2018秋華賞。先行馬有利と言われる京都内回りコース。

京都内回りは先行馬有利?

京都芝2000m内回りコースは、簡単に前が止まらない

コースで先行馬有利と言われています。

しかし、秋華賞においては、過去10年で先行馬が勝ったのは

一度しかないのです。

2011年のアヴェンチュラが3番手から競馬をして勝った

レースですが、その年は2着馬も6番手から競馬をし、3着馬も

8番手からの競馬と比較的前目の馬で決着がつきました。

ですが、他の年を見てみると、先行馬も2着3着に1頭くらいは

絡んでいるものの、他は中団から後ろの馬が差して勝ち負けしている

レースが多いと言えます。

これは、おそらくG1特有の他頭数ゆえにハイペースになりやすい

展開とも言えます。

ペースが上がれば、いくら前残りの多いコースと言えど、状況は

変わるでしょう。

ですから、秋華賞に関しては、京都内回りコースが先行馬有利とは

ならないと言えます。

それともう一つは、3歳牝馬という事で力差がはっきりとしている部分も

あると言えます。
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2018今回の秋華賞の展開は?

それを踏まえて今回の秋華賞の展開を考えていきたいと思います。

個人的な見解ですが、おそらくハイペースが予想されます。

出走馬が確定しましたので、見ていきますが、

前走500万下を逃げて1秒2差をつけたオスカールビー。

そして、逃げてこその馬サヤカチャン。

デムーロ騎手鞍上のダンサールも逃げるか2番手での競馬が理想。

函館、札幌で3連勝を上げたミッキーチャームも逃げて結果を

出してきた馬。

今回戸崎騎手鞍上のランドネも全6走中3走は逃げての成績。

他3走も、2番手3番手で競馬をしています。

つまり5頭は何が何でも前に行かなきゃいけない馬達。

そうなれば、確実に何頭かは逃げの競り合いとなる可能性もあり

競り合いにならなくても、飛ばしていく馬がいるはずです。

まずハイペースは必至でしょう。

また前走ローズS覇者のカンタービレも前で競馬をするタイプだけに

もしかすると、相当早い流れになるかもしれません。
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アーモンドアイはどの位置から競馬をするか?

そこで一番気になるのが、アーモンドアイのポジションですが

おそらくルメール騎手は、安全策を取ると思いますので、もし

内枠を引くようなら、早めに外に出せる位置に馬を進めるでしょう。

しかし、外枠を引いた場合は、最初は無理せず出たなりの競馬を

して、徐々にポジションを上げていくといった競馬をするでしょう。

どちらにしても中団よりやや後方といった位置での競馬になりそうです。

ラッキーライラックは、今回は前に行きたい馬が多いので、先行策

はとらないと見ています。

中団よりやや前目くらいが理想でしょうね。

間違いなくアーモンドアイより、前につけなければ

勝ち目はないですから。

このような見解で予想しますと、やはり最後は差し馬、追い込み馬が

ゴール手前で先行馬達と入れ替わるようなレースになりそうです。

アーモンドアイだけは、はるか先にゴールしてそうですけどねw

アーモンドアイの2着候補は、逆に難解となりそう。

まずはラッキーライラックが濃厚ですが、サラキアも出遅れなければ

チャンスはあると思います。

出遅れと言えば、プリモシーンもですね。

まだ1600mしか使った事のない馬ですが

あの末脚は魅力です。

アーモンドアイよりは後ろでの競馬になりますが、最後アーモンドアイと

同じ脚色で上がって来れそうな馬は、この馬しかいないでしょう。

先行馬はちょっと粘り切れないような展開になりそう。


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