シンザン記念優勝馬のその後は大きく明暗が分かれる。今年は!?

2019年平成最後のシンザン記念。

シンザン記念と聞くと、連想されるのは、このレースを

勝った馬が、その後活躍する可能性が高いという事ではないでしょうか。

何と言っても、近年で言うならば、昨年シンザン記念を勝った

アーモンドアイがその後大活躍をしました。

牝馬クラシック3冠を成し遂げ、さらにジャパンカップも

スーパーレコードで快勝。

2012年は、ジェンティルドンナが勝っており、同馬も

牝馬3冠を制し、ジャパンカップ、ドバイシーマクラシック、

有馬記念と最強牝馬ともいわれるほどの活躍をしました。

そういった意味でも牝馬がこのレースを勝つと

大化けする可能性が高いとも言えますね。

果たして2019年、今年シンザン記念を制するのはどの馬

になるでしょう。

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偶数年に強い馬が出る?

近年のシンザン記念の勝ち馬のその後を見てみると

面白い事が分かりました。

まず2018年は、さきほども言いましたが

アーモンドアイですね。

この馬については、特に言う事はないでしょう。

次2017年の勝ち馬は、キョウヘイです。

しかし、この馬はシンザン記念優勝後、準OP勝ちは

あるものの、未だ重賞勝ちはありません。

2016年の勝ち馬は、ロジクライです。

この馬は、シンザン記念優勝後、ケガで長期休養を

余儀なくされましたが、見事復活を遂げると徐々に

本来の力を取り戻し、前々走ついに富士S(GⅢ)を制覇。

ケガがなければ、もっと重賞を獲っていた可能性は高かったと

思いますが、今年も十分重賞を狙える馬と言えるでしょう。

2015年の勝ち馬は、グァンチャーレです。

この馬は、シンザン記念優勝後、前走ようやくOP特別勝ちを

おさめましたが、未だ重賞は勝てていません。

2014年の勝ち馬は、ミッキーアイルです。

ミッキーアイルのシンザン記念優勝後の成績は、NHKマイルC

そしてマイルCS優勝とGⅠ2勝。他にもGⅡGⅢを勝っており

素晴らしい成績を上げました。

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2013年の勝ち馬は、エーシントップ。

シンザン記念優勝後は、次走のニュージーランドトロフィーを

勝っていますが、この年以降は目立った活躍をする事が出来ませんでした。

2012年の勝ち馬は、ジェンティルドンナ。

先ほどアーモンドアイと同じく記述しましたので

言う事はないでしょう。

2011年の勝ち馬は、レッドデイヴィス。

シンザン記念優勝後、続く毎日杯を制し、同年に

鳴尾記念も優勝しましたが、4歳以降は重賞を勝つことが

出来ませんでした。

2010年の勝ち馬は、ガルボ。

シンザン記念優勝後、GⅠで良績をおさめる事は

出来ませんでしたが、東京新聞杯、ダービー卿CT

函館スプリントSなど重賞を3勝。

十分活躍をしたと言えます。

以上を踏まえると、近年は偶数年にシンザン記念を勝った馬は

その後活躍しているのに対し、奇数年にシンザン記念を勝った馬は

その後あまり活躍できないというデータがあります。

ですので、データを踏まえて考えますと、今年のシンザン記念を優勝する

可能性のある馬は、将来活躍しそうな馬よりも現時点で力がありそうな馬を

選択したほうが良いかもしれません。

現状期待出来るのは3頭。

1頭目は、ミッキーブリランテ。

新馬戦は、上り最速でしたが、差し切れず

タイム差なしの2着。

しかし、次走の未勝利戦は、あっさりと勝利。

まだまだ底の見えない馬だけにここでも面白いでしょう。

2頭目は、ヴァルディーゼル。

前走の新馬戦は、強い内容でした。

そして、今絶賛売り出し中のロードカナロア産駒。

まだ未知数ですが、勝つ可能性は十分にあります。

昨年のアーモンドアイ同様、ロードカナロア産駒の連覇となるか。

3頭目は、バッシングスルー。

新馬戦は、1頭だけ違う脚色を見せての差し切り勝ち。

初戦ながら、才能を感じるレース内容でした。

レースレベルも、このレースの2着3着4着馬が

その後、未勝利戦を勝っている事から、高かったと言えます。

ここを勝つような事があると、牝馬だけに

将来のアーモンドアイやジェンティルドンナに近い存在に

なる可能性を秘めています。

さてどうなるでしょうか。


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