括目せよ!騎手心理を知れば、美味しい馬券が獲れるある法則。

括目(かつもく)せよ。とは
目をこすってよく見ること、注意してみることなどを意味する表現
ですが、今回の話はまさにそれに当てはまります。

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これをしっかりと知る事で確実に美味しい馬券が
獲れる確率がUPします。

ぜひ、この騎手心理を知っていただき、美味しい馬券を
多くの人に獲ってもらいたいと思います。

まずその前に騎手心理を知るために、読んでいただいてる皆さんに
質問と言いますか聞いていただきたい事があります。

少しだけこの話にお付き合いください。

かなり重要な部分となりますので、聞いて損はしない内容です。

まずは、もしあなたが友人と外食するとして、その予算は2人で3000円だったとします。

予算と合わせて、ネットで美味しい店を探してみると、星5つ中3つのお店が近くに
ありました。

あなたは友人とそこに向かいますが、その途中雰囲気の良いお店が目に止まります。
ネットでそのお店を検索してみると、何と星4つ半のお店でした。

予算も星3つのお店とたいして変わりありません。

さてあなたはどちらを選択しますか?

次は車です。

あなたは車を購入する事に決めました。

車屋さんに行き、勧められるがままにこの車に決めようとしたその時、
以前から車の購入を考えてる旨を伝えていた友人から電話が掛かってきました。

その友人は、以前車関係の仕事をしていて車にはかなり詳しい。

最高の掘り出し物の車を見つけたから、そちらを買った方がいいとの事。

価格を聞くと、どうやら車屋さんで勧められた車と変わりない。

さてあなたはどちらの車を買いますか?

最後は、恋人にしますか。

あなたが3人の人に同時に告白されたら誰と付き合うか。

A 顔 美人(イケメン)で性格も良い
B 顔 普通で性格は可も不可もない。
C 顔 可愛くもなく(ブサメンで)性格も悪い。

さてどうしますか?

もうほとんどの人がだいたい同じ答えになるのではないでしょうか?

私がなぜこんな質問を投げかけたのには、理由があります。

自分自身がそう感じる事というのは、やはり相手もある程度
同じ事を感じている、また考えているという事のつながりを知ってもらいたかったのです。

騎手という視点に立った時、その騎手もまた人間であるという事。

私達馬券を買う側と、感じる事はさほど変わらないということです。

そして、彼らは競馬を生業としているわけです。

当然結果の求められる世界ですから、そこはかなりシビアです。

損得感情があっても、全くそれは必然と言えます。

逆にだからこそ分かり易いとも言えます。

上手い騎手は、より強い馬、勝てる馬を選択できるわけです。

下手な騎手は、なかなか勝てる馬を回してもらえません。
だから、一生懸命技術を磨くわけです。

そうしないと生活していけませんからね。

そして、この騎手心理をしっかりとくみ取れるレースが
かなり存在しています。
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特に分かり易いので言えば、先週のレース。

まず一つは、5月12日(土)に行われた
東京11R京王杯スプリングカップ。

優勝馬は、ムーンクエイク。

そして、鞍上はクリストフ・ルメール騎手。

ちなみにムーンクエイクは、藤沢和雄調教師の
管理する馬。

ルメール騎手と藤沢調教師のコンビと言えば
レイデオロ、ソウルスターリングが有名ですが
とにかく調教師と騎手の相性が良いと言えます。

それだけに信頼関係が高い間柄。

そこで考えることは、今回京王杯スプリングカップに
藤沢調教師の管理する馬がもう1頭出走していました。

その馬とは、サトノアレス。

2番人気の馬です。一方ムーンクエイクは4番人気。

実績を考えますと、明らかにサトノアレスのほうが格上。

前走ムーンクエイクはOP特別で5着なのに対し
サトノアレスは東京新聞杯で2着に来ています。

さらにサトノアレスには、以前ルメール騎手も何度か騎乗しています。

それでも、ムーンクエイクに乗って来たわけです。

藤沢調教師も当然良い馬のほうをルメール騎手に乗せてくる
のは必然。

そうなれば、サトノアレスより着順が上になる可能性は
かなり高かったわけです。結果はまさにそうなりました。

さらにこの日は京都でも同じような事がありました。

それは、京都11Rメイン競走

都大路ステークスです。

優勝馬は、サンマルティン。

そして、鞍上は池添謙一騎手。

そんな池添謙一騎手ですが、近走は2番人気に支持されていた
グァンチャーレに騎乗していました。

グァンチャーレの主戦騎手は、古川騎手でしたが、近走はなかなか
勝てない事もあり、池添騎手が2度乗ったという経緯がありました。

今回の都大路ステークスは、グァンチャーレにとってかなり勝てる可能性の
高いレースでした。

サンマルティンが出走していなければ、おそらく池添騎手がグァンチャーレに
乗っていたのではないかと思います。

ところが、そんな人気馬を蹴って、半年休み明けのサンマルティンを選択
したのですから、かなり勝算があったわけです。

まず、グァンチャーレよりも着順は上と見ていい訳です。

そして、実際その通りになりました。

上位人気馬に乗れるはずの騎手が、他の馬を選択した時は
やはりそこに何らかの意図があるという事を覚えておいたほうがいいと思います。

ただ単に降ろされたと考えられる場合もありますが、仕上がり具合や勝負気配の
ある馬に騎乗スイッチすることは、多々あると考えて馬券を組むべきだと思います。

騎手心理とは、イコール人間心理なわけですから。

そんな心理の中に美味しい馬券は転がっていると言えます。

記事下
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騎手の力量には、越えられない一定の壁が存在している。

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