世界最高賞金1着11億のサウジカップ!
2020年(来年)の2月29日にサウジアラビアの
キング・アブドゥルアズィーズ競馬場において賞金総額20億円の
ザ・サウジカップが開催される予定。
同レースは、今年新設が決まったばかりのレースであり
つまり、来年は第一回目のレースとなります。
1レースで賞金総額20億円というのも驚きですが、
そのレースの優勝馬の賞金はナント11億円というの
ですから、まさに衝撃。
世界のサラブレットにとって夢のGⅠレースと言えます。
また同レースに招待される馬は、登録料も無料であるうえに
各馬の陣営、関係者の滞在費用から遠征費まですべて無料という
まさに国賓(こくひん)級の扱いと言えます。
流石サウジアラビア、超お金持ちの国ですね。
アメリカで行われる高賞金レースのペガサスワールドカップが
登録料として、5000万以上の経費がかかる事を考えると
サウジカップは、かなりの高待遇なレースと言えます。
しかし、これだけ出走馬にも馬主を始め、陣営関係者にも
ありがたい招待レースだけに招待される馬は、厳選な審査を経て
決められる事でしょう。
サウジカップは、ダート1800m戦の左回りコース。
そして、フルゲートは14頭。
各国からその国の一流馬が選出され、招待されるわけですから、
ワールドオールスターレースとなるわけです。
クリソベリルとゴールドドリームが候補!
そんなレースに日本からは、今年のチャンンピオンズカップ優勝馬の
クリソベリルと僅差の2着馬ゴールドドリームが候補として挙がっています。
まだ参戦が確定ではないようですが、クリソベリル陣営も招待されれば
当然断る理由はなく、むしろ喜んで受諾するでしょう。
国内戦無敗馬が、初めて向かう海外競馬。
そして、夢の優勝賞金11億。
もし、クリソベリルがサウジカップを制したら、いきなり獲得賞金が12億となり、
4歳春の時点で現役最高獲得賞金馬となる事でしょう。
さらに次走予定のドバイワールドカップまで勝ってしまったら、
キタサンブラックの生涯獲得賞金をあっさり抜いてしまう可能性もあります。
いやー夢がありますね。
是非招待してもらいたいレースです。
そして、もう1頭ゴールドドリームですが、本当は今年いっぱいで
現役を退く予定でしたが、もし、サウジカップに招待されるので
あれば、もう一年現役を続行するようです。
これってすごい事ですよね。
サウジアラビアの競馬関係者も、引退させる予定だった馬が
レースに出られるなら行くと言われたら、呼びたくなりますよねw
また馬の名前もゴールドドリームですから。
まさに金メダルの夢ですよ。
こんな名前の馬を招待しないわけにはいかないでしょう。
なんて心の中で思っていますwもう書いてしまってますけどね。
クリソベリルには誰が乗る?
問題はここですよね。
普通に考えれば、川田騎手なのだと思いますが、海外のレース。
そして、1着賞金最高額のサウジカップとなれば、陣営も
判断に迷う事でしょう。
同馬には、ルメール騎手も騎乗経験があり、もしゴールドドリームが
選ばれず、クリソベリルのみの招待だったとすれば、ルメール騎手が
鞍上となる可能性も高いと見ています。
そこで、以前ブログにルメール騎手の忖度が活きてくると書いたのですが
もしかすると、これがかなり早い段階で現実となってしまうのか?
ダート最強3歳馬クリソベリル。主戦がルメール騎手になる可能性。
それとも、川田騎手が主戦として堂々とサウジカップに参戦するのか。
いずれにしても、日本馬が海外の最高賞金レースに出られるかも
しれないという話題は、ワクワク感しかありませんね。
是非、2頭とも招待される事を願います。