大混戦のアーリントンカップ。NHKマイルCの主役となる馬は?

2018年4月14日(土)
第27回アーリントンカップ(G3)が行われます。

舞台は阪神1600m。

かなり骨っぽいメンバーが揃いました。

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その中でも、主役一番人気に支持されるであろう馬は
ルメール騎手鞍上のタワーオブロンドン。

朝日杯フューチュリティステークスの3着馬です。

昨年の京王杯2歳ステークスでは、上がり最速33秒2の
末脚で豪快に突き抜けました。

朝日杯フューチュリティステークスも前走のレース内容から
2番人気に支持されましたが、ダノンプレミアムという怪物
がいましたので、成す術(なすすべ)なく完敗。

3着を確保するのがやっとでした。

今回は休み明けという事もあり、おそらく7、8割の仕上げで
アーリントンカップにのぞむと思われます。

朝日杯は、ダノンプレミアムが強すぎたので何とも言えませんが
タワーオブロンドンは、距離的にマイルだと少し長い印象があります。

まあ今回のレース内容を見れば、そのあたりははっきりすると
思いますが、どうでしょう。

そして、次にタワーオブロンドンと同じ朝日杯に出走し
5着に入線したダノンスマッシュも出走予定です。

朝日杯では、福永騎手が騎乗し、スタートで出遅れたものの
最後は豪快に追い込んできてタワーオブロンドンとは、僅か0.1秒差。

もし、スムーズにスタート出来ていれば、タワーオブロンドンよりも
上の着になっていた可能性のある馬です。

前走のファルコンSでは、一番人気に支持されるも7着と人気を裏切る結果に
なりました。

戸崎騎手の調子が悪いとか遠征慣れしていないため馬が力を発揮できなかった
など、色々凡走した理由はありそうですが、何とも言えないですね。

しかし、今回は走り慣れた阪神に戻りますので、ここでどういう走りが
できるか期待です。

鞍上は、福永騎手ではなく、北村友一騎手が騎乗予定です。

で、その福永騎手と言えば、同じアーリントンカップに
別の馬で出走予定となっています。

騎乗馬は、エアアルマス。

何か強そうな名前ですね。

そう強いんです。

新馬戦は、サウンドキアラに子供扱いされてしまいましたが
次走の阪神1600mでは、1頭だけ別次元の競馬をしました。

3番手から直線に向くと最速の上がりを使い
2着馬に4馬身差をつけ圧勝。

勝ちタイムも1分34秒2と優秀な時計。

ルメール騎手も、タワーオブロンドンをとるか、エアアルマスをとるか
悩んだのではないでしょうか。

アーリントンカップでどんなレースを見せてくれるか
楽しみな1頭です。

4頭目は、毎日杯3着のインディチャンプです。

新馬勝ち、500万勝ちと順調に勝ち上がってきた馬でしたが
勝ちタイムが平凡だった事もあり、あまり強いイメージが
なかったのですが、前走はなかなかの競馬を見せてくれました。

毎日杯を勝ったブラストワンピースは、相当強い馬です。

元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己さんもダノンプレミアムの次に
この馬の名前をあげるくらい素質を感じたのでしょう。

そして、2着に入ったギベオンもスプリングS3着の
マイネルファンロンをフリージア賞で下した強敵。

そのギベオンと接戦しタイム差なしだったのですから
インディチャンプも相当強いと言えます。

今回のアーリントンカップでこの馬が勝つとすれば、
毎日杯優勝馬のブラストワンピースが強いという証明にもなります。

きっと、良いレースをしてくれるはずです。
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5頭目は、パクスアメリカーナです。

新馬戦は1番人気に支持されるも4着。

続いての未勝利戦も3着。

イマイチ勝ちきれない状況が続きましたが
新馬戦の488キロの体重から470キロ
まで絞って出走した3戦目。

舞台は京都1600m

稍重ながら、2番手を追走し、あっさり抜け出すと
1分34秒5のタイムでゴールイン。

そして、4走目が圧巻でした。

舞台は3戦目と同じ京都1600m
こぶし賞。

ここで、出走してきたのが、昨年の朝日杯4着馬
ケイアイノーテック。

圧倒的一番人気に支持され、予想どおりの勝ちきりか
と思いきや、ケイアイノーテックを後ろからマークした
この馬が突き抜けてケイアイノーテックを負かしました。

かなり強い勝ち方をしました。

前走は稍重で、今回のアーリントンカップも雨が降って
稍重になれば、この馬が他馬をあっと言わせるシーンが
あるかもしれません。

鞍上も今春好調の川田騎手ですから、一発ありそうな
雰囲気です。

6頭目は、レッドヴェイロンです。

新馬戦をクビ差の2着。

そこから3戦したものの、なかなか勝ちきれず
陣営もおそらくもやもやしていたでしょう。

しかし、5戦目そのもやもやを完全に吹き飛ばすような
レースを見せました。

1.2倍の圧倒的一番人気に支持されるとルメール騎手は
積極的な逃げを選択。

これが功を奏したのか、気持ちよく走った
レッドヴェイロンは、終わってみれば2着と0.8秒差の
ぶっちぎり勝利をおさめました。

走破タイムもかなり優秀で1分46秒5。

ただ、この週は、時計が出る馬場だった事もあるので
強いかは疑問ですが、すんなり気持ち良く走れれば
面白いかもしれませんね。

鞍上もミルコデムーロ騎手のようですからね。

他にもきさらぎ賞3着のラセットや京王杯2歳Sで上がり2位の脚を
繰り出したピースユニヴァースなども参戦します。

ここを勝ちきった馬が、NHKマイルCで主役候補になりそうです。

私個人としては、インディチャンプとパクスアメリカーナこの2頭が
かなり強いイメージがあります。

そして、休み明けのタワーオブロンドン。

今年のアーリントンカップはかなり楽しみな1戦になりそうです。

記事下
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意外にも皐月賞は、好走している騎手。さあ今度こそ2着返上なるか?

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