京王杯スプリングカップ!関西馬でG1直行組の1番人気は超危険!?

さて2018年5月12日(土)

東京メインは、京王杯スプリングカップが行われます。

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東京芝1400m

スタート地点から、3コーナーまでの距離は300mと短い。

ですが、急坂があるため、さほどハイペースにはなりにくい。

真ん中より内枠が有利なコースですが、京王杯スプリングカップに
至っては、内枠よりも外枠の馬の方が成績が良い。

ただあまり外枠すぎてもダメでフルゲート18頭立てなら8枠に
入った馬は、思い切って消しても良いと言えます。

また、東京芝1400mは東京芝1600mと同様に1ハロン長い距離でも
好走できる馬の台頭が目立ちます。

ですので、他の競馬場とは違い、1400mギリギリ走れるという馬
ですと、厳しいコースと言えます。

例で言えば、先週のNHKマイルC1番人気に支持されたタワーオブロンドン。

他の競馬場では、1600mでも好走できた馬が、東京の1600mだと
距離が持ちませんでした。

逆に、1800mや2000mでも好走出来ていたギベオンは2着に来ています。

この点に注意して馬券選択をする事が重要と言えます。

さてそれでは、京王杯スプリングカップの傾向分析をしていきたいと思います。

タイトルでも書きましたが、このレースは1番人気馬の成績がかなり不振です。

過去10年で(1,0,1,8)と目も当てられない成績です。

そして、今年1番人気になるであろう馬は、8歳馬ダンスディレクター。

高松宮記念4着馬で前々走は、阪神Cでイスラボニータとタイム差なしの2着。

以前と比べると、今は1400mの方が競馬をしやすい感じがします。

実績を考えれば、文句なしに筆頭候補ですが、データ的に1番人気は超危険。

さらに高松宮記念からの直行組の関西馬の成績は、(0,0,0,8)

関東馬ならば、巻き返しもあるものの関西馬の成績は、すべて馬券外。

また、ダンスディレクターは関西馬で高齢馬ですので、遠征もあまり良いとは思えず
過去の成績を見ても、関西圏では好走しているのに対し、関東圏の
レースでは、好走実績がありません。

今回のレースで、強い馬があまりいないとはいえ、一連のデータを
見る限りでは好走するのは厳しいと見ます。

ただダンスディレクターに関しましては、500万の時に京都しば1600m
を勝っていますので、1600mでも好走できる馬と言えます。

オープンで一度走ってみて欲しかったですけどね。

果たして今回は、データ通りなのか?それともデータを打ち破る事が出来るのか?

注目の1頭と言えます。

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次に他の高松宮記念直行組を見てみます。

高松宮記念直行組の関東馬で2017年の高松宮記念優勝馬セイウンコウセイ。

関東馬ですので、一概に消しとは言えませんが、1200mなら少しは出番がありそうですが
近走内容を見てもとても1400mで通用するとは思えないので消しです。

ラインスピリットも厳しいと言えます。消しです。

ノボバカラは、ダートでしか好走歴がありませんのでこちらも消し。

2018年の今年は、高松宮記念組で好走する可能性のある馬はダンスディレクターのみ。

次に人気別成績をやっていきます。

1番人気は、さきほどやりましたので飛ばします。

2番人気の過去10年の成績は(2,2,3,3)と連対は4割ですが
馬券内率は7割と高確率。

3番人気の成績は(1,2,1,6)連対は3割ですが、1番人気よりは良い。

4番人気の成績は(2,0,1,7)連対2割、馬券内3割

5番人気の成績(1,2,0,7)連対3割

といった感じです。

ですので、2番人気3番人気の馬を馬券の軸として買うのがベストと言えます。

次は脚質ですが、逃げ馬は(0,1,2,7)
と過去10年では一度も勝っていません。

今年の逃げ馬は、ウインガニオンとトウショウピスト。
この2頭には厳しいデータと言えます。

先行馬は、4連対。差し馬が9連対。追い込み馬6連対。

このデータを見ますと、差し追い込みが有利と言えます。

ですので、馬券を組み立てる場合は、差し馬か追込み馬を
軸にするのがベストでしょう。

次に枠ですが、近走は内枠よりも外枠の馬が来る傾向が
高いです。

特に10番枠から外枠の馬がかなりの確率で馬券内に来ます。

ただ、16番17番18番枠は不振ですので、10番から15番枠に
入った差し追い込み馬に注目したいところです。

またこの京王杯スプリングカップは、意外にも1600m未満の距離が初
という馬が来たりします。

2012年のサダムパテック
2013年のダイワマッジョーレ
2016年のサトノアラジン

この3頭の優勝馬は、1600m未満のレース未経験馬でした。

今年これに該当する馬は、
サトノアレス
グレーターロンドン
フィアーノロマーノ
ブラックスピネル
ムーンクエイク

の5頭。

サトノアレスは、2016年の朝日杯フューチュリティステークスの優勝馬。

その後の活躍は地味ですが、前走の東京新聞杯は上がり最速を使い
リスグラシューの2着。

ただこの2着がデータ的には、(1,0,0,9)となってしまうため
あまり良くない。

グレータロンドンは、前々走は東京新聞杯を積極的な競馬をして惨敗。

前走はダービー卿チャレンジトロフィでいつもの末脚勝負に徹したものの
内で詰まり力を活かせずに惨敗。

昨年の安田記念では、早い時計勝負にも対応し強敵相手に4着と健闘。
オープンに上がったばかりの馬でしたが、力のある事を証明しました。

この辺で一発あってもおかしくない馬。

フィアーノロマーノは、前走準オープンを勝ってオープン入りしたばかりの馬。
かなりの素質馬ですが、流石にいきなりGⅡは厳しいか。

ブラックスピネルは、昨年の東京新聞杯の勝ち馬ですが、あれはデムーロ騎手の
好騎乗によるもので、流石に今回は厳しいような気がします。

ムーンクエイクは、サトノアレスと同厩舎の藤沢調教師の管理する馬。

ルメール騎手がサトノアレスではなく、こちらに乗るというのですから
期待している馬なのでしょう。

前走は、重馬場でしたので参考外の1戦。
ここでどれだけやれるか楽しみな1頭です。

記事下
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