レーヴミストラルが640万で落札!京成杯オータムハンデのジンクス。

レーヴミストラルに付けられた金額640万!

画像引用元http://umakeiba.com

レーヴミストラルが2018年9月6日のサラブレットオークションで

落札されました。落札金額は640万円。

レーヴミストラルは、父がキングカメハメハで母はレーヴドスカー。

兄弟には、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制した

レーヴディソールなどがいる超良血馬。

ちなみに、サンデーサラブレッドクラブの募集馬で、

募集時の価格は1億円でした。

レーヴミストラルの引退するまでの成績ですが、主な勝ち鞍は重賞2勝。

(青葉賞GⅡと日経新春杯GⅡ)獲得賞金は1億4358万円。

やはり、G1を獲っていない事と4歳になって、日経新春杯勝ちをおさめた

以降は、全く成績が良くなかった事が、今回の落札金額となった模様。

今後は地方競馬で走るようです。

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歯車が噛み合わなくなった瞬間。

レーヴミストラルが走らなくなった原因の一つに、日経新春杯の激走。

京都記念を使った事などが挙げられています。

もちろん、これはある意味で言えば、的外れな話。

厩舎や調教師、騎手いう専門分野であり、レーヴミストラルと

身近な存在であった人達にさえ分からないのに、競馬の一ファンが

分かるはずもないのです。

馬体に問題があったのであれば、とっくに陣営がレース前に

ストップをかけているでしょうからね。

ただ、京都記念からは、完全にレーヴミストラル本来の走りを見せる事が

無くなってしまったため、上記のような原因と言われているだけの話です。

いずれにしても、日経新春杯以降レーヴミストラルの歯車が噛み合う事は

なかった。

その点で言えば、レーヴディソールもチューリップ賞までは、牝馬同士では

敵なしの存在で3冠有力と言われていた馬でしたが、ケガ後はその力を発揮する事

は出来ず引退。

やはり、一度歯車が噛み合わなくなるとなかなか元には戻らない。

スランプを乗り越えて復活する馬も中にはいますが、数は少ない。

また、せっかく復調し始めても、その矢先に故障したりする馬も

沢山いますね。

最近で言えば、鮮烈なる復活を遂げたシルバーステートですかね。

1年半ぶりに戻って来たターフで2着馬に0.5秒差、続く準オープンでは

レコード勝ち。いよいよ、今年はG1戦線でも活躍するかと言われてましたが

またもや故障。そして引退。

本当に残念でした。

京成杯オータムハンデキャップ優勝馬のジンクス。

2018年9月9日(日)京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)

が行われますが、実はこのレースの優勝馬のその後を見てみると

あまり活躍していないというデータがあります。

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まず昨年ですと、グランシルク。京成杯オータムハンデを完勝しましたが

その後は、富士S、マイルCSをともに9着で引退。

2016年の優勝馬ロードクエストは、今年も参戦予定ですが、

京成杯オータムハンデを優勝後、オープン特別で2着3着は

あるものの、パッとした活躍はしていません。

2015年のフラアンジェリコはこの馬自体が、かなりの穴馬でしたので

まあその後活躍しなかったのは、特段おかしくはない話です。

2014年のクラレントは、優勝後、G1で3着G2で2着までは来ていますが

1着になる事は一度もありませんでした。

2013年のエクセラントカーヴは、4連勝で京成杯オータムハンデを優勝。

しかし、その後のレースでは一度も馬券内に入る事はありませんでした。

2012年のレオアクティブはレコード勝ち。鮮烈な勝利をおさめましたが

その後、一度もレースで1着になる事はありませんでした。

2011年のフィフスペトルは優勝後の同年マイルCSで2着に入りました。

この馬が近年では唯一好走したとは言えますが、それ以外のレースは

すべて馬券外。

しかし、過去10年で京成杯オータムハンデ優勝後、重賞を勝った馬は

2008年のキストゥヘブン1頭のみ(中山牝馬S優勝後引退)

もちろん、このレース自体があまりレベルが高くないと言ってしまえば

それまでなんでしょうけれど、勝った馬がその後、オープン特別すら

なかなか勝ててない所を見ると、京成杯オータムハンデ優勝馬の

ジンクスと言ってしまっても過言ではないように思えます。

今年京成杯オータムハンデを優勝する馬は、そのジンクスを跳ね返す事が

できるか。

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