オークス2018出走予定馬、全頭診断。データで丸裸にします。

さて2018年の5月20日(日)東京競馬場で第79回
G1優駿牝馬オークスが開催されます。

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現時点では、まだ出馬表が出ていませんので、出走を予定
している全20頭について診断していきたいと思います。

まず1頭目は、やはりこの馬。
桜花賞馬アーモンドアイ。

何と言っても、桜花賞の勝ち方は、1頭だけの独壇場と
いった内容の見事なまでの圧勝でした。

オークスも当然ながら、この馬への注目度は一番高いと言えます。

鞍上のルメール騎手も3冠馬になる器の馬と絶賛。

またオークスは、桜花賞を勝った馬が単勝1倍台もしくは2倍台
ならば、過去10年で(3,2,0,1)とほぼ勝ち負け。

さらにノーザンファーム生産馬の1番人気馬の成績は
(3,2,1,0)と馬券内100%

アーモンドアイは、ノーザンファーム生産馬ですので、まさに
これに当てはまります。

ロードカナロア産駒という事もあって距離不安が指摘されていますが
桜花賞馬、ノーザンファーム生産馬と2つも強いデータがありますので
まず間違いなく馬券に絡む事濃厚と言えます。

またオークスは逃げ先行馬よりも、差し追い込み脚質のほうが断然に
有利なデータがありますので、この点もアーモンドアイが好走する確率を
高めているとも言えます。

2頭目は、桜花賞1番人気にして2着馬のラッキーライラック。

桜花賞が終わるまでは、絶対的王者いや王女として君臨していた同馬。

新勢力のアーモンドアイが強すぎた事は誤算でしたが、この馬も
やはり3歳牝馬の中では、今でも一流には違いありません。

逆転があるとすれば、距離適性。

オークスはラッキーライラックの方が、距離適性があると言われています。

もちろん、走って見なければ何とも言えない部分ではありますが
この馬もまたノーザンファーム生産馬。

ラッキーライラックが2番人気ならば、(0,2,1,0)と
勝てていないデータではあるものの、馬券内は必至。

3、4番人気だとしても、(3,0,1,4)と勝ちも十分狙えるデータ。

この馬もキレ脚はある馬。オークスでは中団差しを選択する事でしょう。

鞍上の石橋騎手も、今度は桜花賞時の圧倒的1番人気の重圧はありません。

ラッキーライラックの全能力を出し切れば、好走は十分期待できると見ます。

外厩調整(ノーザンファームしがらき)で今回も仕上がりは万全です。

3頭目は、サトノワルキューレ。

この馬については、別の記事でも何度か取り上げていますので
ここでは、あまり触れない事にします。

とにかく3強のうちの1頭と言ってもいいレベルの馬でしょう。

2018年オークス鉄板軸馬はサトノワルキューレをおいて他になし!

