昼でもモーニン、夜でもモーニン!コウエイエンブレムOP大将陥落。

昨日、行われた2018年の阪神11RコーラルSですが、

2016年のG1フェブラリーS快勝後、勝ちきれず迷走

し続けていたモーニンがついに復活しました。

スポンサーリンク



タイトルの昼でもモーニン、夜でもモーニン
というギャグに釣られていただいた方への
感謝と共に、

まずは、2年ぶりの勝利おめでとうと言いたいですね。

モーニンのここ2戦は、芝1400mの重賞レース。

一戦目の阪神Cは、展開に恵まれ中々の良い脚を使い

突っ込んできましたが、一線級相手とあって優勝馬と0.6秒差の6着。

しかし、2戦目は16着と大敗してしまい、やはり芝では

通用しないと思ったのでしょう。

そして、トップハンデを背負う事を覚悟の上でのぞんだ

今回のレース。

予想通りのトップハンデで負担重量は58.5キロ。

展開は、平均よりは早くなりそうと予想しましたが、

ドリームキラリが逃げて、テーオーヘリオスは2番手に控える形。

さらにコウエイエンブレムも3番手に落ち着いた事から

思ったほど、ペースは上がらず前の馬が有利な展開になりました。

一方優勝したモーニンは、後方から5番手くらいを追走。

展開を考えれば、明らかに前が有利なのですから

モーニンにとっては、厳しい位置取りのはずでした。

しかし、3コーナー手前くらいから徐々に進出を開始。

鞍上の和田騎手のゴーサインに答えると4コーナーを

回る頃には、もう先行勢を捕らえるほどの勢い。

大外を回った分逃げるドリームキラリとの差が若干

広がったものの和田騎手の手綱に答え、しっかりと

差し切り勝ち。

一番強い勝ち方をしました。

スポンサーリンク



ドリームキラリにしても、テーオーヘリオスにしても

余裕のある状態で直線を迎えたわけですから

なかなか止まらないわけです。

しかし、それ以上の脚を駆使して、モーニンは

突き抜けました。

流石G1馬と言うしかないですね。

最近は低迷気味だったと言っても、良く見れば実績はこのメンバーでは

随一だし、なおかつダート1400m戦に関しては地方競馬

以外では負けなしでしたから。

普通に考えれば、このくらいは走って当然の内容だったのです。

私もモーニンの事をちょっと舐めていました。

おそらく今回のレースを見て、陣営も完全ダート路線に戻す

のではないかと思います。

この馬ならば、1200mのダートでもこなせるのではないでしょうか。

地方ならばG1レースもあるので、ぜひモーニンに出走してもらいものです。

それにしても、今回のレースで不可解だったのは

コウエイエンブレムです。

スタートも一番良く、さらに内枠のドリームキラリやテーオーヘリオスを

見ながら行ける外目3番手、何の不利もなく揉まれる事もない絶好の位置取り。

さらに展開も早くならず、どちらかといえば平均よりもスロー気味

まさにコウエイエンブレムにとっては、最高の展開だったはずです。

去年の今頃のコウエイエンブレムならば、いつ前をつかまえるか

といった感じで余裕すらあったはずです。

ところが直線に入ると前を詰めるどころか、全く差が縮まらず

逆に外目からモーニンにあっさり交わされるとやる気をなくしたのか

完全に馬の脚色が鈍り、7着に敗れてしまいました。

確かに阪神コースはあまり得意ではなく、一着をとったのは

1000万下での一回のみです。

しかし、今までどのコースでも大崩れしなかった

この馬が前回のポラリスステークスに続き、また馬券外に飛びました。

やはり、一番の原因は、使い過ぎではないかと思います。

コンスタントに使えるという事は、とても丈夫な馬だという事は

分かりますが、流石にそれでも確実に疲労は蓄積するはずです。

今回の恵まれた展開で、本来の力を

発揮できなかったのですからここは、しばらく休養が必要でしょう。

また立て直して、強いコウエイエンブレムを見せてもらいたいです。

まだまだこんなもので終わる馬ではないと思っています。

松山騎手との相性も良いですから、近い未来、コウエイエンブレムが

重賞制覇するところを見たいですね。

大きいところを勝って、ぜひスポーツ紙の競馬欄の見出しを

松山コウエイ!と大きく飾って欲しいところです。

追記

現在一番気がかりなのは、戸崎騎手です。

最近の戸崎騎手の低迷ぶりは、今までに見たことがないくらい
良くないのではないでしょうか。

昨日の騎乗ぶりを見ても、本当にあの戸崎騎手?と思えるくらい
絶不調。

いつもの戸崎騎手ならば、1,2着の接戦を制し、3,4着の接戦も制してきた
イメージが強くあります。

ところが、その接戦でも近走はかなり競り負けています。

いわゆる、スランプという名前が当てはまる状態と言えます。

JRAに移籍してから、戸崎騎手にとってはもしかすると、
今が一番苦しい時期なのではないでしょうか。

昨日は、中山メイン2番枠のレッドアンシェルを直線で詰まらせてしまい
全能力を引き出す事が出来ませんでした。

そして、本日は大阪杯。

くしくも、昨日のメインと同じ2番枠。

ルメール騎手の代打とはいえ、名馬サトノダイヤモンドを勝利へ導く事が
出来るのか、戸崎騎手にとってここはかなり重要な騎乗場面となります。

ここを勝つ事が出来れば、戸崎騎手もスランプを抜け出す足掛かりになるはず、
何とか、本来の戸崎騎手の姿にいち早く戻ってもらいたい。

そして、サトノダイヤモンドに現役最強馬の冠を!

記事下
スポンサーリンク




大阪杯 スワーヴリチャード

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする