日本の競馬。
日本のジョッキー特に上位騎手の騎乗レベルは、世界レベルと大きく
変わらないと私は思う。
それは、海外の騎手が短期免許を取得し、日本で騎乗しても
そんなに良い成績はおさめていない。
ミルコやルメールといったJRA所属の騎手を抜けば
短期取得で結果を出すのは、ムーアとモレイラといった
世界でも指折りクラスのジョッキーだけだ。
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(Cデムーロもいましたね。失礼。)
ミルコも日本人騎手のレベルは高いと言っている。
ルメールは、とりあえず相槌を打っていたような気がする。
では、なぜ騎乗レベルが高いのに、海外ではあまり活躍できず、尚且つ
日本では、デムーロやルメールが常に上位を独占しています。
それは、彼らに良い馬が回ってくるから。
なぜでしょう?
それは、勝ちに貪欲だという事です。
別に日本人騎手が勝ちたくないと言っている訳ではありません。
おそらく、同じくらい勝ちたい気持ちは強いはずです。
ですが、そこには壁が存在します。
本当に小さな壁ですが、この壁が破れない。
その重大な訳を話したいと思います。
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日本人の97%が持つ遺伝子。
これが大きな理由です。
サラブレットにしてみれば、大きな欠点なのですが
この遺伝子は仕方ない。
日本人の97%が臆病な遺伝子を持っているという事実。
結構衝撃的ですよね?
でも、感じた事はありますよね?
海外のTVなどを見ていると、結構無謀な事にチャレンジしている人
がいます。超高層ビルを綱渡りしたり、ダイブしてかなりギリギリで
パラシュートを開いたり、こちらから見たらドキドキハラハラです。
手に汗をかいていたりします。
でも、その人達の表情を見ると、本当に楽しそうにやっています。
アメリカ人などは、臆病の遺伝子が半分つまり50%なので二人に一人くらい
の割合でしかありません。
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ですので、日本人の97%はものすごいパーセンテージだと
言えます。
臆病だからこそ生き延びてきたとも言えますし、細心の注意を払えるからこそ
良い製品、災害に強い家なども建てる事が出来たといえます。
臆病な事は、決して悪いことではなく、長所も多い。
ですが、勝負事に弱いのは、紛れもなくこの遺伝子が関係していると言えます。
デムーロ騎手がG1レースに乗るのは、ワクワクするそうですが、日本のジョッキーは
ワクワクも勿論あるでしょうが、胃がキリキリするような気持ちのほうが強いのでは
ないかと思います。
いわば、ポジティブ100%全開の人間とポジティブ30%くらいの人間では
後者がなかなか勝てない理由が分かりますよね。
競馬だけでなく、オリンピックなどを見ていてもそんな場面を目にした事
多くはないですか?
絶対金メダル候補だと言われ続けていた選手が、ほんの油断や慎重になりすぎた結果
力は劣っているはずの相手に全力を出され負けてしまう。
臆病という事は、緊張もかなり強い訳で緊張に負けてしまうと力を発揮出来なくなります。
騎手でも大きいレースはあまり勝てないのに、オープン以下のレースだと素晴らしい騎乗が出来る
騎手って結構います。
この差は、遺伝子の差なので埋めるのは難しい。
でも、この遺伝子を持っていない日本人騎手が現れたら、きっと面白い事になると思います。
武豊騎手を越える凄い若手騎手がいつか出て来て欲しいものです。
競馬 going my way or 強引にマイウェイ 騎手編
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