ただ生産がノーザンファームではなく、下河辺牧場というのだけが多少気がかりですが
だからと言って一概にないとは言えません。

過去にあれだけのスローの展開で最後方から差し切ったフローラS優勝馬はいませんからね。
あの内容を見たら、データもすべて吹き飛ばしてしまうほどの勢いです。

そして、データが通じない鞍上ミルコ・デムーロ騎手。

おそらくラッキーライラックとこの馬が2番人気争いをすることが濃厚です。

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4頭目は、マウレア。

前走は不運の17番枠。外すぎた事もあり、コースロスの影響が最後まで響いた形。
それでも、5着掲示板までには来ましたので、力がある事は証明しました。

アーモンドアイとは勝負にならなかったでしょうが、ラッキーライラックには
枠が良ければ、ある程度は接戦を演じる事が出来たのかなと思います。

そして、今回のオークス。かなり距離適性の面で合うのではと言われている馬。

また小柄な馬が意外にも長距離のオークスで台頭するケースがあります。

マウレアの桜花賞時の馬体重は440キロ。

激走の可能性もある馬で注意が必要です。

5頭目は、リリーノーブル。

堅実な馬で、5戦して未だ馬券内から外れた事のない馬。

阪神ジュベナイルフィリーズ2着、桜花賞3着とG1でも堅実に
走っています。

ただルーラシップ産駒という事もあり、早い時計勝負になるとキレ負け
してしまう印象があります。

ひと雨降って馬場が少し渋れば、この馬の出番もあるかもしれません。

6頭目は、トーセンブレス。

当初はNHKマイルCを予定していた馬ですが、予定を変更し
オークス出走を表明。

末脚が最大のウイークポイントである同馬。

アーモンドアイには及ばないものの、その堅実な末脚で
阪神ジュベナイル、桜花賞ともに4着と好走。

オークスでも末脚が光るか、他馬が距離を苦にするなら
馬券内ワンチャンあるかもしれません。

7頭目は、オールフォーラヴ

忘れな草賞優勝馬。

過去10年で2度、忘れな草賞優勝馬が
オークスを制しています。

ですが、今年は桜花賞の上位馬とフローラS優勝馬が
あまりにも強いので、出番は厳しいと見ます。

忘れな草賞もかなりレース内容が高かった事は認めますが、このレース同タイム
で2着のリュヌルージュが前走の矢車賞で勝ち馬に0.3秒差をつけられての3着でしたので
流石に一気にメンバーレベルが上がるオークスではどうでしょう。

8頭目は、カンタービレ

フラワーカップの勝ち馬ですが、鞍上のデムーロ騎手の力も
大きかったと言えます。

しかし、今回オークスでは、サトノワルキューレに騎乗するデムーロ騎手。

選択肢から外された同馬には、厳しいレースと言えるでしょう。

9頭目は、ゴージャスランチ。

6戦してすべて馬券内と堅実な馬ですが、メンバーが一気に上がる今回
果たしてどうなるか。まだ出走できるかは分かりませんが、出てくれば
穴で面白い1頭かもしれません。

10頭目は、スカーレットカラー。

フェアリーSまでは、好走出来ていたのですが、その後はチューリップ賞
桜花賞と惨敗。力の差がはっきりと出てしまった印象。

11頭目は、パイオニアバイオ。

フローラSは、13番人気と低評価ながら2着に好走。

それもそのはず、新馬戦から未勝利戦を勝ち上がるまで8戦も
している馬。フローラSは何と9戦目でした。

しかし、サトノワルキューレと同タイムの2着でしたから
立派です。

長距離適性は高い馬と見ます。

オークスも前でしぶとく粘りこむ場面があるかもしれません。
一応注意が必要な1頭。

12頭目は、レッドサクヤ

エルフィンSの優勝馬。しかし、桜花賞は惨敗。
ここでは、厳しいと見ます。

13頭目は、ウインラナキラ。

未勝利を勝った後、特段内容のよいレースがなく
買い材料なし

14頭目は、ウスベニノキミ。

良い差し脚を持ってはいますが、G1では通じず。

15頭目は、オハナ

前走のフローラSで凡走。距離の壁あり。

16頭目は、サヤカチャン

やはり距離の壁あり。

17頭目は、シスターフラッグ。

現状では、まだ厳しいと見ます。
早い上がりに対応出来ず。

18頭目は、トーホウアルテミス

前走の矢車賞は気分良く行けた事で勝利。

しかし、オークスは気分良く行けたとしても
通用するまでの力はないと見ます。

19頭目は、ランドネ。

前走のスイートピーSは、戸崎騎手の好騎乗に
よるものが大きかったレース。

東京もそろそろ内が荒れてくる頃、先行する
同馬にも厳しい馬場になりそう。

20頭目は、ロサグラウカ。

2戦2勝とまだ底を見せていない馬。

前走は先行してあっさり抜け出し完勝。

レースセンスも良く、これから楽しみな1頭。

オークスでもあっと言わせるシーンはあるかもしれませんが
メンバーが一気に強化でどこまで好走出来るかですね。

以上オークス出走予定馬、全頭診断を終わります。

記事下
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