京王杯2歳Sはファンタジストが制す!
11月3日(土)の東京メイン、京王杯2歳S(GⅡ)は
直線早めに抜け出したファンタジストが、アウィルアウェイの
猛追をしのぎ、ハナ差で優勝。
この日武豊騎手の騎乗は冴えまくり、9Rの南武特別でも
オジュウチョウサンに騎乗し、これもM・デムーロ騎手鞍上の
ブラックプラチナムを1/2馬身差で抑えて勝利を飾りました。
大きいレースでは、良く立場が逆転する二人ですが、この日は
武騎手がある意味借りを返した格好となりました。
スポンサーリンク
デムーロ騎手も京王杯2歳Sは、どうしても勝ちたかったレースだったと
思いますので、悔しかった事でしょう。
それにしても少頭数のレースだったとはいえ、芝1400mのGⅡで
前半の600mのタイムが38秒0。
新馬戦でも中々これだけのスローペースにはならないので、
後方から脚をためたアウィルアウェイにとっては厳しい競馬となりました。
それでも、上り最速の32秒8を繰り出したのですから、強い馬で
ある事は確か、デムーロ騎手も本当は、スローペースと分かったので
少し前目にポジションを上げたかったのだと思います。
ですが、アウィルアウェイの気性を考えると、一回ゴーサインを出して
しまうと止められない馬である事から直線まで動くに動けなかったのでしょう。
一方、武騎手のファンタジストは、インでしっかり脚をためてアウィルアウェイ
が迫ってくるまで追い出しを待ってのゴーサイン。
最後は、仕掛けを我慢した結果のハナ差勝利で、まさに武騎手の神騎乗
だったと言えます。
しかし、アウィルアウェイにとっては不運の競馬となりました。
ペースがもう少し流れていれば、あれだけの末脚を使ったのですから
本来ならば、突き抜けていた可能性は高く、陣営のがっかり感は
大きかった事でしょう。
とにもかくにも、予想はアウィルアウェイを軸にしての2点で的中。
まあ堅い決着ではありましたが、ここは仕方ないでしょう。
アウィルアウェイも近いうちにきっと重賞を獲る馬に
なっているでしょう。
スポンサーリンク
ファンタジーSは、やっぱりダノンファンタジー!!
11月3日(土)の京都メイン、ファンタジーS(GⅢ)は
断然一番人気に支持されたダノンファンタジーが直線力強く
抜け出して、他馬を全く寄せ付けない形での完勝。
想定通りの結果とはいえ、強い勝ち方でした。
3ハロンの上がりも最速の33秒8.
文句なしの勝利でした。
これでいよいよ、グランアレグリアとの再戦の日がグッと
近づいた模様。
まだ現段階では、相手の方が上のような気もしますが、展開次第では
勝負になるはずです。
また来年の桜花賞までは、たっぷり時間がありますので、それまでに
この馬がグランアレグリアを超えるほど成長すれば、逆転できる可能性は
十分にあります。
そういった意味でも今後の成長が楽しみな1頭です。
そして、2着に入ったベルスールもなかなか良い競馬をしました。
ダノンファンタジーとは、差がありましたが、新馬戦で3馬身以上軽く
ちぎった力は伊達ではありませんでした。
まだ2戦目ですからね、これからどういった走りを見せてくれるか
期待したい1頭です。
ファンタジーSも、3点にて予想的中。
2018ファンタジーSを勝つために生まれたダノンファンタジー!
この日の東西メインの勝ち馬ですが、東がファンタジストで
西がダノンファンタジーとファンタジがどちらも入った名前の馬が
勝つという珍しいレースになりました。
偶然とはいえ、こういう事もあるんですねw
スポンサーリンク