天皇賞秋!アーモンドアイ・サートゥルナーリアに勝てる唯一の伏兵馬!

激戦の秋天で抜けた2頭。

2019年10月27日は、東京でGⅠ天皇賞秋が

行われます。

ここに現役最強牝馬のアーモンドアイと3歳世代最強と

言われるサートゥルナーリアが出走してきます。

他にもかなり豪華なメンバーが集まりましたが

それでもこの2頭の存在は飛びぬけていると言っても過言ではないでしょう。

特にアーモンドアイは、昨年牝馬3冠を獲って、その後は

ジャパンカップをスーパーレコードで勝利。

そして、勢いそのままにドバイターフも優勝!

GⅠを5連勝と、とてつもない強さを見せつけました。

前走の安田記念こそスタートで大きな不利があり

後方からの競馬を余儀なくされ、3着に敗れはしましたが

メンバー中最速の上りを繰り出し、勝ち馬とのタイム差はなし。

ですので、今回の天皇賞秋は、不利さえなければまず勝ち負けは濃厚でしょう。

鞍上のルメール騎手もサートゥルナーリアとの選択肢もありましたが

迷わずアーモンドアイを選んだわけですから、絶対に負けられない一戦と言えます。

気合の入った一戦となりそうです。

次にサートゥルナーリアですが、こちらもかなり能力の高い馬。

皐月賞では、2着馬ヴェロックス3着馬ダノンキングリーと着差は

ほとんどなかったものの、レース内容では完全に2頭を上回る強さを

見せました。

ダービーでは、精神面での弱さが出てしまいましたが、前走の神戸新聞杯では

本来のサートゥルナーリアの走りを取り戻しました。

今回は、アーモンドアイがぶっつけ本番なのに対し、サートゥルナーリアは

一度使った分状態としては、こちらが上。

あとは能力面でアーモンドアイに足りるかですが、今回名手スミヨンが

騎乗しますので、かなり侮れない存在と言えるでしょう。

2000mという距離もサートゥルナーリアにはベストと言えそう。

しかし、そんな2強に割って入る可能性のある1頭の馬がいます。

その馬の名は!

スワーヴリチャード復活!

そう!唯一上記2頭と勝負出来そうな馬は、この馬しかいないと思っています。

昨年の天皇賞秋では、一番人気に支持されるも

まさかの出遅れにより、惨敗。

続くジャパンカップでは、3着と好走も優勝した

アーモンドアイには、かなりの差をつけられてしまいました。

そして、今期はここまで中山記念4着、ドバイシーマクラシック3着、

宝塚記念3着と大きく崩れてはいないものの、同馬のポテンシャルを

考えるとイマイチと言える成績。

ですが、スワーヴリチャードのベスト舞台は、左回りの2000m!

つまり今回の舞台こそが、もっとも同馬の力を最大限に発揮できる

コースであると思っています。

右回りコースは、以前よりはマシになりましたが、やはり左回り

コース適性と比べたら全く及ばないはずです。

そして、距離も2400mよりもマイルよりもちょうど

その間の2000m戦が一番合う。

スピードを活かし、長く良い脚を使える同馬には、ピッタリの距離。

この距離とコースならば、アーモンドアイやサートゥルナーリアとも

互角以上に渡り合えると見ています。

しかし、一つだけ不安なのが今回鞍上が横山典弘騎手になった事。

これまでは、ずっとミルコ・デムーロ騎手が主戦として跨っていた

馬なので、今回デムーロ騎手が乗れなくなったのは、誤算。

初騎乗という面を見ても、プラス材料とは言えず、チャンスの舞台だった

だけに若干残念だなと思っています。

ただ、馬は間違いなく能力が高いので、展開次第では浮上すると思います。

アーモンドアイとサートゥルナーリアのどちらにも勝つとは断言出来ませんが

少なくとも、どちらかの馬より上の着順でゴール出来る能力はあると思います。

展開は、ハイペース濃厚!

アエロリットが逃げるでしょうけれど、スティッフェリオ、

ウインブライト、ダノンプレミアム、アルアインなど結構

かなり力のある先行馬がおり、平均ペースにはならなそう。

アーモンドアイやサートゥルナーリアはこの馬達のすぐ

後ろに控えて競馬をするでしょうから、同じくらいの位置か

もしくは2強の真後ろくらいで競馬をするスワーヴリチャードに

とっては絶好の展開。

得意のロングスパートで消耗戦が出来れば、かなり熱いレースが

期待出来そうな予感!

10月27日が楽しみですね。

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