2019GⅠ有馬記念!令和のイニシャルを持つアノ馬の出番か!?

有馬記念で3.0.1.1。

過去10年において、有馬記念にその年の菊花賞馬が

出走したのは計5回。

そして、その成績が1着3回、2着0回

3着1回、着外1回。

つまり単純に考えて、勝率60%馬券内率80%という

数字がここではじき出されます。

好走理由としては、12月のこの時期で古馬よりも2キロ軽い

斤量で出られるという点が挙げられます。

成長力の早い馬であれば、この時期はもうすでに古馬と同格の

能力を持っている馬が多く、そこで斤量の恩恵があるのは

間違いなく大きなプラス材料と言えるでしょう。

今年菊花賞馬となった馬は、ワールドプレミア!

そのワールドプレミアが有馬記念に参戦する事となったわけで

上記の数字を見る限り、軽視できない存在。

今年の3歳馬の古馬との成績を見ますと、狙いづらい馬だと

言う意見が多くありますが、有馬記念は何が起こるか分からないレース。

また3歳馬が弱いのではという考えも、時期尚早と言えます。

なぜならば、マイルCSこそ掲示板がやっとのダノンキングリーも

その前の毎日王冠では、出遅れて後方から一気の差し切りで

アエロリットや今年のマイル王インディチャンプをあっさり

負かしました。

天皇賞秋のサートゥルナーリアにおいても、レース中ずっと

掛かりどおしだったと鞍上のスミヨン騎手が言っていたように

本来の力を出せず負けたわけで、完全な力負けとは言えないからです。

そんな中でワールドプレミアもデビュー時から前評判の高かった馬で

あり、しばらくは中々能力を出し切れないレースが続いていましたが

ここに来て、一気に成長してきた感はあります。

友道厩舎の馬でもあり、長距離路線には定評のある厩舎。

そして、何と言っても令和のイニシャルを今回の有馬記念では

このワールドプレミアだけが持っています。

詳しくは、↓に書いてます。

2019GⅠ有馬記念。Vサイン!激走間違いなしのワールドプレミア。

まさにワールドプレミアを後押しするサインやら数値が

揃っている有馬記念。チャンスの一戦でしょう。

アーモンドアイについて。

2019有馬記念、まさかの参戦となったアーモンドアイ。

競馬ファンにとっては歓喜のグランプリレースとなったわけですが

アーモンドアイにとってもまたこのレースを優勝し、獲得賞金も

現役最高のものとしたいところ。

そして、今回はまさにジャパンオールスターメンバーでの一戦で

これほどまで有馬記念に有力馬が集まったのもないのではと

言うくらいの豪華な面々。

アーモンドアイが有馬記念を勝てば、名実ともに文句なしの

現役最強馬の称号を手中におさめたと言えます。

ですが、今回の有馬記念はアーモンドアイにとって、そんなに

簡単なレースではないと見ています。

なぜなら、今回の中山コースはアーモンドアイにとって初の舞台。

また2500mという距離も初。

さらにアーモンドアイ包囲網と言えるほど、圧倒的人気馬ですので

マークは当然厳しくなると想定されます。

外国人騎手も参戦しており、果たして全能力を出し切れるか

心配な面もありますね。

まあ馬券外に飛ぶことはないでしょうけれど、これまで

やってきたレースは、紛れのない東京コースが主流であり

またそれ以前は、同年齢馬と圧倒的レベルの違いがありました。

しかし、今回は中山というトリッキーなコース。

揉まれる競馬を嫌って、前に行った場合、ペースが早くなりすぎて

最後脚が止まるなんて事もないとは限りません。

さらに馬込みに入った場合、他馬に壁を作られて抜け出せなく

なる可能性もゼロではありません。

名手ルメール騎手でも、中山だけは絶対と言い切れないでしょう。

有力馬推しNOⅠ候補。

今回有力馬の中でもっとも推したい馬は、フィエールマン。

何と言っても、鞍上はグランプリ男の池添騎手。

しかも、今回はルメール騎手から急遽スイッチしての騎乗です。

凄くにおいますよね。

有馬と言えば、池添騎手ですから。

また、本来はルメール騎手が乗るはずだった馬なので、ノーザン馬としては

最有力馬の位置にあった馬なわけです。

つまり、もっとも有馬記念で優勝が近い馬だったとも言えます。

それだけ抜かりない仕上げにして、外厩から帰ってきたわけで

状態としては文句なしの絶好調ではないでしょうか。

前走の凱旋門賞は大敗、そして札幌記念も3着とイマイチの成績が

続きましたが、単に洋芝が合わなかったと考えれば、そこまで

悲観する内容ではないでしょう。

今年は天皇賞春で、香港ヴァーズ優勝馬のグローリーヴェイズとの

叩き合いを制し見事優勝。

前年は菊花賞も優勝しており、距離は伸びれば伸びるほど歓迎タイプ。

そういった意味でも有馬記念の2500m戦は、フィエールマンにとっては

もってこいの舞台。

正直今回のメンバーを見通しても、一番に近いくらい距離適性が

ある馬ではないでしょうか。

本格化したリスグラシューもかなり楽しみな存在。

ハーツクライ産駒でもあり、ハーツクライと言えば、有馬記念で

ディープインパクトを破ったレースでもあります。

今回は、それがまさに子供たちの間でも行われるという

なかなか感慨深いレースにもなりそうですね。

まあアーモンドアイはロードカナロア産駒ですけどねw

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