GⅢエプソムカップは、上位人気馬の信頼度が高いレース!

さて先週の安田記念が終わり、上半期のG1も残すところ宝塚記念の
1レースのみとなりました。

ずっとG1続きの週でしたが、今週の日曜日の東西メインレースはGⅢ。

スポンサーリンク




そして、6月10日の東京メインは、エプソムカップ。

今回は、そのエプソムカップについての傾向分析をしていきたいと
思います。

GⅢエプソムカップは、上位人気馬の信頼度が高いレースです。

過去10年で1番人気の成績は、(4,4,0,2)と8連対
とかなり安定した数字を叩きだしています。

それは、何と言っても東京芝1800mというコースにあります。

紛れの少ない舞台設定のため、実力馬がしっかり力を発揮できるという
事が一番の要因と言えるでしょう。

2018年の今年1番人気になるであろう馬は、間違いなく
ダイワキャグニーでしょう。

東京コースの巧者であり、1800m戦で言えば、今まで4戦して3勝を
挙げています。

毎日王冠では、4着には敗れたものの多数のG1馬相手に健闘しました。

東京芝1800mは、ダイワキャグニーにとってベスト距離ベストコースと
言えるでしょう。もっとも力を出せる舞台。

そして、今回はまさにその東京芝1800m戦。

良馬場で行われれば、まず勝ち負けできるレベルの馬だと言えます。

またエプソムカップは、1番人気のみならず2番人気~4番人気まで
過去10年で合わせて10連対しています。

つまり、1番人気から4番人気までの組み合わせで、1,2着馬が
ほぼ決まっているというレースなのです。

いわゆる堅いレース。銀行レースと言えます。

GⅢというレースは、結構荒れる要素が強いレースのイメージが
ありますが、エプソムカップは全く違うようです。

次に関東馬、関西馬の連対率ですが、過去10年で関東馬は7連対なのに対し
関西馬は13連対と倍近くの差があります。

ですので、今年はダイワキャグニーを軸に人気の関西馬で馬券を組むと
良いかもしれません。

ただ3着には人気薄が絡むケースが多いので、穴馬狙いなら
ワイドや3連複3連単が好ましいでしょう。

次に脚質ですが、過去10年で逃げ馬は2連対、先行馬が8連対
差し馬が6連対、追い込み馬は4連対となっています。

ですので、データ的には人気の先行馬か差し馬が狙い目です。

また年齢別連対成績ですが、過去10年で4歳馬が13連対と
ぶっちぎり。

3歳馬は連対なし、5歳馬が4連対
6歳馬は3連対、7歳馬以降は連対なしとなっています。

4歳馬が圧倒的に強いレースと言えます。

7歳馬以降の馬は、思い切って馬券から外しても
良いかもしれません。

それでは、データを参考にしながら出走予定馬を見ていきたいと思います。

アデイインザライフ 7歳牡馬

1年4か月の休養を経て、今年の1月より復帰。
2戦消化するも、まだ良化途上。

データ的に7歳馬というのも、消し条件にあてはまる。

エアアンセム 7歳牡馬

この馬もアデイインザライフ同様1年という長期休養を
経て、昨年の10月より復帰。

相手なりに走れるタイプで堅実な馬。

今回のレースでも見限れぬ存在ですが、7歳馬である
というのだけ気がかり。あっても3着か。

グリュイエール 6歳牡馬

前走の準オープン府中Sは、2年休養明けの初戦。

3番手から、力強く抜け出し快勝。

ただ今回は、1800m戦、過去の成績を見ると1800m戦は
4戦してすべて馬券外。

ですが、福永騎手との相性は抜群で3回騎乗し1着2回2着1回の
パーフェクト連対。

福永騎手もこの馬の素質を買っているようで、関西から遠征して
きますので、相当期待しているのでしょう。

果たしてパーフェクト連対継続なるか。

ゴールドサーベラス 6歳牡馬

マイル専用機と言った印象。

1800m戦では、一度も勝ち星も連対すらなし。

前走のメイSでは、後方から競馬をして見せ場なし。
今回も厳しいでしょう。

