サトノアレスが好走する条件ベスト1は、良馬場の東京マイル。

朝日杯優勝馬サトノアレス。

GⅠ馬でありながら、それほど強いというイメージを

持たれていないサトノアレス。

確かに朝日杯優勝時のタイムも上がりもそれほど早い

訳ではなく、この年に出たメンバーは例年と比べて

強いイメージがなかったのは事実。

そして、サトノアレス自体の人気も6番人気という評価の中での

勝利という事もあり、G1馬でありながら高い評価とは至りませんでした。

それでも、朝日杯を勝った事で次走のスプリングS(GⅡ)では

一番人気に支持されましたが、結果は4着。

ですので、当然ながら皐月賞は8番人気と一気に評価ダウン。

着順も11着と振るわず、クラシック路線からは脱落しました。

陣営もサトノアレスの現状の力を把握し、無理はせず皐月賞後は

休養を挟み、函館芝1800mOP特別巴賞へ出走。

当然ここでは、GⅠ馬ですので一番人気に支持され、

ルメール騎手の手綱さばきもあり見事1着。

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しかし、続く函館記念は、一番人気に支持されるも6着に敗れます。

ここで、陣営もマイル路線へと進路を替えました。

休み明け後の10戦目は、GⅢ富士S(東京芝1600m)。

しかし、ここは不良馬場が合わず6着に敗れました。

ですが、11戦目再び東京マイルOP特別キャピタルSでは

絶好の良馬場となり、サトノアレスの本領発揮。

勝利こそ逃しましたが、勝ち馬ダイワキャグニーとは、

タイム差なしの2着と好走。

GⅠ馬として、マイル適性の高さを見せました。

休み明け12戦目も東京マイル東京新聞杯。

ここでも、上り最速の脚を繰り出し2着と好走。

陣営も東京コースなら走ると実感した事でしょう。

13戦目は、京王杯スプリングカップ(東京芝1400m)GⅡ。

ここは、距離短縮が心配されましたが、上がり2位の脚を使い

勝ち馬ムーンクエイクとタイム差なしの3着。

馬場状態さえ良ければ、東京なら良い末脚を使う馬という認識が

出来ました。

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そして、14戦目は、久々のGⅠ戦でこの馬の距離コースともベストの舞台。

安田記念。

かなり強い馬達が出走してきた中、大外を回って上り最速の脚で4着にきました。

もし、コース取りが内であったなら、もっと上の着順もあった可能性があります。

それでも、サングレーザーやペルシアンナイトなど一級マイラー達よりも上の

着順でゴールしたのですから、東京マイルの適性は素晴らしい馬と言えます。

15戦目(前走)の阪神Cは、全く見せ場なしの15着でしたが、馬場も

悪かったし、外が伸びなかった事を考えれば悲観する必要なし。

今回は、2度目の東京新聞杯となりますが、その時と同じ柴山騎手が

騎乗し、さらに人気も同じく5番人気になりそう。

東京新聞杯の過去10年の5番人気の成績は、(3,3,1,3)と

圧倒的に5番人気だけが高い確率で馬券に絡んでいます。

また内枠1番を引いて、距離ロスなくレースを進められるのもプラス。

安田記念のメンバーと比べれば、明らかに相手関係は楽。

叩き2戦目も良いですし、良馬場も歓迎。

今回はかなり条件が揃っていますので、来そうな雰囲気が

プンプンしますね。

他の馬達が一生懸命競り合っている中にインをついて一気の末脚

がさく裂しそうです。


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