2019NHKマイルC。ミルコ復活!アドマイヤマーズ!

マイル負けなし5戦5勝!アドマイヤマーズ。

やはり、マイルならば強かった!

これでマイル戦は、未だ負けなしの5戦5勝。

鞍上のミルコ・デムーロ騎手も今期初のGⅠ制覇で

喜びもそうですが、ようやく一安堵と言った感じでしょう。

外枠を引いた事もあり、ひょっとすると今回は馬券内すらも

厳しいのではという声もありましたが、終わってみれば完勝。

皐月賞でも好馬体で最高の状態でしたが、上位3頭の馬が強すぎた

事もあり、4着。

もちろん、距離の壁もあった事と思います。

しかし、アドマイヤマーズのベスト舞台は、いかにも

ダイワメジャー産駒らしいマイル戦。

前走の敗戦で少し評価を落としていましたが、ここで

再度能力の高さを証明しました。

一方桜花賞を圧勝し、今回のNHKマイルCでは、ぶっちぎりの

1番人気に支持されたグランアレグリアは4着も審議降着で5着。

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まさかの5着。グランアレグリア。

単勝オッズ1.5倍という断然の支持を受けるだけの

ポテンシャルと得意の東京という事も相まって、誰もが

グランアレグリアの優勝は堅いと見ていました。

とにかく同馬を軸に相手探しといった馬券が多く売れていた

と言えるでしょう。

しかし、結果は何と5着。

それも、ダノンチェイサーの走行を妨害してしまうという

形で、ルメール騎手もこれにより6日間の騎乗停止。

ですが、個人的にはこれはなるべくしてなった事のような

気がしています。

以前のブログでも書きましたが、近走のルメール騎手の騎乗内容は

とにかく馬群を割る競馬を出来るだけせずに、終始安全というか

無難な騎乗をしていました。

強すぎる馬に乗り過ぎた弊害。突如起こったルメール騎手の騎乗変化。

それは、アーモンドアイやサートゥルナーリアの騎乗を控えていた事が

確実に影響していたと思われます。

ところがGⅠレースだけは、人気馬に乗ってる以上無難騎乗は出来ません。

そして、今回のグランアレグリアはまさに、これまでのツケのような

ものが回ってきたのではないかと思っています。

おそらく昨秋のルメール騎手ならば、今回のような騎乗停止になるような

レースにはしてなかったはずです。

結果無理に抜け出そうとして他馬と接触。

ルメール騎手にとっては、レースで負けたうえにダービーで

サートゥルナーリアにも乗れないというかなり痛いGⅠ戦となりました。

今回の騎乗停止は、ルメール騎手にとってもかなり深い一戦になったのではないでしょうか。

やはり、どのレースにおいても常に馬の能力を最大に引き出す

騎乗をする必要があります。

これまで、ルメール騎手が毎回やってきた事です。

ところが、あまりにも強い馬への騎乗を任された事により、そちらへ

意識が強くなりすぎてしまった。

いわば、執着のような気持ちが生まれてしまったのかもしれません。

これにより、ルメール騎手本来の良さが削られてしまったと言えます。

今期は、これで二度目の騎乗停止。

名手ルメールも課題の多い1年になるのかもしれません。

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前走の競馬が活きたカテドラル!

穴馬に推していたカテドラルが、3着に来ました。

スタートさえ決まって好位置をキープ出来れば

チャンスがあると思っていましたが、鞍上の

アヴドゥラ騎手が上手く乗りましたね。

NHKマイル。痛恨の出遅れが奇跡を呼ぶ。一発あるぞカテドラル!

直線では、内目に進路を替え、馬郡の間から突き抜けて

来ました。

アドマイヤマーズには及ばなかったものの、2着ケイデンスコールとの

差は僅かでした。

差し追い込み脚質に転換して見事強さを取り戻したと言える一戦でした。

この先も楽しみになりましたね。

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