京王杯スプリングカップ。グレーターロンドンが一気の脚で差し切る!

2018年5月12日(土)は東京で京王杯スプリングカップが開催されます。

やっと出番が回って来た感じです。

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本命はグレーターロンドン。

近走は、ずっと苦しい競馬が続いていました。

まずは、グレータロンドンの近4走について
触れていきたいと思います。

天皇賞秋は、極端な不良馬場のため度外視。

距離も2000mは、この馬には長かったと思われます。
それでも、18頭立ての9着でしたので、大負けというほどではありません。

続いて、中山のディセンバーS1800mですが、ここは完全に展開不向き。

追い込んで3着がやっとでした。まあ適距離でもなかったと思います。

それでも、メンバー中最速の上がりを繰り出したのですから
能力の高さは十分証明したと言えます。

そして、次走の東京新聞杯。

主戦の田辺騎手から川田騎手へとスイッチ。

今までの追込み競馬から、脚質を替え、先行2番手と積極的な競馬を
しましたが、これは裏目になりました。

展開もそれほど早いペースではなかったのですが、直線で失速。

やはり、この馬はスタートはゆったりと出て、後半からエンジンを
切り替えるほうが一番合っているのでしょう。

川田騎手との初コンビもあまり良くなかったのかもしれません。

ただ一つ良かった点は、脚質がはっきりと定まった事では
ないでしょうか。

馬の特性を活かすための競馬が分かった事は、一つ収穫と
なったと思います。

そして、4走目つまり前走ですが、中山1600m
ダービー卿チャレンジトロフィ。

これまでの2走は人気通りに走れなかったのに、ここも
1番人気に支持されます。

グレーターロンドンの力を多くの人が認めている証拠です。

鞍上は、主戦の田辺騎手に戻り仕切り直しの一戦。

ただ残念な事に4番枠という内枠を引いてしまい
案の定詰まって力を発揮できないままレースを終えました。

それでも、最後は追い込んできて5着と掲示板を確保。

まともなら突き抜けていた可能性も十分にあったレースでした。

しかし、改めてグレーターロンドンは、追込み競馬が一番合っていると思いました。

2016年11月。1年以上の休養明けで出走してそこから破竹の4連勝。
休み前を含めると5連勝。

堂々と一気のオープン入り。
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そして、オープン特別を勝ったばかりの次走がいきなりG1安田記念。

6番人気に支持されたグレーターロンドンですが、直線で猛追を見せ
勝ったサトノアラジンとは、僅か0.1秒差の4着と健闘。

いきなりのG1で4着は凄いとしかいいようがありません。

5歳馬でありながら、長期休養もあった事からまだ8戦目。

そして、次走の毎日王冠は、再びサトノアラジンとの末脚対決。

同じ最速上がり32秒6をくりだしましたが、勝ったのは
リアルスティール。それでも歴戦の強敵相手に3着と健闘。

東京の長い直線は、この馬のポテンシャルを最大に
活かせるコースと言えます。

今回の京王杯スプリングカップは、1400mとグレーターロンドン
には初距離となりますが、東京ならば十分こなせる距離だと思います。

昨年の安田記念では、走破タイム1分31秒6でしたので
全く問題ないでしょう。

むしろ、この距離がベスト距離だったりするかもしれません。

そして、今回は14戦目と6歳ながらまだあまりレースを使われて
いませんので馬は十分若いと言えます。

伸びしろと言った点では、これ以上の成長はないでしょうが
衰えさえなければ、十分現状の力でこのメンバー相手なら足りると見ています。

直線でおそらく最速の上がりをくりだすのは、間違いなくこの馬でしょう。

展開待ちの分ハマらないと厳しい面もありますが、1400mでフルゲート
ならば、スローペースにはなりません。

平均以上のペースになる事は必至。

そうなれば、この馬の出番です。

強い1頭は、ダンスディレクターですが、関西馬の高松宮記念直行馬は
データ的に全く来ていません。

鞍上の武豊騎手も高松宮記念後のTVで左回りが良くないのかも
と言った少し意味深な発言をしていました。

枠的には15番枠と好枠を引きましたが、その点がどうでしょうか。

しかし、グレーターロンドンもまた6番枠という内枠を引いて
しまいました。

ですが、舞台は東京。

中山とは違い広いコースですので、後方で脚をため直線では外を回せば
詰まる心配もないので、あまり問題ないように思えます。

逆に2番人気のサトノアレスのほうが1番枠という最内枠を引いて
しまったので、こちらの方が相当厳しい競馬になると予想されます。

あとは、当日の馬場がどうかですね。

先週のように前がなかなか止まらないような馬場だと
相当展開が向かないと厳しいので、差し馬に有利な馬場で
あってほしいと願います。

そろそろグレーターロンドンが重賞を制覇してもおかしくない頃。

今までの不発に終わった力をここで一気に晴らしてほしいですね。

鞍上の田辺騎手もこのレースにかける意気込みは
違うと思います。

ここをきっちり勝って、安田記念へと駒をすすめて欲しいところです。

頑張れグレーターロンドン!

記事下
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