意外にも皐月賞は、好走している騎手。さあ今度こそ2着返上なるか?

変化球なし、直球で言います。

その騎手とは、福永祐一騎手です。

中山コースでの成績が悪いと言われている
福永騎手ですが、実は皐月賞に限って言えば良いんです。

なぜかと言われますと、そこは謎なのですが
福永騎手にとって今回は、17度目の皐月賞。

これだけの回数、騎乗しているというのも
驚きです。

福永騎手の皐月賞制覇は、まさに悲願と言えます。

何としても、獲りたいという思いが
伝わってきます。

そして、今回の皐月賞は、本命と目されていた
怪物ダノンプレミアムの回避により、福永騎手のお手馬
ワグネリアンに最大のチャンスがやってきました。

おそらく一番人気になると思いますが、悪くても2番人気。

福永騎手にとってここは力の入る一戦です。

そこでまずは、福永騎手のこれまでの皐月賞の成績について
触れて行こうと思います。

初めて、皐月賞に騎乗したのは、騎手生活僅か3年目の
1998年キングヘイローでした。

3番人気に支持されたキングヘイローを福永騎手は2着に持ってきました。

1着馬はセイウンスカイそして3着馬はスペシャルウィークです。

皐月賞初騎乗でいきなり2着。

この事は福永騎手にとって良いイメージになったのでしょう。

その後の皐月賞では、(17レース中)5レース以外は
人気以上か人気通りの着順に馬を持ってきています。

1998年 キングヘイロー    3番人気  2着
2002年 ゼンノカルナック  14番人気 11着
2003年 エイシンチャンプ   3番人気  3着
2004年 メイショウボーラー  6番人気  3着
2005年 アドマイヤフジ    8番人気  5着
2006年 フサイチリシャール  3番人気  5着✖
2007年 メイショウレガーロ 11番人気  5着
2008年 スマートファルコン 17番人気 18着✖
2009年 アーリーロブスト  10番人気 16着✖
2010年 リルダヴァル     5番人気  6着✖
2012年 ワールドエース    2番人気  2着
2013年 エピファネイア    2番人気  2着
2014年 ベルキャニオン   13番人気  7着
2015年 リアルスティール   2番人気  2着
2016年 アドマイヤダイオウ  7番人気  9着✖
2017年 カデナ        3番人気  9着

このうち馬券内が2着4回3着2回の計6回ですので
馬券内率は3割5分を超えています。

そして、今回はおそらく福永騎手鞍上のワグネリアンが一番人気。

初めて皐月賞で一番人気の馬に乗ります。

今まで通り人気通りに馬を持ってこれるとしたならば
ワグネリアンが皐月賞を制覇する事になります。

G1で一番人気に乗った時の福永騎手は信用できないと
言われる意見が多いですが、そんな汚名を晴らすためにも
ここは是非勝ってもらいたいです。

おそらくダービーよりも皐月賞の方がこの馬にとって
チャンスだと個人的には見ています。

後は福永騎手がこの中山のトリッキーなコースで
どういう騎乗をするかですね。

桜花賞では、枠順が大事という話をしましたが
皐月賞に限っては特に枠順は気にしていません。

福永騎手が内枠に入った時のイメージが
良くないと言うのがありますが、今回は大丈夫だと思います。

なぜならば、今回のメンバーを見る限り、前にいきたい馬と
後ろから行く馬と極端に分かれたため、縦長の展開が予想されます。

4コーナーあたりでごちゃつく可能性はありますが、ワグネリアンが
かかることなく、落ち着いた状態で出走出来ればスムーズな競馬が
出来るのではないかと思います。

ただ一つだけ気になるのは、隣の枠にタイムフライヤーが入った事です。

そして、鞍上はウチパクこと内田博幸騎手。

なんとなく、2012年のゴールドシップとワールドエースが思い出されます。

福永騎手が内を嫌って、大外ぶん回しのレースをしたら、インをついて
突っ込んできた馬に負ける可能性も否定できません。

福永騎手には、是非とも安全策やお手本の騎乗ではなく、勝ちに行く競馬に
徹してもらいたいところです。

一応私の予想見解としましては、ワグネリアンが本命ですが、馬場状態なども
考慮して6頭BOXで勝負したいと思います。

1番  タイムフライヤー
2番  ワグネリアン
5番  キタノコマンドール
9番  オウケンムーン
12番 グレイル
15番 スティルヴィオ

1,2,5,9,12,15の3連複or3連単6頭BOX

タイムフライヤーは、やはり前走5着に負けていますが
G1勝ちをしていて、もうすでに賞金は足りていましたので、
無理に仕上げる必要はありませんでした。

前走の仕上げが7分程度だったとすれば、スローという展開も考えれば
特に悲観する内容ではなかったと思います。

今回はきっちりと仕上げられましたので、この馬本来の力を発揮してくるでしょう。

キタノコマンドールは、馬場を考えますと、跳びが大きいので
ないのかなとは思うのですが、やはり中山となると騎手の力がかなり重要。

そして、鞍上が皐月賞を何度も勝っているデムーロ騎手ですからね。
抑えない訳にはいきませんw

オウケンムーンは、ちょっと実力的に見ても厳しい気がしますが
何と言っても共同通信杯勝ちの馬。

共同通信杯勝ちの馬は、過去5年で4勝しているというこのデータは
やはり無視できませんね。この馬も抑える必要があります。

グレイルは、前走共同通信杯7着に敗れていますが、大外枠でインが
止まらないという特殊な馬場。初の遠征。
いろいろと不運が続いての負けでしたので、まだ見限るには早いと思います。

調教も素晴らしく、走る可能性は十分にあると思います。

スティルヴィオは、ルメール騎手が惚れ込んで朝日杯以外はすべて
騎乗しています。タイムフライヤーにも乗れたのにこちらを選択
したという事は、スティルヴィオの方が能力は上と見たのでしょう。

ズブいので距離は伸びる方が歓迎とルメール騎手が言ってましたが
今回のレースで距離適性も図れるのではと思います。

追記
土曜日のアーリントンカップも6頭BOXで勝負。

1,2,6,10,11,13

ダノンスマッシュ外枠引いたのは良かったですね。
後は出遅れずにスタート決めたら、かなり面白いかもしれません。

叩き2走目もいいですね。今回一気に突き抜けても
おかしくないです。

ワグネリアンは皐月賞馬になれるのか?

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