マジックマンモレイラ騎手がJRAへ移籍?今週の厳選狙い馬。

香港で大活躍のあの騎手が来期は、JRAへ移籍を考えているとの事です。

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通称マジックマン。

そうブラジル出身のジョアン・モレイラ騎手です。

香港では、その圧倒的に強い騎乗力を称して、雷神と
呼ばれているそうです。

現在は34歳。

まだまだこれから活躍する年齢と言えますね。

経歴を調べますと、14歳で騎手学校に入り、18歳で
見習い騎手としてブラジルでデビュー。

南アフリカやブラジルで1000勝以上し、その実績を持って
2009年からシンガポールへと拠点を移す。

2009年シンガポールに移籍して、いきなりリーディング3位になると
2010年から2013年は、常にリーディング1位という驚異の成績をおさめました。

2012年には、国際騎手招待競走で香港競馬に初登場し、優勝を飾った。

こうなると、当然ながら香港競馬が彼を見過ごすはずがありません。

おそらく熱烈なアプローチがあったのでしょう。

そこで、モレイラ騎手は、2013年の10月から香港へと拠点を移しました。

しかし、その2013年ですが、途中からの移籍にもかかわらず
シーズンを終えてみれば、97勝を挙げ、リーディング2位。

ホントに驚きです。

もちろん、その成績を見れば分かると思いますが、翌年からは
当然ながら、リーディング1位を獲得し、過去の最多勝記録も
塗り替えるという雷神と呼ばれるだけの成績をあげています。

そんなモレイラ騎手ですが、香港のGⅠ競走はもちろんの事
海外のGⅠ競走でも目覚ましい活躍をおさめています。

日本馬にも騎乗し、モーリスでチャンピオンズマイル。
サトノクラウンでは、香港ヴァーズ。
ネオリアリズムでは、クイーンエリザベス2世カップ。

そして、ドバイターフではヴィブロス。

まさに優勝請負人と言える現役最高峰に位置する騎手と
いえるでしょう。

日本でもワールドオールスタージョッキーズで来日し
札幌競馬場で飛びぬけた成績を見せつけました。

2016年8月29日、30日の2日間の開催では
20レースに騎乗し、7勝2着4回3着1回と他の騎手も
苦笑いしてしまうほどの騎乗力を見せつけました。

マジックマンと呼ばれる
そのモレイラ騎手が来期からJRAへの移籍を目標にしていると
いうのです。

これには、現在日本で活躍しているミルコ・デムーロ騎手や
クリストフ・ルメール騎手も内心は穏やかではないはずです。

また日本人騎手にとっても、モレイラ騎手がJRA所属の騎手になると
当然ながら、有力馬になかなか乗れる機会が減ってしまうという
リスクは否めません。

もちろん、騎乗力の向上やお互いに切磋琢磨する環境にも
なるかもしれませんが、かなりこわい存在であることには違いないでしょう。

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ただ、JRAの試験は、かなり難しいようです。

日本語が分かる地方競馬所属の騎手でも、なかなか受かる事が出来ず
断念した騎手もいるくらい狭き門と言えます。

デムーロ騎手もルメール騎手も相当勉強をしたと言っていましたし
彼らは今日本語をある程度話せるくらい、頭の良い騎手です。

日本にも短期免許を取得し、特にデムーロ騎手は何度も来日していました。

そう考えると、モレイラ騎手がJRAの試験を合格するには、かなり高いハードルが
待ち受けていると言っても過言ではありません。

馬券を買うファンからしてみれば、モレイラ騎手のJRA移籍は嬉しいですが、
もしモレイラ騎手がこれから10年以上JRAで騎手をする事を考えると
若手騎手の育成と言った面では、どうなのかという問題もあります。

まず間違いなく言える事は、モレイラ騎手がJRAに移籍し、来期から日本で
乗ったとすれば、リーディング1位は確実でしょう。

ケガや長期の騎乗停止などがなければ、100%リーディング1位なのです。

現役で世界一のジョッキーは、ライアン・ムーア騎手と言われていますが
ジョアン・モレイラ騎手もその名手に勝るとも劣らずの騎手。

果たしてモレイラ旋風を巻き起こす事が出来るか見物です。

追記

さて今週の厳選狙い馬をやっていきたいと思います。

もうこれはないでしょうと言えるくらい、堅い馬が
今週はいますね。

今年までの特権でもある降級戦が成しえるレースとも言えます。

確実に勝ち負け・・いや個人的には勝ちしか考えられないと思っています。

すみません、勿体ぶってしまいましたw

その狙い馬とは、ディバインコードです。

6月16日(土)函館メイン競走HTB杯芝1200m戦

1000万下特別。

ハンデ戦でもなく、皆同条件。

3歳牝馬や牡馬は斤量の恩恵がありますが、流石にディバインコードは
オープン馬です。

3歳の橘S以降は、オープンで勝つ事が出来ませんでしたが
重賞競走でも常に差のない競馬をしてきた馬。

前走初の芝1200mの春雷Sでも、勝ったペイシャフェリシタとは
僅か0.2秒差の3着。

これだけの競馬をしてきている馬が、一気に1000万下まで降りてきたわけですから
まず普通にさえ走れば勝つ事でしょう。

他にも降級馬が参戦していますが、僅差で1000万を勝ち上がったばかりの馬や
1600万下では、通用しなかった馬などです。

ディバインコードは、オープンで勝ち負けしていた馬ですので、まるで
レース内容の中身が違います。

オッズは低いと思いますが、確実に勝てるレースと言えます。

さらに鞍上はルメール騎手とくれば、まさに完璧でしょう。

もう1レースは、6月17日(日)阪神メイン米子S

正直に言いますと、このレースは1頭以外買える材料がない
メンバー構成。

1600万下に降級しても勝てないのではと思う
レベルの馬が多数います。

オークス2着のチャッキーノが2年ぶりに復帰しますが、いきなり
好走できるかと言えば疑問です。

そう考えると、本命馬は1頭タイセイサミットしかいません。

メンバー的にも何が何でも逃げたい馬もいませんし、楽に先手を
とれるのも、さらにプラス条件。

馬場が多少渋っても、ダイワメジャー産駒ですので心配ないでしょう。

鉄板軸馬と言えます。

鞍上も福永祐一騎手、他の上位騎手は皆他場へ遠征中。いただきです。

記事下
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宝塚記念、香港の年度代表馬がワーザーワーザー脚を運んできます。

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