今年の4歳馬は弱い弱すぎる。本当に強い馬が出て来てくれる事をただ、ただ願うのみ。

2018年今年の4歳馬つまり2017年の3歳世代はまさに最強世代と
言っても過言ではないくらい目覚ましい活躍をしています。

とてもレイデオロをひとくくりにしてレイデオロ世代とは
言ってはいけないくらい素晴らしい馬ばかりです。

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特に皐月賞で走った馬達の活躍ぶりが半端ないですよね。

ファンディーナを除く皐月賞で2着~8着の馬全馬が
その後重賞を獲ってるのですから、本当に驚きです。

まさに芝に関しては、現4歳世代は最強と言えます。

ですが、ダートに関して言いますと、強さの際立っている馬が
残念ながら現時点では一頭もいないのです。

こんなに不作の年も珍しいのかもしれません。

去年は、もしかすると今年の3歳馬は相当レベルが高いのでは
と思われていたのですが、いざ蓋を開けてみると弱かったのです。

その弱さの筆頭馬となってしまったのが、エピカリスでは
ないでしょうか。

デビューから4戦全勝という圧巻の強さを見せていた
エピカリス。

北海道2歳優駿では、その後ジャパンダートダービーを制した
ヒガシウィルウィンを完全に子供扱い。

2秒4というとんでもない差をつけて楽勝。

おそらく多くの競馬ファンもとんでもない怪物が現れたと
ワクワクしていたに違いないはずです。

私もレース映像を見て、あまりの強さに笑ってしまいました。

これは、本物もしやクロフネの再来かと
さえ思わせるほどの強さでした。

そして、その力を引っさげて、挑んだ海外競馬
UAEダービー(G2)。

結果は残念ながら2着だったものの差はわずかアタマ差。

十分に強さを見せてくれました。

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しかし、エピカリスの強さもここまででした。
ベルモントS(G1)の出走を取りやめてから
国内に戻りましたが、あの強さはどこにいったのだろう。

そんな内容の競馬ばかり。

帰国初戦のレパードSは、圧倒的一番人気に支持されるも
3着。

この時は、馬郡に飲まれて追えなかった事が敗因だったと
誰もが感じていた事でしょう。

ですが、次走のみやこSは初古馬との対戦でここでも
一番人気に支持されたエピカリスですが、見せ場すらなく8着に
敗れてしまいました。

次走のマーチSは14着ともはや見る影もなし。

果たしてここからエピカリスは復活できるのでしょうか。

また2017年のヒヤシンスSでエピカリスから0.1秒差で
2着に入ったアディラートですが、1000万下は何とか
突破したものの未だ1600万下で迷走中です。

他の現4歳世代のダート馬も見てみましょう。

ユニコーンSを圧勝したサンライズノヴァ。

しかし、その後古馬になってオープン特別は勝ったものの
重賞では、今一歩。フェブラリーSは4着に来たものの
勝ち馬との差は0.6秒。

さらなる成長を遂げない限り、重賞を勝つ事は難しいでしょう。

次はサンライズソア。

ユニコーンSはハイペースを前目で3着に粘った実績から
この馬の評価が高くなりました。

実際、次走のジャパンダートダービーでは、クビ差の2着
に食い込みました。

その後も古馬相手にまずまずの成績を上げています。

しかし、勝ち切れるほどの力はなく、現4歳馬の中では
上位に位置する馬ですが、この馬も今後の成長が鍵となりそうです。

その他の馬と言えば、前走初重賞挑戦で圧倒的一番人気に支持された
ハイランドピーク。

横山典弘騎手が最後方から競馬をさせた事で惨敗したという可能性も
否めませんが、逃げても古馬相手に勝てたかは分かりません。

マーチSのタイムも良馬場ながら、1分52秒1と早いタイムでしたからね。

あと他に4歳馬で活躍しているオープン馬はいないですよね。

地方馬でジャパンダートダービーを勝ったヒガシウィルウィンも
東京大賞典では、JRAの古馬に全く歯が立たず8着に敗れています。

個人的に今後活躍できそうな馬として一押しは
モズアトラクションですね。

去年の秋以降から力をつけ始め、破竹の3連勝。
その後一度負けましたが、次走できっちり勝ってオープン入りを果たしました。

地方競馬の重賞競走、名古屋大賞典で走るようですが
ここを勝つようならば、この先が楽しみになりそうな一頭です。

また名古屋大賞典には、サンライズソアも出走していますので
こちらも期待したいですね。

2018年の終わりまでには、現4歳世代が弱いと言われないように
強いと言われる馬が出て来て欲しいものです。

追記

3歳馬の中で強くても、それが真実となるには
やはり古馬を負かさないと本物とはならない。

また3歳時や明け4歳時の場合は、まだ古馬との間に
ハンデキャップがあるので、そこで勝ってもまだ強いとは
言えない。

現に2017年の1月東海Sまでは、古馬相手でも
強さを発揮していたグレンツェントもその後同斤量と
なってからは、着順を下げています。

古馬と同斤量になり、ガチンコで勝負して勝利した時
初めてその馬が本当に強いと言われるのでしょう。

これは、芝のレースでも同じだと言えます。

同斤量を背負ってからが、まさにその馬の進化が
問われるのだと思います。

やっぱりミルコだ!スワーヴリチャードが大阪杯とったどー

記事下
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