シュヴァルグラン続行だ!!来年は春天とメルボルンC制覇を目指す!

シュヴァルグランこのままでは終われない!

まだまだ夢の途中。。そんな声が聞こえてくるようだ。

6歳牡馬シュヴァルグランの当初の予定は、今期限りで引退。

ところがまさかのどんでん返し。

シュヴァルグランを管理する友道調教師から、来期も続行すると

発表があった。

もちろん、これには大魔神こと馬主の佐々木オーナーが関係者を

含めて、議論した結果決めた事でしょう。

これは、シュヴァルグランのファンにとっては嬉しい知らせ。

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また来期こそは確実に最後の年になる事を踏まえ、海外遠征も

視野に入れて調整していく模様です。

兎(と)にも角(かく)にも、現役続行を決めた一番の理由は

前走のジャパンカップの結果でしょう。

休み明けで臨んだ京都大賞典が、優勝したサトノダイヤモンドに

0.6秒と大きく離されての4着。

この結果には、いくら休み明けとはいえ負けすぎで

つに衰えが来たとファンももしかすると、陣営も思っていたかもしれません。

ところが、ひと叩きされて迎えたジャパンカップでは、

1着アーモンドアイと2着キセキには大きく離されたものの

3着の現役最強と謳われていたスワーヴリチャードとは

タイム差なしでの入線。

走破タイムも、2分21秒5ですから、まだまだシュヴァルグラン

健在と言った力を見せたレース内容でした。

これだけ走れるならば、まだ引退するには惜しいと陣営も

改めて思ったのでしょう。

いや、ここで引退したら悔いが残る。

そんな気持ちの方が強かったのかもしれません。

今年は何としても獲りたかったレースがシュヴァルグランには

ありました。また確実に獲れると陣営も思っていたはずです。

それは、紛れもなくGⅠでもっとも長距離のレース。

天皇賞春(京都芝3200m)です。

ボウマン騎手を鞍上に添えて、叩き2走目という盤石の状態で

迎えたのですが、岩田騎手の超神騎乗(レインボーライン)に

より、あと一歩及ばずの2着。

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もしかすると、ここを勝っていれば、種牡馬としての価値も

一段上がるわけで引退していた可能性はあったでしょう。

ところがこの誤算により、GⅠ勝利はジャパンカップただ一つ。

これも、続行に繋がった理由の一つでしょう。

せめてあと一つあと一つGⅠ勝利が欲しい。

そのGⅠは、やはり長距離GⅠ天皇賞春。そして、オーストラリアで

行われるメルボルンカップでしょう。

長距離が得意な馬だけに、メルボルンカップに出走すればかなり面白い

存在になる事は間違いない。

来期ですが、おそらく春は、天皇賞(春)に向けて調整し、それ以降は

米国や豪州のレースへ向けて調整していく予定でしょう。

まずは何としても獲りたいGⅠ天皇賞春。4度目の正直となるか。

相手候補は、まだ分かりませんが、スワーヴリチャードやレイデオロ

などは参戦しないような気がするので、現時点で怖い1頭はキセキくらい。

そのキセキも出走するかは分からないわけで、仮に出走してきたとしても

得意の長距離ならば、シュヴァルグランも好勝負に持ち込めるはずです。

また、万が一メルボルンカップを制覇するなんて事になれば

種牡馬としての価値は、物凄い事になります。

佐々木オーナーも飛び上がって喜ぶのではないでしょうか。

シュヴァルグランの来期が楽しみです。


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