サトノアーサー 4歳牡馬

前走のメイSは、勝ち馬ダイワキャグニーの0.2秒差の3着。

休み明け初戦、遠征競馬と厳しい競馬だった中での3着は
評価したいところ。

今回は、戸崎騎手が鞍上となります。

G12週連続2着と現在好調期にある騎手。

叩き2戦目で前進可能。

サーブルオール 5歳牡馬

前走の美浦Sでは、レッドローゼスの猛追を振り切り見事1着。

馬が完成の域に近づいてきた模様。

ルメール騎手もサーブルオールを高く評価しているのでしょう。

この馬とのコンビも今回が7戦目。

相性も抜群で、一気に重賞獲りもあるかもしれません。

シャイニープリンス 8歳牡馬

ここ1年は、一度も馬券に絡むことがなく
衰えた印象があります。

データ的にも厳しい。

スマートオーディン 5歳牡馬

東京スポーツ2歳S、毎日杯、京都新聞杯とすでに
重賞を3つも獲っている実力馬。

まさかの2年という長期休養を余儀なくされるとは
思ってもみませんでした。

ダービー5着の後、これからスマートオーディンの時代が来ると
ワクワクしていたのを覚えています。

しかし、まずは復帰出来た事を素直に喜びたいところです。

メンバー的にも即通用してもおかしくはないですが、2年のブランク
がありますからね。

ここは、故障なく無事にゴールしてほしいです。

鞍上は武豊騎手。武騎手が乗りに来るという事は馬がある程度仕上がっているのでしょう。

果たしてどれだけの走りができるか。

スポンサーリンク



ダイワキャグニー 4歳牡馬

この馬が未だ重賞未勝利。そろそろ勝ちたいところでしょう。

今回は、調教も好タイムを叩き出し、確勝を期してこのレースに
のぞむ模様です。

トーセンマタコイヤ 7歳牡馬

東京コースは得意な馬ですが、流石に今回はメンバーが
揃った感じ。

データ的に7歳馬というのも、消し材料。

ハクサンルドルフ 5歳牡馬

追い込み馬で常に展開待ち、
ですが、評価の高い馬で良く人気になります。

個人的にはオープンだといつも一つ足りない印象。

自慢の末脚は、認めますが今回も厳しいと見ます。

ただ鞍上が川田騎手。

この馬にとっては一雨欲しいところです。

日曜日は雨予報。

もし、雨で馬場がかなり渋る事があれば、この馬の出番が
あるやもしれません。

良馬場なら、消し。

バーディーイーグル 8歳牡馬

前走のメイSは、見せ場十分の4着。三浦騎手の好騎乗も
光りました。

しかし、今回は斤量の恩恵はなし。

データ的にも厳しいでしょう。

ブラックスピネル 5歳牡馬

前走は、8か月ぶりのレースも勝ち馬とは1秒差の7着。

良化までは、もうしばらく掛かりそう。

ベルキャニオン 7歳牡馬

7歳馬ながら、常にオープンレース、重賞でもソコソコ走る馬。

馬券内に絡む事は、少ないものの僅差の負けは
評価できます。

今回も3着ならあっても良い馬。

ただ連対となると、データ的には厳しい。

マイネルフロスト 7歳牡馬

8か月ぶりのレースで、ここは叩き台の印象。

夏のローカル戦で狙い目の馬でしょう。

データ的にもここでは消し。

マイネルミラノ 8歳牡馬

ペースメーカーの逃げ馬。

前走のAJCCは、超スローペースに落とし、上手く立ち回っての3着。

今回は流石にあのペースでは、逃げられませんし、斤量58キロで紛れのない
東京コースでは、粘り切れないでしょう。

以上、全頭を分析した結果。

軸はダイワキャグニーで相手は4頭。

サトノアーサー、サーブルオール、グリュイエール、スマートオーディン

ただ、雨が降って馬場がかなり悪化した場合は
サーブルオール、ハクサンルドルフ、マイネルミラノの3頭が有利になるかもしれません。

記事下
スポンサーリンク




GⅢマーメイドSとエプソムカップの結果を振り返る。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする