やはり物が違った。その力GⅠ級！
２月３日（日）東京メイン競走、GⅢ東京新聞杯。
府中のマイルで、新たなスターが誕生した
その名は、インディチャンプ。
過去１０年において、１番人気が優勝した事のない
１番人気にとっては鬼門のレースでしたが、インディチャンプに
とって、そんな不安データは関係ありませんでした。
前走、準OP戦を勝ったばかりの馬が、重賞戦でいきなり１番人気。
普通ならば、過剰人気じゃないかと思う人もいるでしょうけれど、
インディチャンプは、並の馬ではありませんでした。
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すでに超一流になりつつある馬なのかもしれません。
今回のレースを見て、それを確信しました。
２０１９東京新聞杯（GⅢ）インディチャンプが３連勝で重賞制覇！
スタートで出遅れて、そこから中団まで押し上げてポジション取りに
脚を使ったのに、さらに直線ではしっかり上がりの脚を使い、最後は
あっさり抜け出し、ソラを使うも完勝。
正直、鞍上が上手く乗ったというイメージはなかったのに
それでも、楽に勝ちきったというレース。
確かにこの時期は内目の馬場状態が良く、インが伸びるとはいえ
この勝ち方は、本当に強いと言える内容でした。
また、いくつかの課題を残し、また不利もありながらも
軽く勝ちきった内容は、インディチャンプが紛れもなくGⅠ級の馬であると
感じた事は確かです。
鞍上の福永騎手もGⅠでも好勝負になるとレース後に語っていました。
インディチャンプを管理する音無調教師は、福永騎手の
今回の騎乗には不満があった様ですけどね。
確かに今回はGⅢでしたので、多少の余裕はありましたが、GⅠでは
一つのミスで勝ちを逃してしまう事になりかねませんので、GⅠ戦に
出走するまでに、今回の課題点を修正して、万全の状態にして欲しいですね。
福永騎手も昨年同様、良い馬にまた出会えたので、このチャンスを絶対に
逃さず、他の有力騎手の手に渡らないようGⅠでは、渾身の騎乗を見せてもらいたいです。
とにかく今回の東京新聞杯は、インディチャンプ一色と言えるほど
強さが際立ったレースでした。本当にこれからが楽しみな馬です。
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他の有力馬について少し。
2着のレッドオルガは、今回牡馬との重賞でしたので
流石に厳しいと思っていましたが、ふたを開けて見れば
まさかまさかの好走。
この馬は、やはり東京マイルが合いますね。
このくらい走れるのであれば、マイルの重賞を勝てる日も
近いかもしれません。
そして、3着サトノアレス。
別の記事でサトノアレスに関しては、書きましたが、やはり
昨年の安田記念4着になっただけはある馬。
前走の大敗から立て直し、府中のマイルでしっかり好走してきました。
なかなか勝てないですが、府中のマイル戦ならば良馬場条件下では
大崩れのないタイプと言えます。
５着のタワーオブロンドンは、やっぱり府中のマイルは長いですね。
もう体つきは完全にスプリント体形ですよね。
胴が詰まっていて、物凄い筋肉の塊のような馬。
そろそろスプリンターとして、完全に決め打ってレースを
使う時が来たのかもしれません。
前走のキャピタルSは、スローペースで息を入れられたので
誤魔化しがききましたが、やはりある程度のペースになると
距離的に持たなくなります。
スプリント戦ならば、今後GⅠも獲れる逸材だと思います。
さて藤沢調教師は、どう判断するのでしょう。
そして、8着のレイエンダですが、今回は大外枠初のマイル戦と
なかなか厳しい条件下の中でのレースでした。
まだマイル戦で見限るほど、ダメな内容ではないのでもう少し
様子を見ながらマイル戦を使っても面白そうですね。
一応上りもメンバー中最速32秒８を使っていますし、ちょっと
流れが早くて戸惑った面もあったと思いますが、初マイルでしたからね。
１８００ｍくらいなら、重賞でも近いうち勝てると思います。
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