GⅢプロキオンS2018。夢のような展開でキングズガードが連覇!

キングズガード陣営は笑いが止まらない。

画像引用元news.netkeiba.com

出走表を見て、陣営がニンマリしたのは言うまでもないだろう。

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声にまで出して笑わなかったはずですが、心の中では

おそらく笑いが止まらなかった事でしょう。

そのくらい今回は間違いなくメンバーに恵まれた感は強い。

キングズガードにとっては

これまでの重賞出走レースの中で一番勝利自信度の高いレース。

確率は9割越え、そう確信しています。

昨年は、カフジテイクというダート1400mでは、かなり手強い馬が

いましたが、今年はキングズガードを凌ぐほどの末脚を持った馬はいません。

7歳馬と高齢馬になった今年ですが、キングズガードの今年4戦の走りを

見る限りでは、全く衰えは感じません。

ここ2戦は地方の重賞、キングズガードにとってなかなか

前が止まらない地方のダート戦は、不向きのレース。

そんな中でもしっかり2着を確保するあたりは、地力の違いといえるでしょう。

しかし、今回は中央の庭に戻ってのレース。

自慢の末脚が存分に発揮できます。

キングズガード、末脚だけで何とかなる?

いやいや、競馬は上がりの脚が早いだけで勝てるわけじゃないですよ。

確かにそう言われる方がいるかもしれません。

ですが、ですがですよ。あれっ何か変な日本語になってますねw

すみません、ちょっとだけ興奮しています。

実はそのくらい今回は、末脚だけで何とかなってしまうレースなんです。

その訳を今から説明させていただきます。

一回落ち着きます。ふぅー深呼吸、深呼吸。

暑い日が続いてますからね。あんまり興奮しすぎると

熱中症になってしまう可能性もありますw

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キングズガードのボーナスレース

時期的にボーナス月ですよね。

いやいや、これと会社員のボーナスとは違いますから。

また、話が脱線してしまいました。

今回キングズガードにとって、ボーナスレースといえる理由は

ただ一つしかありません。

それは、今回のメンバーは明らかに逃げ先行馬が多い、

本当にびっくりするくらい揃い過ぎました。

こんなに揃ったら、絶対ペースが落ち着くわけがないのです。

平均よりやや上、いやそれどころか、もしかするとかなりのハイペースに

なるでしょう。

逃げ先行馬には、かなり苦しい流れになる事間違いないはずです。

おそらく直線で1頭だけ別次元の脚の馬が後方から突っ込んでくる事に

なるでしょうね。

どの馬かは教えませんけどw

それでは、そんなキングズガードのお膳立てをしてくれる馬達を紹介いたします。

キングズガードを主役へと引き上げてくれる面々。

ウインムート 牡5歳

ここ2戦は2番手からの強い内容でOP特別を連勝。

逃げなくても良くなったのは収穫ですが、それでもやはり前で粘りこむ

タイプだけに早いペースはマイナス。

ドライヴナイト 牡5歳馬

2走前のギャラクシーSのような競馬が出来ないわけでもないが、

切れる脚はないので、基本は逃げ先行で粘りこむタイプ。

それゆえ、ハイペースになれば厳しい。

ドリームキラリ 牡6歳

近走は、レースぶりが安定してきて好走。

前走の欅ステークスでは、サンライズノヴァに影をも踏ませぬ

強い内容。

ですが、とにかく逃げたいタイプで今回は同型が揃っただけに

相当厳しい競馬となるのは確実。

ナムラミラクル 牡5歳

前走の準オープン夏至Sは、見事な走りで勝利。

走破時計も優秀でしたが、今回はOPでいきなり重賞。

キングズガードのために前を演出してくれる1頭になりそう。

マテラスカイ 牡4歳

期待の4歳馬。逃げて結果を出してきている馬だけに

今回も逃げにこだわるか。1400mは長い印象もあり、

ハイペースの立役者的1頭になりそう。

サクセスエナジー 牡4歳

地方重賞2連勝を引っさげて、次は中央の重賞を狙いに来た模様。

ですが、かきつばた記念では54キロでキングズガードは58キロだったのに対し、

今回はサクセスエナジーが58キロ、キングズガードは57キロと斤量差が逆転。

なおかつ、どちらかと言えば、先行タイプの地方が合うタイプのこの馬にとって

ペース的に今回の流れは相当きついでしょう。

人気にはなるでしょうが、飛ぶ可能性も十分ありえます。

サイタスリーレッド 牡5歳馬

この馬もどちらかと言えば、先行タイプの馬。

近走内容も良くなく、中央の重賞では勝負にならないと見ます。

インカンテーション 牡8歳馬

昨年は、目覚ましい活躍を見せ、古豪健在をアピール。

今年も、ハイペースのフェブラリーSで3着と健闘。

地方G1かしわ記念でも3着と入り、8歳馬ながら

まだまだ力衰えずといった印象。

しかし、この馬も先行タイプの馬。

強烈な差し脚はないので、出来れば前目で競馬をしたいはず。

ブラゾンドゥリス 6歳牡馬

この馬も先行タイプ。切れる脚がないので前目で粘りこみたいが

今回は展開が向かず。

ルグランフリソン 5歳牡馬

この馬も先行タイプ。1走前のオアシスSのような展開が理想。

今回は明らかに早い流れになるのは必至。

良くて3着。

以上がキングズガードを主役に引き立ててくれる馬達でした。

どう考えてもスローはないですし、平均ペースもないメンバー構成。

平均かやや早い流れくらいならば、先行タイプの馬にもワンチャンあったと思いますが

今回は、まぎれもなくハイペース一色。

地方競馬の時のように、キングズガードも無理にスタートから勢いを

付ける必要もなく、出たなりの競馬で十分対応できるでしょう。

あとは、前の脚が止まったところに一気に飛んでくる映像しか浮かびません。

他の差し馬達をご紹介。

他は2頭しかいませんね。

ダノングット 牡6歳馬

1走前の京葉S時のように、完全に後方からの決め打ちに

徹すれば、最後良い末脚を使うかもしれません。

馬場が渋れば、2着候補には期待できるかも?

ブライトライン 牡9歳馬

昨年の同レース3着馬ですが、実にそれ以来ぶりのレース。

流石に1年ブランクがあって、なおかつ高齢馬。

良くて3着、んーでも良くてやはり掲示板のような気がします。

個人的にはインカンテーションがある程度差しに徹すれば、2着候補では

あるのかなと思います。

他の逃げ先行馬は、軒並み後退すると思いますが、果たしてどうでしょうか。

とにかく、揺るぎない存在はただ1頭。

キングズガードが、プロキオンSを連覇するというのは、自信度で表すなら

これ以上ないSS級であると言えるでしょう。

今年も王(キング)の座は譲らない!


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