来た今回、アエロリットをしっかり勝たせてくれると思います。

記事下
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